デカチョーさんのブログ「追跡!名探偵浅見光彦」で「小樽殺人事件」について書かれていました。
デカチョーさんも書かれていますが、この物語の結末は、すごく悲しい結末でした。
「小樽殺人事件」以外にも、浅見光彦が犯人がわかっても警察には教えない、という終わり方をする話はいくつもあります。
それでも、最後に自殺するために、祥子が高速道路を自動車で無茶なスピードでぶっ飛ばすシーンはなんとも言えないくらい悲しい結末でした。
両親を早くに亡くした二人っきりの姉妹のお互いを思う気持ちがわかるだけに、読み終わってなんだかものすごく落ち込んでしまいました。
内田氏が自作解説やあとがきでよく書いておられますが、内田作品には、本当の悪人って出てこないです。殺人事件の犯人も、しかたなく犯罪を犯すことが多くて、それだけに読み終わって、つらくなっちゃうことが多いです。
それでも、シリーズ作品を続けて読みたくなってしまうのは、浅見光彦をはじめとする浅見家の面々の暖かい人柄のせいなのかなぁ。
デカチョーさんも書かれていますが、この物語の結末は、すごく悲しい結末でした。
「小樽殺人事件」以外にも、浅見光彦が犯人がわかっても警察には教えない、という終わり方をする話はいくつもあります。
それでも、最後に自殺するために、祥子が高速道路を自動車で無茶なスピードでぶっ飛ばすシーンはなんとも言えないくらい悲しい結末でした。
両親を早くに亡くした二人っきりの姉妹のお互いを思う気持ちがわかるだけに、読み終わってなんだかものすごく落ち込んでしまいました。
内田氏が自作解説やあとがきでよく書いておられますが、内田作品には、本当の悪人って出てこないです。殺人事件の犯人も、しかたなく犯罪を犯すことが多くて、それだけに読み終わって、つらくなっちゃうことが多いです。
それでも、シリーズ作品を続けて読みたくなってしまうのは、浅見光彦をはじめとする浅見家の面々の暖かい人柄のせいなのかなぁ。
かなり遅くなってしまいましたが、TBありがとうございます!
犯人が自殺することを想定していながら何もしない自分を、浅見さんは弱虫だと言っていますが、僕はそこまでやさしさを貫き通せるってのは本当の強さなんじゃないかな?なんて思います。
警察に知らせない場合でも、何もしない時もあれば、逆に言外に自殺をすすめてるよう時もありますよね。
そう考えると、浅見光彦は強い心の持ち主なのかも知れませんね。
もっとも、その後でかなり落ち込んでますよね(^^;