ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

九州薩摩の開聞岳12

2022-11-17 20:52:12 | 山行き

病気を体にかかえつつも、
まわりのみなさんにささえられ
いろんな事が出来ています。

こうして開聞岳に登れたのも、
友達のあったかい気持ちに
支えられてここまで来れたからです。



普段からやってるトレーニングも、
周りに知り合いがたくさんいてるから
できるわけで、本当にすべて
みんなに支えられてやってます。

絵を描くのだってそう。

カレンダーをもらっていただいたり、
新聞社の人に選んでいただいたりしながら、
筆を走らせているわけです。
そういえば、筆も走るというんですね。
趣味はスポーツからお絵かきにと
全く変わったけど、
走らせているのは同じなわけだ。

今回、開聞岳に登ったのも
そんなすべての感謝の先っぽにある
イベントの一つだったのですねえ。

いやあ本当にありがたい。

これからは開聞岳の下りですね。
体が元気な時は山の下りは、
めちゃめちゃ得意でした。
当時、二回褒められたことがありますよ。

大江山マラソンで山を走って下っているとき、
一人追い抜いたんですが、
その人が残酷マラソンの主催者の人で、
ゴール後わざわざ近づいてきて、
うちのレースにも出てくださいよ
と言われたことがあります。

「いやあ、もう出ていますよ」
とそんな話をしました。
その時は年代別であと一人で
表彰まで行ったときでした。

また六甲の縦走で、
宝塚に下る最後の下りで、
ベテランの自転車野郎に
後刻休憩中に追いついてきて
「下りでランの人に追いつけなかったのは、
あんたが初めてや」と言われました。

なんとまああの大会で
優勝した時のことでした。

下りが得意なのは、
目がいいことが一つの原因
として挙げられます。

一歩前に足を置くときには、
目はすでにその4~5歩くらい先を
見ているからです。

思い切って下ってゆくのは、
めちゃめちゃ得意なんです。

そうそう、あの立山を走って
下った時の速さは、
今でも日本最速だったんじゃないか
って思っているくらいです。

きっと山猿みたいに
飛んでいたんでしょうねえ。
あの時は走りながら、登山者の悲鳴を
聞いたもんなあ。

しかしまあ66歳にもなったら、
下り走りの基本となる目力も
衰えますね。
今は目線も4~5歩先までいかず、
1~2歩先が見えているくらいです。
まあそれでも、かなり早かったと思います。

トータルで考えたら1時間くらいで
開聞岳を下りおりました。
下り始めたのが12時半で
二合目に着いたのが1時50分。
途中で20分くらいは、
二人を待ったりしたからね。
また火山のゴロ石の塊で



しりもち着きそうになったのも、
バク転でこらえ、
飛び損ねた時もリジョンソンのように
のりきりました。
そして最後はやはり4回転アクセルで
着地したくらいです。

きつかった登りのしんどさも、
体に無理なく一気に乗り切れて、
とても楽しかったです。

体を壊してから、
あんなに快調で気持ちよかったのは
初めてでしたね。
神様がくれた久々の楽しみでした。

いいですねえ。
こういう動きは。
これからときどき山を走り下りる、
こんな練習をしようかな
なんて思ってしまいました。

しないけど・・。

登山入り口で3人集合し、
車へ戻るとさきに5合目から
下山した二人とも合流です。
話を聞いたら、ひとりが思いっきり転倒し、
肩を強打したそうです。
そんなこともあっての、
下山だったそうです。

いやあ、あの五合目から先が
しんどかったから、
それでちょうどよかったのかもしれません。

こうしてわれら5人の開聞岳登山は
終わりましたよ。
ではここから車に乗って
桜島に向かうのですが、
その前に一つだけ寄り道しなければ
いけないところがあったのです。

続く。

コメント
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