出会うべくして……

　運命を信じるかどうかに関係なく、出会うべくして出会ったんだと感じる相手っていうのはきっと誰にでもいるのではないでしょうか。

　松本英子のSquallと、北出菜奈のKISS or KISSは、どちらも、そういう相手への気持ちが歌われています。ただ、歌詞で歌われている女性の性格はかなり違っています。

　Squallは、ずっと探していた運命の人に出会うことができて、つきあっている女性の、つきあっているからこそわかる、喜びと切なさが歌われている感じがします。どちらかというと受け身な感じの女性という印象を受けます。

　KISS or KISSは、出会うべくして出会って相手に自分の想いをストレートにぶつけている女性の気持ちが歌われています。どちらかというと気の強い感じの女性という印象を受けます。

　エロケンは、どちからというと気の強い女性の方が好きかもしれません。というか、どちからというと優柔不断で内気なので、気の強い女性とのほうが相性がいいような気がします。だけで、あまりにも気が強すぎる相手はちょっと苦手かもしれません。