酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

斎王の葬列

2009-09-07 23:30:19 | 酔いどれ日記
 沢村一樹主演のテレビドラマ「斎王の葬列」を見ました。

 原作はかなり前に読んだ覚えがあるけど細かいストーリーは忘れてしまいました。それでも、「斎王の葬列」が映画から舞台になっていたりして、原作と比べて設定が変わっている部分があるのはわかりました。文章で書かれている小説のストーリーを短縮して、映像で表現する2時間ドラマにして、なおかつ、ストーリー全体のつじつまをあわせないといけないから仕方がない部分もあるのでしょう。

 それでも、主演の沢村一樹さんは浅見光彦役にあってると思うし、テレビドラマとして十分に楽しむことができました。

 ところで、浅見光彦シリーズの連続ドラマ化についてという記事にも書きましたが沢村一樹の浅見光彦シリーズは10月から連続ドラマ化されるらしいです。ても1話読みきり方式になるようなのが残念です。

 1時間のうちCMの放送時間をのぞいた実際の放送時間を45分とすると、時間配分としては下のような感じになるのかな。

  プロローグ 1分
  主題歌 1分
  オープニング(浅見家の台所での家族団らん) 3分
  舞台となる土地の取材 3分
  ヒロインとの出会い 3分
  1つ目の事件 3分
  関係者への聞き込み 5分
  2つ目の事件 3分
  警察で身辺調査をされて「浅見さんもお人が悪い」 5分
  関係者への聞き込み 10分
  謎解きと犯人の説得 10分
  ヒロインとの別れ 3分
  エンディング(浅見家の台所での家族団らん) 3分
  エンディング曲 1分
  次回予告・告知 1分

 やっぱり1時間では展開が早すぎますね。事件が3回ぐらい起きてほしいけど、2回が限界だろうな。ヒロインが浅見に少しずつひかれていく様子、浅見が手がかりをつかんでいるはずなのにそれがわからなくて悩む様子、といったことにも時間をさいてほしいけどきっと無理だろう。

 それから、原作と同じように旅情を感じさせるドラマにしたいのであれば、シーンとシーンのあいまに、舞台となる土地の山、川、田畑、森、といった広大な自然を感じさせる風景や、街のたたずまいや歴史を感じさせる建物なんかを30秒ぐらいの時間をかけてじっくりと見せる必要があると思う。でも、そういったところにさける時間もほとんどないんだろうな。

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