GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

日曜運休と寸借サギ … イギリスの鉄道にて

2004-12-13 | イギリス旅行記2004
「え、列車1本も無いんですか?」

ビアフェスティバル翌日は日曜。WorksopからNottinghamまで、ローカル線のROBIN HOOD LINEで移動する予定だったのですが、よくよく確認したら日曜は全面運休。
幹線ルートに向かうメインルートも、14:00まで走りません。
ダイヤはNational Rail Enquiries Onlineで確認していたのですが、まさか日曜はこんなに違うと思いませんでした。

「この町をぶらつくのも悪くないけど、6時間待ちはちょっと長いなぁ…」
なんて考えながら朝食を食べていたら、Terryさんが現れて
「Sheffieldまでなら車で送って行くよ」
との有難いお言葉。
しかも、お土産にPedigreeのポロシャツとBASS MUSEUMの無料券までプレゼントしてくれました。
さすがに甘えすぎかなぁ…と悩んだのですが、せっかくなのでお言葉に甘えることにしました。
本当に、旅番組のような暖かさに感激。
シェフィールドまでは車で30分。イギリスの景色を眺めながらのドライブも気持ちいい。

シェフィールド-ノッティンガム間は幹線だけあって、すぐ列車に乗れました。
1時間ちょっとでノッティンガムに到着。

「すいません、学校に帰るお金が足りないので、2£貸してくれませんか?」
ホーム出口近くで、女の子に声をかけられました。
…あ、これ『地球の歩き方』で読んだヤツだ! 典型的な手口。

とても犯罪者には見えない、そばかすの似合う学生風の真面目そうな子です。
さっきまでイギリスの人に凄く親切にしてもらったので、本当に困ってるなら悪いなぁ…と思いながらも、
「英語わかんないんですよ。ごめんなさいね」と日本語で逃げました。

翌日のノッティンガム駅。
駅を出た雑踏の中に、昨日の2£さんを発見。
目が合いそうになった瞬間、パッと背を向けて消えていきました。
オチまで『地球の歩き方』と同じ。
とりあえず、本当に困っていたんじゃないと分かって一安心。

日曜ダイヤと寸借サギ。
イギリスにお出かけの際は、お気をつけ下さい。

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