酔漢庵【ゑゐどれあん】~エロケンの酔いどれ日記~

へっぽこプログラマーのつれづれなる日記です。

相次ぐNTTドコモのネットワーク障害について思うこと(その4)

2012-03-09 23:05:03 | 酔いどれ日記
 NTTドコモの、spモードの障害や制御信号の増大によって発生した障害が起こったことについて自分なりに考えたことをまとめています。少し間があいてしまいました。話がなかなかまとまらず先にすすまないので結論を先に書いておくことにします。

 従来の携帯電話からスマートフォンへの移行には時間がかかる。spモードのように、スマートフォンのしくみを利用して従来の携帯電話で提供していたサービスを利用しようとすると利用者が増えるにつれて何かしらの問題が発生する。

 そういう障害が発生しないようにするための現実的な対策って限られていると思います。スマートフォントと従来の携帯電話を切り替えて利用できる端末を作って発売するのです。そして、従来の携帯電話として利用するときは、スマートフォンのOSや通信機能などは一切使わず、従来の携帯電話とまったく同じしくみで電話、メール、Webブラウザを利用できるにするのです。スマートフォンの端末をベースにするのであれば、日本独自の機能である、おサイフケータイやワンセグなどは搭載しづらいでしょうから、外付けのオプションにしてしまうのです。

 最初は端末が一緒になっているだけで、従来の携帯電話とスマートフォンへのハード、OS、ソフトが両方搭載されている状態からはじめて、長い時間をかけて、モデルチェンジのたびにハード、OS、通信機能を段階的に統合していくのです。

 従来の携帯電話のしくみとスマートフォンのしくみが似て非なるもの、異なるものなのであれば、スマートフォンという新しいしくみに大半の人が移行するまでの間には、両者を無理なく現実的に橋渡しできる端末が必要になる気がします。