2021年(令和3年)2月10日(水)
前回の続きです。西原駅ー原万田駅ー大平駅の次の駅・宮内駅です。大平駅周辺には三池炭鉱の大平社が宮内駅周辺には宮内社宅が密集していました。この宮内社宅跡には新しい住宅が建っています。
白い建物は市のリレーセンターです。
プラットホームも雨よけの庇(ひさし)もきれいに残っています。
庇の左側の2本の柱は駅の標識の跡です。
向こうの小高い山の下には万田社宅があり、万田グランドがありました。ノンプロ球団の試合などもここで開かれていました。後に荒尾第五中学校が建てられ運動場になりましたが、生徒数の減少で廃校になっています。
駅名表示の柱が時の経過を物語っています。
東の方角、終点の平井駅方面です。かつてこの電車は石原プロの「西部警察」のロケにも使われたことがあります。2018年、荒尾市はプラットホーム跡の活用について「既存のプラットホームを修復し、休憩設備を整備する」と計画しているようですが、まだそのままの状態です。
ここには三池炭鉱専用鉄道敷跡と言う看板もありません。もう荒尾市民のなかでも知る人が少なくなっている感じがします。【コメント欄は閉じています。お越しいただきありがとうございました。】