秋のG1開幕戦・スプリンターズS。
短距離馬にとっては、この時期に早くも秋競馬最大の目標がやってくる。
そのため、過去10年の優勝馬の半数を夏競馬出走馬が占めており、他のG1とは少々色合いの異なるレース。
また、12~13年に連覇を飾ったロードカナロアや、昨年のレッドファルクスなど、
日本馬の優勝馬9頭中7頭は、同年の最優秀短距離馬のタイトルを獲得している。
現役最強スプリンターの称号にふさわ . . . 本文を読む
97年に創設されたダートのハンデ重賞、シリウスS。
暮れに行われるG1・チャンピオンズカップのステップレースに位置づけられているが、
11月初旬に地方競馬で行われてきたJBC競走が、今年は11月4日に京都競馬場で開催される。
そのメイン競走となるJBCクラシックに向けて、同じダート中距離重賞のシリウスSは、
例年よりも前哨戦としての重要度が高まりそうだ。
シリウスSはハンデ戦で行われるだけに、 . . . 本文を読む
レース名の意味の通り、出走馬に広く門戸を開けたレースとして、1955年に創設。
かつては、地方所属馬にとってはジャパンカップ出走をかけたレースとして行われ、
86年にジュサブロー(愛知)、91年にジョージモナーク(大井)が勝利を収め、ジャパンカップに挑んだ。
歴代の勝ち馬にはオグリキャップ、ビワハヤヒデ、ヒシアマゾン、サクラローレルなど歴史的名馬が名を連ねている。
最近では07年の有馬記念馬マツ . . . 本文を読む
クラシック最終戦となる菊花賞のトライアル競走・神戸新聞杯。
以前はこの後に京都新聞杯を挟んでいたため、本番との繋がりは弱いレースだったが、
菊花賞の施行時期が繰り上がった00年からは様相が一変。
00年のディープインパクトや、11年のオルフェーヴルといった三冠馬も含め、
以降の菊花賞馬18頭中14頭が、このレースをステップにしていた。
春のクラシック好走馬の秋初戦となることが多い一方で、
春の二 . . . 本文を読む
上位3着馬までに菊花賞の優先出走権が与えられるトライアル競走、朝日杯セントライト記念。
春の二冠(皐月賞、日本ダービー)を戦ってきた実績馬に加え、
夏に力をつけてきた上がり馬の出走もあり、秋の大舞台へ向けて激戦が繰り広げられてきた。
古くは、シンボリルドルフがこのレースの勝利をステップに菊花賞を制して、無敗の三冠馬に輝いている。
最近はセントライト記念出走馬から菊花賞を制した馬がいなかったが . . . 本文を読む