ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

四国絵の展示会に向かって12

2023-03-05 20:47:58 | 旅行

☆牧野富太郎に触れてきた

牧野植物園では、
朝ドラ採用の記念の一つとして、
洋ラン展が開催されています。
まあランですから次々と
様々な形の花が咲いていました。
ぐるりんと温室内を一周して、
出口から温室の外に出てきました。

この温室が植物園のすべてか
というとそうではありません。
屋外の五台山の山々の斜面も
約8haが植物園なのです。

山の斜面に歩きだしてみましょう。



ここでは植物を自然の中で
咲かせたりしていますが、
今の寒い時期はやはりあきませんね。
あまり花が咲いていません。



銅像が建てられています。



手には何を持っているのかなあ。
調べてみたら、右手に持っているのは
「キノコ」なんだそうです。
花じゃなかったんですね。



それにねえ、足元には草のような
彫り物が満載です。
草むらできのこを持ち、
嬉しそうなおっさん。
凄い銅像ですね。

これからも朝ドラに出てくるのかなあ。

そういえば、テーマソングは
どんなんでしょうか、
花をあしらったような
華やかな曲なんですかねえ。

手持ちの地図を見てみると、
この園地の奥の方に展示館もあるようです。
そちらに向かってゆきましょう。



森の中を端っこながめたり、
木の枝の枯れた並びでさえ
花に見えてきたりします。



展示館の周りには、
スエコザサが生えていますね。



そしてその片隅には、
ヤッコソウの模型が置かれています。

ほんとはもっと小さいもので
この辺りでは室戸岬方面に
あるような感じです。
大名行列に並ぶやっこのような感じから、
この名前が付けられたそうです。

そうそうこのブログを描いているときに、
神戸で「コウベタヌキノショクダイ」という、
絶滅したという変わった名前の植物が
見つかったとニュースされていました。
うわ~これもまた牧野さんの
発見した植物かというと
そうではなかったようですね。
タヌキノショクダイかあ、
一度見てみたいですね。

展示館の中には、牧野さんの
テレビ紹介とかもやっていましたね。
座ってゆっくり見ました。
どちらかと言えば、
恵まれた家庭の子供だったようですね。
東大に出入りを許され、
関東の方で活躍し、
博士号もとったようです。

これが彼の研究をしている様子。



彼の研究の中でも、
標本つくりや絵を描くことは
相当な作業だったようです。
新聞紙でくるんだ標本も
たくさんありましたが、
その新聞自体も古くて
値打ちがあるものもあるようですね。



こんな展示があったり、
パネルでも彼の標本の新聞紙は
空襲等で焼けた新聞の欠番を
補充する重要なものであった
ことがかかれていました。

また、彼はそんな標本をもとに
絵を描いていました。
当時写真も貴重で、
細かい種の分類を表すための絵を
しっかり描いていました。



使った筆は細い面相筆で、
それで描き続けたそうです。



なんと、doironが絵手紙類を
書くときと同じ筆ですね。
なんかうれしいな。



ひとつの植物を線で表すという
彼の絵は彼の情熱のこもった
すさまじい絵だったと言われています。
展示されている様々なパネルには
そんな細かいことも書かれていました。

当時、彼の研究は筆で書かれた
絵などで進められていました。
そこには見た目の花やかさは
あまりないのですが、
今の時代の研究だったら
どれほど花やかな
仕事だったことでしょう。

ここに掲げられいる、
今風の写真のパネルなんかは
とても花やかなものでした。



さあそんな展示館を出て
出口の本館の方に向かいましょう。
ここにきてよかったです。
牧野富太郎にまた少し
近づいたような気がする
doironなのでした。

続く


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