酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

伊藤博文

2014-04-15 23:56:04 | 酔いどれ日記
明治前半の歴史を知りたくて、維新三傑の本に続けて、伊藤博文の本を読みました。

伊藤は、憲法や帝国議会ができる前に内閣を作って初代総理大臣になっています。どうしてそうなったのか詳しい経緯がわかったのは良かったです。

また、桂小五郎と同じ長州の人なので、桂小五郎が主役の物語にも伊藤博文が登場していた。しかし、解釈が違う部分がありました。

桂が主役の作品では、桂が結婚する前から伊藤が幾松を知っていたことになっていました。でも、伊藤が主役の作品では、桂が結婚したあとで初めて会ったように感じになっていました。

版籍奉還については、桂小五郎が主役の作品では桂が発案したような感じでした。でも、伊藤博文が主役の本では伊藤が発案したことになっています。

版籍奉還のあとで廃藩置県をしたことで、幕藩体制とは異なる新しい統治体制に変わっているはずです。それなのに、廃藩置県を実施するときの詳しい経緯がわからなかったのが残念です。

●読んだ本
伊藤博文 近代国家を創り上げた宰相 (PHP文庫):Amazon.co.jp:Kindle Store

最新の画像もっと見る

コメントを投稿