ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第7日 チャイティーヨー

2019-03-02 22:07:24 | Myanmar ミャンマー
2019年1月24日(木)晴れ    31,167歩

21Hostel-Yangon駅ーKyaitoーKin PunーKyaiktiyo PagodaーKin PunーKyaito

宿:列車泊

今日は早朝の列車でチャイテーヨーへ旅行をする予定です。ミャンマー人のヘイテさんは現在働いているレストランの寮が遠いので前夜は知り合いのお寺に泊まって朝6時に宿へ迎えに来てくれる約束をしてくれていました。5時40分に1階のベンチで寝ていた管理人に宿のドアを開けて頂きチェックアウトしました。5時45分にはミャンマー人にしては珍しく時間を守るヘイテさんが来てくれたので、歩いてヤンゴン駅に向かいました。
ヤンゴン駅には発券窓口が3つあり、最初の窓口でヘイテさんがチャイトー行きのアッパークラスのチケットを買おうとすると、北側の窓口に行くように言われたようです。ミャンマー語が解らずに片言の英語で果たしてチケットが買えたのか?ミャンマー人の友人と一緒に来て良かったなあ・・・と思いました。パスポートを提出して買えたチケットの料金は2,400チャットでした。




列車の出発時間は7時15分。少し時間があったので、駅の近くで朝食を食べようとヘイテが開いている店を捜してくれました。メニューがあるレストランでなくて地元の屋台だから注文なんて無理。ヘイテさんは豆ご飯と魚を干したものを選んでくれました。




食後、ホームに停車している列車のコーチ番号1、C5の座席までヘイテさんが案内してくれました。彼は本当に気が利いて優しいミャンマー人です。




上りの列車89UPは定刻の7時15分にヤンゴン駅を出発しました。アッパーシートの車両は3列シートです。前席との距離が広くてフットレストに足が届かない程でした。日本人サイズでなくて背が高いヨーロッパ人に合わせたサイズに思えました。古いけれどシートはふかふかです。


豪華な車内ですが、トイレは線路が見える穴だけの旧式です。


車窓は4年前の自転車旅行でバゴーから乗った路線だから、以前と同じ景色が広がっていました。


バゴーで停車すると売り子が乗ってきて車内をお菓子などを売り歩きましたが、上手く頭に乗せてバランスを取るのに感心しました。


12時前にチャイトー駅で下車すると駅前のロータリーにピックアップのトラックが停まっていました。外国人はフランス人カップルと我々日本人2人とスウェーデン男性の合計5人だけでした。500チャットを支払ってキンプンへ向かいました。


キンプンから山頂への政府運営のトラックは6人が横1列にギュウギュウに詰めて乗せられました。高い荷台に乗る為の台から幌を開けたトラックに乗ります。後ろを見ると人だらけ!




12時50分にトラックは急坂を登り始めましたが、何か所かのチェックポイントで停まります。銃を持った兵士が居ました。


3回目の停車時にトラックの料金2000チャットを徴収されました。山頂まで約1時間とガイドブックに書いてありましたが、50分ほど走るとトラックが停まり、降りる人が居ましたが2~3人だけでした。何で?と思って見上げるとSKY ASIAの文字が見え、振り向くとロープーウェイが山頂に伸びていました。ここで降りてロープーウェイで山頂へ行けるようです。




更にトラックが進み、全員が降ろされました。


荷物を竹で編んだ篭に担ぐボッカさんが居たり、歩くのが嫌で4人が担ぐ篭に乗る人も居ましたが我々は全ての荷物を担いでゴールデンロックを目指しました。






ゴールデンロックまではそれ程急な坂はありません。しばらく進むとチェックポイントがあり、ここで入山料10,000チャットを支払います。最新版の地球の歩き方には6,000チャットと書いてありましたが値上がりしたようです。


途中から靴は脱がなければなりません。大理石は焼けていなくて熱くありませんがコンクリートで日が当たる所は足裏が熱いです。


ゴーデンロックが見えてきましたが思っていたより小さい。おまけに足場が組んであって見栄えが悪い。


足場の中では岩の掃除をしている人や金箔を岩に貼っている人がいました。岩に降れる場所まで行けますがスマホやカメラを持つ事は係員から制止されて手ぶらで入らなければなりません。


良い写真が撮れる場所を求めて岩の前や後ろを捜しましたが足場があるので美しいショットは撮れませんでした。




奥の院らしい寺院が見えましたが、遠くて行く気になれない。


地元の人達の様に屋台で食べる気にもなれないのでキンプンまでトラックで下って今夜の宿を捜すことにしました。


チャイトー駅の南側の国道沿いを歩いてみました。腹が減っていると判断を誤るので先ず屋台でバナナを買いました。700チャット、約52円。安いです。


Happy Guest Houseの部屋を見せてもらうと、ドアはチーク材でしっかりしているし、ベッドは大きくシーツカバーも豪華、タオルも朝食も付いて2人で20,000チャットでした。ヤンゴンより地方はいい。お奨めの宿ですが、山脇氏と相談してここのレストランで食事して泊まらないで夜行列車に乗ることにしました。ビール1本とヤキトリ、魚、焼き飯2皿が15,400チャットでした。この焼飯はバツグンの味でした。旨かった!(サーロカウンデ!)と厨房のお兄さんに挨拶したらニコニコしていた。レストランのオバサンは英語が解るし、とてもいい印象のお店でした。






午後8時に食事を済ませて駅に戻ると発券窓口の前の待合室はベンチを並べた、まるで映画館。列車待ちしている人達がテレビの画面を見ていました。


ミャンマー文字の数字は読めませんが、駅名も時刻も英語とアラビア数字の掲示があるので安心です。23:55の36DN列車に乗ることにしました。


発券は出発の1時間前なので、駅構内をウロウロしていたところ、スマホを充電している台を見つけました。書いてある文字は分かりませんがコンセントがあり、スマホが置いてあったので、自分のスマホをここで充電しました。日本より便利かも?


22時30分、窓口がオープンしたのでヤンゴン行きのアッパーシートを買おうと申し出ましたが満席。次の1時半の列車も満席でした。仕方ないのでオーディナリーシートのチケットを購入しました。


往きは1人1枚のチケットでしたが、帰りは2人で1枚の切符。1200チャット/人。


日本語を話せるオジサンが話しかけてきました。夜遅く駅に居ても寂しくないし、危険もありません。


指定されたコーチNoは2号車でシートは45と46。チケットを売ってくれた係員が先頭から7両目だと教えてくれましたが、列車がホームに入って来ると普段着の車掌が手招きしてくれました。普通車に乗った外人は我々2人だけだったので、車掌に無線で連絡が入っていたのかな?と思うけど、事実は解らない。プラスチック製の座席でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第8日 ヤンゴン(人民公園) | トップ | 第6日 ヤンゴン(ミャンマ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Myanmar ミャンマー」カテゴリの最新記事