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【優駿牝馬(オークス)2018大穴予想】◎ウスベニノキミがG1好調の三浦騎手を背に激走の兆し!!

2018-05-18 18:45:32 | 中央競馬

牝馬のクラシック第二弾・オークス。

桜花賞から800mの距離延長・1.5倍となる2400mの距離で、牝馬の世代ナンバーワンを争う戦いとなる。

2400メートルという距離は、3歳の牝馬たちにとっては初めてとなることがほとんど。
スピードだけでは押し切れず、スタミナだけでも上位には入れない、総合力を要求される舞台。
出走馬たちがこの距離に対応できるのかどうか、今年もそこが大きな注目点になりそうだ。

しかしながら、舞台が変わっても桜花賞好走馬がここでも上位を争うことが多く、
過去10年の桜花賞馬では、アパパネとジェンティルドンナがここを制し、
さらに秋には秋華賞も勝って牝馬三冠馬に輝いた。
ほかにブエナビスタも春二冠制覇を達成し、後にも大活躍を見せている。

女王決定戦であると同時に、後に歴史に名を残す名牝が多く出ている一戦で、今年、そこに名を連ねるのはどの馬か。


枠番別では、4枠、6枠が好走1頭にとどまり、その他の枠は好走3頭以上。全体としては中枠が今ひとつで、内か外が良い傾向だ。特に、表の右に記した4番人気以下の馬にかぎると、3~6枠は【0.1.1.64】と中枠不振。人気馬ならあまり枠にこだわる必要はないが、少し穴っぽいところを狙うなら、内か外を引いた馬から選びたい。


●過去十年で単勝40倍以上の馬は、馬券になっておらず穴党には相性が悪いレース。

●上がり実績が必要で、重賞で上がり1位~3位のある馬を狙いたい。

●オークスは過去10年で8回良馬場で行われており、渋っても稍重までか。


桜花賞の圧巻の走りを観るとアーモンドアイが二冠を達成しても驚けないが、
その桜花賞で単勝1倍台の支持を集めたラッキーライラックがここで逆転する可能性も十分に考えられる。
新種牡馬同士の頂上決戦とあって、今後の生産界を占う意味でも重要な一戦となりそう。

別路線組の筆頭はフローラSを制したサトノワルキューレ
スローペースで先行勢が残る展開を後方から鮮やかに差し切り、二強に待ったをかける。
2400Mを経験済みと距離実績があるのは、他馬にはない強み。一気に女王へ上り詰めるか。

新馬戦で下した相手が軒並み勝ち上がっているオールフォーラヴ
ミッキークイーン以来の忘れな草賞からのオークス制覇となるかにも注目したい。
良馬場の瞬発力勝負となれば厳しいが、重馬場になれば侮れない存在。

ここまで馬券圏外ナシと安定感が魅力のリリーノーブルがどういった競馬をするのか。
ラッキーライラックには三連敗中だが、2400mという距離は
父ルーラーシップの同馬にとってはプラスに働く可能性が高い。東京も新馬勝ちしたコースで相性も良い。

桜花賞馬アユサンの全妹マウレアも侮れない。
チューリップ賞はラッキーライラックに敗れたものの、リリーノーブルを交わして2着を確保。
桜花賞は不利な17番枠も5着。距離延長は望むところで、2勝を挙げている東京なら。


※対抗トーセンブレスがザ石で出走取消の為、カンダービレに変更。


◎ウスベニノキミ
フローラSは2コーナーで寄られる不利があったためポジションが悪くなり、後方からの競馬。
直線でも寄られる不利があって、スムーズさを欠くレースになってしまったが、
最後まで諦めずに伸びて勝ち馬のサトノワルキューレから0.4秒差の6着なら悪くない。
更に相手が強くなる今回は楽なレースは望めそうにないが、
小柄な割にはなかなかの勝負根性を持っておりスタミナもあるので距離は問題なさそうだ。

今回は内田騎手から三浦騎手への乗り替わりとなるが、その三浦騎手は、
フェブラリーステークスで6番人気のインカンテーションで3着。
高松宮記念で、10番人気のナックビーナスで3着。
大阪杯では、人気のシュヴァルグランで13着も、天皇賞春でクリンチャーを3着に導いた。
今回は、今年のG1騎乗機会で一番人気がない馬なのだが、それでも3着にもってくる可能性はある。
初勝利を挙げた未勝利戦のように、もう少し前目のポジションがとれれば、違った結果になりそう。
種牡馬エイシンフラッシュの今後は、この馬の活躍如何に掛かっている。頑張ってほしいところ。


○カンタービレ
デビューから2戦はハナ差、クビ差で2着と惜敗が続いたが、3戦目の未勝利戦は後続に3馬身差をつける快勝。
良馬場ながら荒れている京都の芝1800m戦で、1分50秒1の時計も高く評価できるものだった。
この一戦で期待も高まり、初重賞挑戦となったG3フラワーCは2番人気の支持。
好位から抜け出したところにトーセンブレスが接近。
勢いは相手にあったが、並びかけられてからしぶとさを発揮し、重賞タイトルを獲得した。
脚質の自在性があるようにレースセンスが高く、父譲りの瞬発力も兼ね備えたタイプ。
今回はGⅠ初挑戦でメンバーが一気に強くなるが、ポテンシャルの高さは引けを取らない。
Galileoの肌に、大種牡馬ディープインパクトを配合された良血馬で、距離延長は歓迎とみる。


▲レッドサクヤ
エルフィンSでは残り1ハロンからグングンと伸びて、2着に半馬身差を付けて快勝。
そして、2か月振りとなった前走の桜花賞は好位のインを折り合って追走。
直線に入ってからもバテルことなく粘り込み、アーモンドアイから0.7秒差の7着。
距離延長は折り合いに不安がないので大丈夫なハズ。道中、上手にタメを利かせることができれば面白い。
NHKマイルがレッドヴェイロン3着、ヴィクトリアマイルでレッドアヴァンセが3着。
三匹目のドジョウを狙うのは期待しすぎだろうか。


☆パイオニアバイオ
未勝利を勝って臨んだフローラSはサトノワルキューレの末脚に屈して2着。
それでも不利な外枠からの競馬で、オークスへの出走権を獲得できた事を評価したい。
今回は更に相手強化で楽な競馬はできないが、強烈な末脚をもつアーモンドアイが後からの競馬で、
恐らくフローラSで後塵を拝したサトノワルキューレも後ろから。
そうなれば、前で競馬できるこの馬にもチャンスがあるはず。
血統的に距離適性はあると思うし、前で競馬ができる強みを生かせるようなら、差のないレースができる。


トーセンブレス
前走の桜花賞では、勝ったアーモンドアイに次ぐ上がり3ハロン34秒2の末脚で4着に健闘。
母が現役時代に1200メートルの距離で7勝を挙げたスピード馬で、
芝2400メートルへの適性は未知数だが、ここ数戦は馬込みの中で我慢をさせる競馬をしてきたことで、
折り合い面に進境が窺えるし、距離延長にも対応できるはず。
東京コースは合いそうで、紛れがあるようなら食い込む可能性も十分に考えられる。
柴田善臣騎手という事で、恐らく後ろからの競馬になるし、そうなれば
アーモンドアイ、サトノワルキューレとの瞬発力勝負になりそう。
やや重だった新馬戦でプリモシーンを退けているように、多少でも渋った馬場になれば逆転も。











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