「み」：見上げてごらん夜の星を

切ないんだけど前向きになれる。坂本九さんの歌はそういう歌が多いです。「見上げてごらん夜の星を」もそんな感じの歌です。

この歌が歌われていたのは、エロケンが物心がつくかつなかいかぐらいの時だと思います。エロケンは今年で39才です。同世代の人だったら坂本九さんの歌はだいたいわかるんじゃないでしょうか。

今は部屋ごとにテレビがありますが、昔は一家に一台しかないのが普通でした。家族みんなで同じテレビ番組を見ることになるので、自分が好きなアイドルの歌や両親が好きな歌謡曲、演歌などのいろんなジャンルの歌を耳にすることが多かったような気がします。

そういうテレビが一家に一台しかない時代に人気があった歌い手さんというのは、多くの世代に親しまれていました。坂本九さんも多くの世代に親しまれた歌い手さんの一人でした。

そろそろ季節は秋になります。ふとさびしくなったときに「見上げてごらん夜の星を」をはじめとする坂本九さんの歌を聞いてみるといいかもしれませんね。