酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

「高くついた反アップル戦略 NTTドコモで通信障害続出の真相」の記事を読んで

2012-02-27 21:17:14 | 酔いどれ日記
高くついた反アップル戦略 NTTドコモで通信障害続出の真相  | 町田徹「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]

 上記の記事を読んで、全体的な内容と結論がいまいち理解できませんでした。自分に携帯電話やスマートフォンの技術的な知識や、携帯産業の動向についての知識がないせいかもしれませんが、何かモヤモヤとしていました。

 しかし、ere's eye:第5回 反アップル戦略がドコモ通信障害の原因なのか | アプリオ - Android -の記事に書いてある元記事の概要を読んで、現代ビジネスの記事で言いたいことがなんとくわかった気がしました。

 ere's eye:第5回 反アップル戦略がドコモ通信障害の原因なのかの記事の最後に、「ドコモのApple製品への対抗策が障害続出の根本的な原因かと言われると、「そうではないが、障害の一因ではある」というところだろうか。」と書かれています。おそらく、結論としてはそんな感じなろうなとなんとなく納得しました。

 ところで、高くついた反アップル戦略 NTTドコモで通信障害続出の真相5ページ目には以下のように書かれています。
 これでは、アップルやグーグルといった米国企業が携帯OSのバージョンを変えるたびに、日本の携帯電話会社、メーカー、そしてユーザーが米国企業のリスクを転嫁され、検証させられる宿命を背負い込むことになる。

 この問題は10年以上前から繰り返し指摘されながら、抜本策がとられないまま、いたずらに歳月が経ってしまった。

 10年前といえば、iPhoneもArndroidも存在せず日本国内ではi-mode全盛期でOS問題は存在していませんでした。そのため、ネット上ではこの記述に疑問を抱いているかたもおられました。

 この部分は説明不足になっていますが、携帯OSの話ではなくPCのOSの話のように感じました。筆者は本当は以下のような意味で書かれたのではないかと思いました。

 これでは、アップルやグーグルといった米国企業が携帯OSのバージョンを変えるたびに、日本の携帯電話会社、メーカー、そしてユーザーが米国企業のリスクを転嫁され、検証させられる宿命を背負い込むことになる。

 PCの世界では、同じような問題が10年以上前から繰り返し指摘されながら、抜本策がとられないまま、いたずらに歳月が経ってしまった。スマートフォンは携帯電話の延長線上ではなく、PCの延長線上にある製品である。したがって、スマートフォンのOSは、PCのOSと同じ問題を抱え続けることになるだろう。


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