日本だとクラシック三冠の第1冠というと皐月賞ですが、
これは英国の2000ギニーがモデルになっています。
英国 2000ギニー(1600m)→ダービー(2400m)→セントレジャー(3000m)
日本 皐月賞(2000m)→日本ダービー(2400m)→菊花賞(3000m)
二冠目が2400mのダービー、三冠目が3000mの菊花賞というのも英国に倣ってのものですね。
しかしながら、英国ではこの三冠路線はほとんど形骸化していて、
1970年のニジンスキーを最後に達成した馬は出ていません。
2012年に二冠を制した英国馬キャメロットが42年ぶりに三冠に挑戦するも、セントレジャーで2着に敗れました。
二冠を制した馬自体、ニジンスキーから数えて19年後のナシュワン。
そのナシュワンから20年ぶりに制したのがシーザスターズ。
そして、前述のキャメロットととこの半世紀近くの間わずかに三頭という少なさ。
ちなみにナシュワン、シーザスターズは、セントレジャーへ出走すらしていないので
実質的に三冠に挑戦したのはキャメロット一頭という事になります。
日本だと1970年以降、皐月賞・ダービーを制した二冠馬は9頭、三冠馬が5頭出ていますから
英国の三冠路線がいかに機能していないか、目指す馬がいないかがわかると思います。
欧州だと、ダービー以降は賞金の多い大レースに向かう路線が主流ですし、
日本はレースの賞金が多いので、無理して古馬とやる必要性がないという点が大きな理由かと思います。
と、前置きが長くなってしまいましたが、
JRAでも海外のレースが買える様になりましたし、
やはり凱旋門賞など予想する上で、海外の競馬について
いろいろ自分なりに知っておきたいという事です。
英国では5月6日にニューマーケット競馬場で2000ギニーがありました。
勝ったのはアイルランドのチャーチル!
これで7戦6勝と初戦を3着に負けて以降、6連勝となりました。
馬名がもう、期待大ですね。
ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になるより難しいの格言のあの人です!
実際はそんな事、言ってないみたいですが、偉人には違いありませんから
相当な期待込められて付けられていると思います。
そんなチャーチルの父はガリレオ。
ガリレオも偉人が付けられた馬名ですよね。
あっちのサンデーサイレンスというか、もうガリレオばっかりと言っても過言では無いくらいガリレオですね。
ガリレオさえ知っていればいいんじゃないか、そのくらい血統表を見てもガリレオ率が高いです。
2000ギニーも過去十年で6頭、血統内にガリレオのいる馬が勝っています。
騎手は日本でもお馴染みの名手R.ムーア騎手。
やはり上手い騎手には良い馬が毎年のように巡ってきますね。
「今まで乗った中でベストの馬」とチャーチルを評しているみたいですし、今後が楽しみです。
そして管理するA.オブライエン調教師は史上最多の英2000ギニー8勝目。
とりあえず、ガリレオ、ムーア、オブライエンと今年のクラシックの主役である事は間違いありませんね。
次は愛2000ギニーなのか、ダービーなのか明言はされていませんが、
陣営は、やはりダービーの方へ色気はもっているようでした。
相手関係次第でしょうけど、今年はそんなに強い馬もいなさそうで、
キャメロット以来の二冠制覇もあるかもしれませんね。
では、そのチャーチルが勝った2000ギニーの映像を。
※レースは9:35くらいから
ニューマーケット競馬場は「く」の字型の造りで、
ローリーマイルコースとジュライコースの2コースがあるようです。
ジュライコースは名前どおり7月に使用されて、
件の英2000ギニーはローリーマイルコースで行われています。
直線のレースなので、枠による有利不利はどうなんでしょうか?
ついつい新潟と比べて考えてしまいますが、広さも全然違いますから関係なさそうです。
レースはご覧の通りチャーチルが内から力強く抜け出して、最後は1馬身差をつけてゴール!
英語なんで実況はよくわかりませんが、熱が伝わってきますね!
日本では昨年デビューしたフランケル産駒の
ソウルスターリングとミスエルテが初年度から重賞を勝ってクラシックを賑わせていますが
この2000ギニーにもフランケル産駒が2頭出走していたようです。
残念ながら5着、6着という結果でしたが、日本でも走る順応性は素晴らしいですし、
今後、父の競争能力を受け継いだ馬が世界中のレースを席巻する日がくるかもしれませんね。
これは英国の2000ギニーがモデルになっています。
英国 2000ギニー(1600m)→ダービー(2400m)→セントレジャー(3000m)
日本 皐月賞(2000m)→日本ダービー(2400m)→菊花賞(3000m)
二冠目が2400mのダービー、三冠目が3000mの菊花賞というのも英国に倣ってのものですね。
しかしながら、英国ではこの三冠路線はほとんど形骸化していて、
1970年のニジンスキーを最後に達成した馬は出ていません。
2012年に二冠を制した英国馬キャメロットが42年ぶりに三冠に挑戦するも、セントレジャーで2着に敗れました。
二冠を制した馬自体、ニジンスキーから数えて19年後のナシュワン。
そのナシュワンから20年ぶりに制したのがシーザスターズ。
そして、前述のキャメロットととこの半世紀近くの間わずかに三頭という少なさ。
ちなみにナシュワン、シーザスターズは、セントレジャーへ出走すらしていないので
実質的に三冠に挑戦したのはキャメロット一頭という事になります。
日本だと1970年以降、皐月賞・ダービーを制した二冠馬は9頭、三冠馬が5頭出ていますから
英国の三冠路線がいかに機能していないか、目指す馬がいないかがわかると思います。
欧州だと、ダービー以降は賞金の多い大レースに向かう路線が主流ですし、
日本はレースの賞金が多いので、無理して古馬とやる必要性がないという点が大きな理由かと思います。
と、前置きが長くなってしまいましたが、
JRAでも海外のレースが買える様になりましたし、
やはり凱旋門賞など予想する上で、海外の競馬について
いろいろ自分なりに知っておきたいという事です。
英国では5月6日にニューマーケット競馬場で2000ギニーがありました。
勝ったのはアイルランドのチャーチル!
これで7戦6勝と初戦を3着に負けて以降、6連勝となりました。
馬名がもう、期待大ですね。
ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になるより難しいの格言のあの人です!
実際はそんな事、言ってないみたいですが、偉人には違いありませんから
相当な期待込められて付けられていると思います。
そんなチャーチルの父はガリレオ。
ガリレオも偉人が付けられた馬名ですよね。
あっちのサンデーサイレンスというか、もうガリレオばっかりと言っても過言では無いくらいガリレオですね。
ガリレオさえ知っていればいいんじゃないか、そのくらい血統表を見てもガリレオ率が高いです。
2000ギニーも過去十年で6頭、血統内にガリレオのいる馬が勝っています。
騎手は日本でもお馴染みの名手R.ムーア騎手。
やはり上手い騎手には良い馬が毎年のように巡ってきますね。
「今まで乗った中でベストの馬」とチャーチルを評しているみたいですし、今後が楽しみです。
そして管理するA.オブライエン調教師は史上最多の英2000ギニー8勝目。
とりあえず、ガリレオ、ムーア、オブライエンと今年のクラシックの主役である事は間違いありませんね。
次は愛2000ギニーなのか、ダービーなのか明言はされていませんが、
陣営は、やはりダービーの方へ色気はもっているようでした。
相手関係次第でしょうけど、今年はそんなに強い馬もいなさそうで、
キャメロット以来の二冠制覇もあるかもしれませんね。
では、そのチャーチルが勝った2000ギニーの映像を。
※レースは9:35くらいから
ニューマーケット競馬場は「く」の字型の造りで、
ローリーマイルコースとジュライコースの2コースがあるようです。
ジュライコースは名前どおり7月に使用されて、
件の英2000ギニーはローリーマイルコースで行われています。
直線のレースなので、枠による有利不利はどうなんでしょうか?
ついつい新潟と比べて考えてしまいますが、広さも全然違いますから関係なさそうです。
レースはご覧の通りチャーチルが内から力強く抜け出して、最後は1馬身差をつけてゴール!
英語なんで実況はよくわかりませんが、熱が伝わってきますね!
日本では昨年デビューしたフランケル産駒の
ソウルスターリングとミスエルテが初年度から重賞を勝ってクラシックを賑わせていますが
この2000ギニーにもフランケル産駒が2頭出走していたようです。
残念ながら5着、6着という結果でしたが、日本でも走る順応性は素晴らしいですし、
今後、父の競争能力を受け継いだ馬が世界中のレースを席巻する日がくるかもしれませんね。
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