リターンプラモデリング

ガンプラを中心としてキャラもの模型を作ります

3DCGの立体出力2 カッパ頭部出力(第11回 3Dデーターバリエーション作成3)

2011-10-16 23:59:56 | 3D CG
3Dデーターバリエーション作成
出力費節約のため、何種類か出力データーを作って一番低価格なデーターで出力してもらおうと思います

出力品の内部は、ハニカム構造の低密度になっていて、密度を設定で変えられます、今回の出力では最低密度の「中空低密度」にしますが、逆に考えると外側は高密度になると言えます、外側の体積を減らすと出力費の節約になるのではと考えたので、外側の体積を減らすことを考えました、体積は「底面積×高さ」で算出されます、今回の場合は高さは側の厚みです、側の厚みは変更できないので、面積を減らします、表面積を減らすことで外側体積を減らします

部品を出来るだけつなげて表面積を減らしました、切り離して原型を作成します、切り離し面はハニカム構造が露出しますが、パテ等で修正するので問題ありません



胴体

胴体の一部を別部品にするので、前回のスキャンデーターを分割します、分割した部分は面がなくなるので、新たに[コマンド]→[面の生成]、[コマンド]→[面張り]を使って面を生成します



面があまりも複雑になりすぎて面生成が困難になったので、STL修正ツール MoNoGon を使用して修正しました、MoNoGonでは大まかな穴埋めしか出来ませんが、これ以上時間はかけられません
時間がないし、小さいので中空にしてみるということはやめにします

前回の胴体については、過去ブログを参照下さい
ブログ記事一覧 3DCGの立体出力 1回目編

MoNoGon は、3Dプリンタに正しくデーターを渡せないSTLデーターの不具合を修正するソフトウエアで、STL、OBJファイルを入力し不具合を検出、修正してSTLファイルに書き出します、当時日ライセンス800円で使用できます

詳しくはこちら
株式会社カタッチ / 製品 / モノになるポリゴン!MoNoGon - STL修正ツール

他のファイルもSTLファイル修正ツール MoNoGonを使用して、3D立体出力に問題ないデーターに修正します


詳しい手順は、過去ブログを参照下さい
3DCGの立体出力(第12回 STLファイル修正ツール MoNoGonの試用)
3DCGの立体出力(第13回 STLファイル修正ツール MoNoGon出力用データー書き出し)


次回は見積もり

今回ここまで
今回の作業時間 13.5hours

次回を読む
3DCGの立体出力2 カッパ頭部出力(第12回 見積もり)
前回を読む
3DCGの立体出力2 カッパ頭部出力(第10回 3Dデーターバリエーション作成2)
最初から読む
3DCGの立体出力2 カッパ頭部出力(第1回 3Dスキャン、読込み)

参考過去ブログ
ブログ記事一覧 3DCGの立体出力 1回目編
コメント
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