秋の古馬頂上決戦の第1戦・天皇賞(秋)。
ここからジャパンC、そして有馬記念へと続く、俗に言う「秋の古馬三冠」第一関門となる。
これまで00年のテイエムオペラオー、04年のゼンノロブロイの2頭が、この3連戦3連勝を達成。
ほかにも、10年のブエナビスタ、そして13年のジャスタウェイ、
そして一昨年のモーリスなど、近年だけを見ても数多くの名馬が優勝馬に名を連ねている。
昨年はキタサンブラックが、天 . . . 本文を読む
マイルCSの前哨戦・スワンS。
距離が1400mのため、スプリンターとマイラーの双方から
トップクラスが出走する傾向にあり、レースのレベルは比較的高い。
過去10年の勝ち馬からは、12年のグランプリボスが続くマイルチャンピオンシップで2着に好走したが、
スワンSとマイルチャンピオンシップの連勝はない。
10年にはスワンSの8着馬エーシンフォワードがマイルCSで優勝している。
昨年はサングレーザー . . . 本文を読む
今年の菊花賞は特別である。
競争馬、関係者、ファンにとっても
一生に一度しか出走できないクラシックは特別なものに違いない。
しかしながら、平成という時代における菊花賞として最後なのである。
時代の節目というのは、一生で数えるほどしかないはずだ。
平成を彩った名馬達。と、後年こう括られるのである。
1988年、昭和最後となった菊花賞を制したのはスーパークリーク。
騎乗したのは、若干19歳 . . . 本文を読む
ジャパンカップが創設された81年に、そのトライアル的な意味合いではじまった富士ステークス。
何度か条件が変更された後、00年からはマイルCSの前哨戦として、芝1600mで行われるようになった。
2000~2009年の10年間は〔0・0・0・16〕(3着内率0%)と好走例が全くなかったが、
2010~2017年の8年間では〔1・3・1・6〕(3着内率45.5%)と成績が好転している。
最近では1 . . . 本文を読む
エリザベス女王杯のステップレースである府中牝馬ステークス。
11年にG3からG2に格上げされたことによって、前哨戦としての地位がさらに高まった。
最近10年では、16年の優勝馬クイーンズリング、
12年の4着馬レインボーダリアがエリザベス女王杯を制覇している。
また、08年の勝ち馬ブルーメンブラットは、続くマイルチャンピオンシップも勝利してG1馬となった。
昨年は5番人気のクロコスミアが勝利し . . . 本文を読む