イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

O.S.vsオービック

2006年12月02日 | スポーツ
◇今日は11月30日の記事でも少し触れた通り、横浜スタジアムでX
リーグ(オービック・シーガルズvsオンワード・スカイラークス)を観戦。
リーグ戦(中地区)、ファイナル6に入ってのvs内外電機を通して、凄
まじい破壊力を見せて来たオービックの攻撃を、東地区での5試合で
計40失点という堅守を誇るOSがどの様に受け止めるのかな、と思いつつ観戦に臨
みました。

第1Qはオービックが押し気味に進めますが、OS守備陣が踏ん張って両チーム無得
点で第2Qへ。残り12分45秒、RB古谷(拓)選手の活躍で敵陣深く攻め込んだオー
ビックが、同じく古谷選手のTDランで先制(7-0)。
しかしOSもすかさず反撃。第1Qでは止められていたランが徐々に出始めて前進する
と、残り9分19秒にQB冨澤選手からWR前田選手にTDパスが決まって7-7の同
点に。
この後、残り2分を切ったところで、オービックの金親選手が46ヤードのFGを決めて、
10-7とオービックがリードして試合は後半へ。
迎えた第3Q。OSが相手のファンブルと反則に乗じて敵陣深く攻め込みますが、LB
早坂選手の好タックルなどオービック守備陣の頑張りで、ここはFGに留まり10-10
の同点。
この後、残り5分になろうかという所でオービックDB金子選手がINTを奪い、それをき
っかけにオービックがリズム良く攻め込む場面もありましたが得点には至らず…同点
のまま第4Qへ―
残り12分台に入りOSが敵陣15ヤード地点まで攻め込むと、RB杉澤選手が15ヤー
ドのTDランを挙げ、OSがこの試合で初めてリードを奪います(17-10)。
反撃したいオービックですが、QB龍村選手がサックを浴びる場面が目立ち始め、なか
なかオフェンスが進みません。それでも残り4分18秒に金親選手が49ヤードのFGを
成功させて、13-17と食らい付きます。
更に直後のキックオフが好キックとなり、OSは自陣1ヤード地点からの攻撃を強いら
れます。これはモメンタムがオービックに傾いたかと思われました…が、OSは粘り強
く攻撃を展開。残り3分を切ったところで、冨澤選手からWR井本選手にパスが通って
1stダウンを更新。このドライブは得点には繋がらなかったものの、大ピンチから脱出
してOSの勝利が少し見えて来ました。
残り1分台に入って、オービックも必死の反撃。相手の反則等もあって敵陣28ヤード
まで攻め込みますが、残り39秒での4thダウンでの攻撃が失敗に終わって、万事休
す…
結局17-13でOSが逃げ切り、12月16日のXボウルに駒を進めました(対戦相手
は松下電工を13-6で降した鹿島ディアーズ)。

前半は非常に拮抗した戦いが展開されていましたが、後半に入るとOSが攻守に上
手く相手にアジャストして、点差以上に押し込んでいた様に感じられました。
第3QのINTや第4Qの好キックオフなど、オービックにも試合の流れを掴めそうな場
面があったのですが、そこで相手に得点させなかったOSが一枚上手だった、という
ところでしょうか…

◇何はともあれ、好ゲームを見る事が出来て良かったっス。この試合を見に行く事に
したのは、赤レンガ倉庫で行われている「木のきいた展覧会」に足を運ぶ事になった
のがきっかけだったのですが―展覧会の模様については後日触れてみようと思って
います。