19日は旧暦の3月3日、沖縄のひなまつり?「浜下り(ハマウリ)」。
大潮回りで、先週末から今週末にかけて潮干狩りの人でがにぎやかとなる。
本土(ヤマト)の潮干狩りと違い、獲物は貝だけじゃなく、逃げ遅れた潮溜まりの魚類からアーサやモズクなどの海草も含まれる。
最近は「サニツ」とも呼ばれる「浜下り」の行事も、初夏のような気候で水温も上がるこの時期を一家総出で楽しむレジャーに様変わりしているようだ。
行事としては、旧暦3日から5日の3日間にかけて行われる盛大な祭りが沖縄県与那城町平安座(ヘンザ)に残っている。
平安座島最大の伝統行事である「サングヮチャー」だ。
平安座島は与那城村の屋ヶ名から伸びる約5キロの海を渡る「海中道路」で有名な島。
沖縄ターミナル・沖縄石油精製・沖縄石油基地の3企業の保有管理する大きな貯蔵タンクが並んでいる石油備蓄基地の島。
ダイビングでは先に連なる伊計島に行っても、ここ平安座島は素通りだった。
なので平安座の集落は島の海中道路口の周辺だけだった。
ここで伝統行事が残っていたなんて、ちょっと感慨深い。
「いじゆきや なじゆきや~
にらやぐむい <ニライ海>
かなやぐむい <カナイ海>
まくぶいゆや <マクブ(シロクラベラ)は>
しいなふゆい <砂に隠れる>
たまみいゆや <タマン(フエフキダイ)は>
すぃまちゅい <渦巻き群れる>
しらーちなや <白網を>
うちへりわ <打ち張って>
・・・・・
まがさーしや ながさしや~
ぬしがにどぅ <主(ノロ様)に捧げよう>」と女たちの歌で祭りが始まる。
初日は「ドーグマチー(龍宮祭り)」と呼ばれる。
海難事故で亡くなった人のための慰霊祭で、海に命を懸け、散った海人(ウミンチュ)を追悼する。
中日、2日目は「浜下り」の日。
「トゥダヌイュー」と「ナンザ拝み」と言う行事が行われる。
大きな魚を供え、村の女達が前記のマクブとタマンの歌(?)を歌い、神人(カミンチュ=ノロ)がお供物の魚に銛が刺す。
更にその銛を持ってお祝いの踊り。
やがて「ナンザ拝み」へと・・・
平安座(ヘンザ)の太平洋側の沖合い約500mにあるナンザ岩と呼ばれる岩礁に、潮が大きく引く大潮のこの頃、歩いて渡れるようになる。
素朴な手作りの獅子舞が奉納され、子供たちが引くカラフルで大きな魚みこし、「土人」と称される身体に墨を縫って真っ黒に仮想した人たちが、お囃子にのって浜に下り、そのまま海へと進む。
海を渡った一団は、ナンザの東端にあるアタク石と言う拝所で供物を供え、ノロたちによる豊漁、大漁祈願の踊りが奉納されるそうだ。
琉球新報の記事
3日目は「チナアギモーイ(網あげ舞)」と呼ばれる行事が行われる。
東西の漁業団体がそれぞれの浜から三線や太鼓で歌いながら練り歩き、「ンバラシバマ」と呼ばれる浜で合流し、祝宴を行うそうだ。
初夏の訪れを迎え、海の恵を願い、海人(ウミンチュ)たちの前祝いと言う訳だろうw
大潮回りで、先週末から今週末にかけて潮干狩りの人でがにぎやかとなる。
本土(ヤマト)の潮干狩りと違い、獲物は貝だけじゃなく、逃げ遅れた潮溜まりの魚類からアーサやモズクなどの海草も含まれる。
最近は「サニツ」とも呼ばれる「浜下り」の行事も、初夏のような気候で水温も上がるこの時期を一家総出で楽しむレジャーに様変わりしているようだ。
行事としては、旧暦3日から5日の3日間にかけて行われる盛大な祭りが沖縄県与那城町平安座(ヘンザ)に残っている。
平安座島最大の伝統行事である「サングヮチャー」だ。
平安座島は与那城村の屋ヶ名から伸びる約5キロの海を渡る「海中道路」で有名な島。
沖縄ターミナル・沖縄石油精製・沖縄石油基地の3企業の保有管理する大きな貯蔵タンクが並んでいる石油備蓄基地の島。
ダイビングでは先に連なる伊計島に行っても、ここ平安座島は素通りだった。
なので平安座の集落は島の海中道路口の周辺だけだった。
ここで伝統行事が残っていたなんて、ちょっと感慨深い。
「いじゆきや なじゆきや~
にらやぐむい <ニライ海>
かなやぐむい <カナイ海>
まくぶいゆや <マクブ(シロクラベラ)は>
しいなふゆい <砂に隠れる>
たまみいゆや <タマン(フエフキダイ)は>
すぃまちゅい <渦巻き群れる>
しらーちなや <白網を>
うちへりわ <打ち張って>
・・・・・
まがさーしや ながさしや~
ぬしがにどぅ <主(ノロ様)に捧げよう>」と女たちの歌で祭りが始まる。
初日は「ドーグマチー(龍宮祭り)」と呼ばれる。
海難事故で亡くなった人のための慰霊祭で、海に命を懸け、散った海人(ウミンチュ)を追悼する。
中日、2日目は「浜下り」の日。
「トゥダヌイュー」と「ナンザ拝み」と言う行事が行われる。
大きな魚を供え、村の女達が前記のマクブとタマンの歌(?)を歌い、神人(カミンチュ=ノロ)がお供物の魚に銛が刺す。
更にその銛を持ってお祝いの踊り。
やがて「ナンザ拝み」へと・・・
平安座(ヘンザ)の太平洋側の沖合い約500mにあるナンザ岩と呼ばれる岩礁に、潮が大きく引く大潮のこの頃、歩いて渡れるようになる。
素朴な手作りの獅子舞が奉納され、子供たちが引くカラフルで大きな魚みこし、「土人」と称される身体に墨を縫って真っ黒に仮想した人たちが、お囃子にのって浜に下り、そのまま海へと進む。
海を渡った一団は、ナンザの東端にあるアタク石と言う拝所で供物を供え、ノロたちによる豊漁、大漁祈願の踊りが奉納されるそうだ。
琉球新報の記事
3日目は「チナアギモーイ(網あげ舞)」と呼ばれる行事が行われる。
東西の漁業団体がそれぞれの浜から三線や太鼓で歌いながら練り歩き、「ンバラシバマ」と呼ばれる浜で合流し、祝宴を行うそうだ。
初夏の訪れを迎え、海の恵を願い、海人(ウミンチュ)たちの前祝いと言う訳だろうw
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