複製作りの作業に興味のある方や、ガンダムが好きで、だらだらと続く神経質な作業を、だらだらと覘いてみたいという方の皆様、はじめまして、リターンプラモデリング管理人の玉才です
あけすぎましておめでとうございます。
このブログはガンプラ旧キットを中心にキャラプラモを作るブログです
製作の手順を事細かに記録しています、場合によっては一見しただけでは違いが分らない写真が並ぶこともあります、でもこれには訳があります、世間一般的な人はプラモデルの製作を低級な趣味だと軽く見ているのではないかと思うのです、形状が成型された部品を枠からもぎとって接着して完成、30分もあれば完成とか思っていることでしょう、だけどそんなに簡単には完成しない、地道で細かな作業を何工程と重ねてようやく完成するものだ、そういうところをこのブログを通じて訴え、理解していただきたいと考えています
まあ、無理ですね
今回から1週間ほど、ガンプラはお休みにして、ワンフェスで販売するカッパのガレージキットを生産します
河童について
この河童は、海洋堂開催の「第2回四万十川かっぱ造形大賞」で優秀作品賞受賞作品を製作者当人がミニチュア化したものです
授賞式の様子
詳しくはこちらで
おひさしぶりです、父ちゃんです。
両面型取り
原型を半分油土に埋め込み、露出した側を型取りして、半分づつ型を作り、この2つの型を合わせて両面が型抜きできる型が完成します
原型
ミリプットエポキシパテで出来ています
これをシリコーンゴムで型取りして、キャストで量産します
上半身
表面が複雑になっている方を最初に型取りします
分割線を原型にペンシルで書き込んで、この位置に油土を大まかに盛る
油土にはレオンクレイS(赤)普通の硬さを使用しています
油土表面をならして、スパチュラで油土を原型に密着させる
スパチュラ
元は彫金用の工具、最近では模型店でも購入できます
5mmプラ棒でキャスト注型口を作る、ドライヤーであぶって曲げます、断面が丸い方が、キャストの流れが良くなります、
5mmプラ棒のキャスト注型口を半分埋める
下部に土手を作る
この土手は、シリコーンゴムの合わせダボの役割をしますが、注型を繰り返すと型が合わなくなって下から漏れてくることがありますが、この土手を付けることで、シリコーンゴムが組み合わさってすきまをふさぎ、漏れを防ぐことが出来ます
油土面にくぼみを作って、型合わせのダボを作ります
ボールジョイントのボールを押し付けてます
空気抜きをに0.3mm細切りプラ板で作ります
空気抜きもシリコーンゴムが硬化後カッターで切るということも出来ますが、0.3mm幅で切断はむずかしいので、あらかじめ作っておきます
余分の油土を切って、型枠を取り付けます
今回はWAVEのシリコーンゴムを使用します
使い方はこちらを参照
手首を何とかする その5(手首型取 再々トライ)
シリコーンゴムに硬化剤を混入して、原型表面に筆で塗ります、この作業に使うと、塗装用では使えなくなるので注意
硬化前に筆についたシリコーンゴムをふき取りアセトンで洗浄する、筆はあらかじめMr.シリコーンバリアを塗っておくと取れやすい
Mr.シリコーンバリア
全体を塗った後、シリコーンゴムが細い糸状になるように高い位置から枠内に流し込む500g使用
片面型取り完了
下半身
上半身と同様の手順で型取りする
分割線を原型にペンシルで書き込んで、この位置に油土を大まかに盛る
形状が複雑なのでややこしいです
油土表面をならして、スパチュラで油土を原型に密着させる
注型口、空気抜き、土手、合わせダボをつくる
型枠を作る
硬化剤を混合したシリコーンゴムを筆で塗る
形状が複雑なので慎重に
シリコーンゴムを流しこんで完了 500g使用
腕
上半身と同様の手順で型取りする
分割線を原型にペンシルで書き込んで、この位置に油土を大まかに盛る
油土表面をならして、スパチュラで油土を原型に密着させる
指先は細かいので慎重に
注型口、空気抜き、土手、合わせダボ、型枠を作る
型枠に今までと違うものを使用していますが、これはGSIクレオスのMr.型取りブロックです
Mr.型取りブロック箱表
Mr.型取りブロック箱裏
Mr.型取りブロック中身
組み合わせによってサイズ調整が出来て、直角度の高い型枠が簡単に出来ます
漏れることはありませんが、ブロックの合わせからシリコーンゴムの染み出しがある
サイズ調整のピッチが16mmずつ
あわせが少しゆるくて外れやすい
などが不満点です
値段も安いし比較的大型のものをよく型取りする人には、便利なのではないでしょうか、同様の商品がボークスからも発売されています
シリコーンゴムの硬化待ちで今回はここまで
次の回を読む
ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産2回(両面型取りその2)
シリコーンゴム型取り関連の記事
シリコーンゴムによる型取り(流木を型取りする 1回)
ブログ記事一覧 「手首をなんとかする」編
あけすぎましておめでとうございます。
このブログはガンプラ旧キットを中心にキャラプラモを作るブログです
製作の手順を事細かに記録しています、場合によっては一見しただけでは違いが分らない写真が並ぶこともあります、でもこれには訳があります、世間一般的な人はプラモデルの製作を低級な趣味だと軽く見ているのではないかと思うのです、形状が成型された部品を枠からもぎとって接着して完成、30分もあれば完成とか思っていることでしょう、だけどそんなに簡単には完成しない、地道で細かな作業を何工程と重ねてようやく完成するものだ、そういうところをこのブログを通じて訴え、理解していただきたいと考えています
まあ、無理ですね
今回から1週間ほど、ガンプラはお休みにして、ワンフェスで販売するカッパのガレージキットを生産します
河童について
この河童は、海洋堂開催の「第2回四万十川かっぱ造形大賞」で優秀作品賞受賞作品を製作者当人がミニチュア化したものです
授賞式の様子
詳しくはこちらで
おひさしぶりです、父ちゃんです。
両面型取り
原型を半分油土に埋め込み、露出した側を型取りして、半分づつ型を作り、この2つの型を合わせて両面が型抜きできる型が完成します
原型
ミリプットエポキシパテで出来ています
これをシリコーンゴムで型取りして、キャストで量産します
上半身
表面が複雑になっている方を最初に型取りします
分割線を原型にペンシルで書き込んで、この位置に油土を大まかに盛る
油土にはレオンクレイS(赤)普通の硬さを使用しています
油土表面をならして、スパチュラで油土を原型に密着させる
スパチュラ
元は彫金用の工具、最近では模型店でも購入できます
5mmプラ棒でキャスト注型口を作る、ドライヤーであぶって曲げます、断面が丸い方が、キャストの流れが良くなります、
5mmプラ棒のキャスト注型口を半分埋める
下部に土手を作る
この土手は、シリコーンゴムの合わせダボの役割をしますが、注型を繰り返すと型が合わなくなって下から漏れてくることがありますが、この土手を付けることで、シリコーンゴムが組み合わさってすきまをふさぎ、漏れを防ぐことが出来ます
油土面にくぼみを作って、型合わせのダボを作ります
ボールジョイントのボールを押し付けてます
空気抜きをに0.3mm細切りプラ板で作ります
空気抜きもシリコーンゴムが硬化後カッターで切るということも出来ますが、0.3mm幅で切断はむずかしいので、あらかじめ作っておきます
余分の油土を切って、型枠を取り付けます
今回はWAVEのシリコーンゴムを使用します
使い方はこちらを参照
手首を何とかする その5(手首型取 再々トライ)
シリコーンゴムに硬化剤を混入して、原型表面に筆で塗ります、この作業に使うと、塗装用では使えなくなるので注意
硬化前に筆についたシリコーンゴムをふき取りアセトンで洗浄する、筆はあらかじめMr.シリコーンバリアを塗っておくと取れやすい
Mr.シリコーンバリア
全体を塗った後、シリコーンゴムが細い糸状になるように高い位置から枠内に流し込む500g使用
片面型取り完了
下半身
上半身と同様の手順で型取りする
分割線を原型にペンシルで書き込んで、この位置に油土を大まかに盛る
形状が複雑なのでややこしいです
油土表面をならして、スパチュラで油土を原型に密着させる
注型口、空気抜き、土手、合わせダボをつくる
型枠を作る
硬化剤を混合したシリコーンゴムを筆で塗る
形状が複雑なので慎重に
シリコーンゴムを流しこんで完了 500g使用
腕
上半身と同様の手順で型取りする
分割線を原型にペンシルで書き込んで、この位置に油土を大まかに盛る
油土表面をならして、スパチュラで油土を原型に密着させる
指先は細かいので慎重に
注型口、空気抜き、土手、合わせダボ、型枠を作る
型枠に今までと違うものを使用していますが、これはGSIクレオスのMr.型取りブロックです
Mr.型取りブロック箱表
Mr.型取りブロック箱裏
Mr.型取りブロック中身
組み合わせによってサイズ調整が出来て、直角度の高い型枠が簡単に出来ます
漏れることはありませんが、ブロックの合わせからシリコーンゴムの染み出しがある
サイズ調整のピッチが16mmずつ
あわせが少しゆるくて外れやすい
などが不満点です
値段も安いし比較的大型のものをよく型取りする人には、便利なのではないでしょうか、同様の商品がボークスからも発売されています
シリコーンゴムの硬化待ちで今回はここまで
次の回を読む
ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産2回(両面型取りその2)
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