ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

高野街道 河内長野から1本道

2021-05-24 20:54:26 | ウォーキング

京都など日常の暮らしから
仏教の聖地高野山
を結ぶ道が高野街道です。

そしてこの高野街道には、
堺から続く西高野街道、
四天王寺から続く下高野街道、
杭全神社から続く中高野街道、
京都から生駒山ろくを続く
東高野街道があります。

これらの経路は出発地が違うだけで、
すべての街道は河内長野からは
1本の道となり、高野へと向かっていきます。

まあ街道歩きにはちょうどいい
楽しめる道ですね。
西高野街道だと全長58kmあります。

この西高野街道を中心に、
こんな本も出されており、
経路も詳しく記載されています。



図書館で借りてきた本です。

ほかにも多分案内本は色々あるんでしょうねえ。
またそしてそんな本に加えて、
地域の地図を中心に
地元では手持ちのガイドも
出されていたりしますので、



今回の歩きはそれらを参考にして
進んで行くことにしましょう。

河内長野の観光案内所の前の道には、
こんな道標も立っています。



この道標は河内長野の
市政50周年を記念して作られたもので、
「銅鐸」と「梵鐘」をイメージして
作られたそうです。

ではここから、堺市から続く
高野街道の第2部として
歩いて行くことにします。

茶色の道を踏んでいきます。



歩きだしてすぐに立派な
クスノキがありますね。



河内長野指定の天然記念物です。



鋳物師である吉年邸にそびえています。
高野街道を歩いている人の
目安になったでしょうねえ。
その先あったのが長野神社です。



市の生成時に長野町からこの市名が
生まれたとされています。



そしてこの神社には大阪府の
天然記念物であるカシの木があります。
これもまた目印になったでしょうねえ。
道の横にはこんな道標も立っています。



見慣れた道標ですね。

わかりやすく描かれているのでいいですねえ。
それに道路の真ん中には
こんな高野街道と書かれた石も
埋め込まれています。



マンホールのふたは
市の木「クスノキ」が彫られています。



こうしてあちこち眺めていると、
気になるものがいっぱいあって、
ああこの道はこれからも
いろいろ楽しませてくれそう
というような期待を抱かせてくれますねえ。



あれ、スギ玉がいくつか
ぶら下がっていますよ。





そう、このあたりは高野街道酒蔵通り
といわれています。



河内長野のお酒と言えば、
やはり一番に上がってくるのが
「天野酒」ですね。
それは室町時代に天野山金剛寺で
醸されたという僧房酒の呼称。
あの豊臣秀吉にもこのまれたお酒で、
ここの西條合資会社で製造され、



旧の店舗などは幕末から
明治初期の建築で、
国の登録有形文化財です。



現役で仕事をしていた頃、
この市の担当者がとても親切な人で、
良くこのお酒を飲ませてくれましたねえ。
あ、時間外に、ですよ。

そういえばあの職員は
どうしているでしょう。

家で豚を飼ってて、
それが逃げ出して捕まえるのに
苦労したそうです。

捕まえるところって、
耳かしっぽしかないんだようって
大騒ぎだったそうです。
お酒を飲みながら大笑いで
そんな話をしたのを思い出しました。

その先で道は石川を渡ります。



大和川の上流にあたりますね。
橋げたには「舊西條橋」と名前がついています。
「舊」はこういう昔の街道とかを
歩くときにはよくでてきますね。
「旧」といういみです。

そのはしをわたったところが、
急斜面で登っています。
昔、ここの橋は水面のぎりぎりのところに
かけられていたそうで、
周りに比べてかなり低い所を
渡ったんだそうです。
なので、元の道の高さに戻るまでは
かなりの坂道を上がったそうです。
その坂道の名前は・・・

続く

コメント
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