酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

相次ぐNTTドコモのネットワーク障害について思うこと(その3)

2012-02-27 20:39:27 | 酔いどれ日記
 NTTドコモの、spモードの障害や制御信号の増大によって発生した障害が起こったことについて自分なりに考えたことをまとめています。今回は、障害を起こさずに従来の携帯電話とスマートフォンが統合されたしくみはどうすればできるのかといったことについて考えてみたいと思います。

 キャリア各社が従来の携帯電話とスマートフォンを統合しようとしているのは、利用者の従来の携帯電話とスマートフォンへの移行をできるだけ早く進めたいからでしょう。

 しかし、従来の携帯電話からスマートフォンへの移行にはかなりの時間がかかることでしょう。そのことは、携帯電話からスマートフォンへの移行のように、似て非なるものへ移行した別のケースについて考えてみるとよくわかると思います。NTTドコモのmova端末からFOMA端末への移行や、地上波テレビのアナログ放送からデジタル放送に移行にどのぐらいの時間が必要だったでしょうか。移行していない人よりも移行した人のほうが圧倒的に多い状態、移行した人のほうが主流派の状態になるまでにどのぐらいの時間がかかったでしょうか。また、何の問題もなくすんなりと移行できたでしょうか。

 キャリア各社が従来の携帯電話とスマートフォンをどの程度統合できるかで微妙に異なるとは思いますが、統合するかどうかにするかからず、従来の携帯電話からスマートフォンへの移行にはそれなりの時間がかかると思われます。

 利用者側のいしきからすると、今までとは異なるしくみを使うことへの不安や反発があるでしょう。また、移行前のしくみで充分にことたりているのにわざわざ新しい仕組みに移行する必要性が感じられないということもあるでしょう。さらに、現状では、従来の携帯電話からスマートフォンに移行した場合、今まできなかったことができるようになることもより、今まであたりまえに出来ていたことが出来なくなることのほうが多いような気がします。であれば、移行はなかなか進まないでしょう。

 次回は、障害を起こさずに従来の携帯電話とスマートフォンが統合されたしくみはどうすればできるのか、それが無理なら障害が起こってもそれを回避できるしくみとしてどんなしくみがあるのか、といったことについて考えてみたいと思います。本当なら今回考えるつもりだったのですが、前回からの話のつながりがなく、突然、話題が変わってしまう気がしたので、内容を変えました。

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