ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「世界が見た福島原発災害」

2011-08-08 16:20:34 | 
2011年6月10日発行。緑風出版。

通り一辺の情報しか流さないNHKほか日本のメディア・・・
著者は海外メディアを片っ端からチェックして、ブログにアップしている。

この本は、震災直後およそ60日間の記録。
いまや「ツナミ」同様、世界のジャーナリズムの語彙に入ったという
「ダイイチ」と「フクシマ」

日本政府が情報統制によってフクシマの「沈黙の春」を仕組んだと
様々な場面で思い知らされるが
この期に及んでなお、真実を知らされることがない。
10年後・20年後の日本はどうなっているだろう。

因みにこの著者の本日のブログで
日立製作所会長のとんでもない発言を知った。
7月23日 日経新聞朝刊
「首相が何を言おうと原子力の海外展開を進めたい」と~
経済が潤うことは大切だが、命あってのモノダネだ。
この期に及んでなお、自らの利益のために
制御できないものを利用する思い上がり…


他の地域で暮らさざるを得なくなったフクシマの被災者たちが
いわれのない、思いもつかないイジメに多々あっていると聞く。
せめて、それだけはなくなって欲しい。


本を読んで知ったこと、考えたことについては後ほど・・・

コメント
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