流行感冒

志賀直哉「流行感冒」を読んで

欠点のない人間はいないけど、長所のない人間もいないんだな、と思いました。

作者は、女中の欠点だけを見ていったんはやめさせようとしますが、結局やめさせずにそのまま働かせます。

欠点に気づいてからその女中に対して作者はいやな態度をとっていたのに、長所があることに気づいてから、見直すようになって、いい感じの終わり方になっています。

作者が女中の欠点に気づくまでの過程、欠点に気づいて女中に対してとった無愛想な態度、そのあとの見直してからの態度も、きちんと書かれています。

自分自身のいやな部分もそうでない部分も冷静に見つめて書かれているのはすごいなと思いました。

本屋

「Struts 1.2」と「Postgres 8」の参考書を買うために本屋に行ったが、目当ての本がなかった。

普通の本屋じゃなくて、パソコンやパソコンソフトを売っている電気店で、なおかつ本も売っているようなとこにいかないと、専門的な内容の参考書を探すのは無理かもしれない。