しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

放送する前に、ちょっとやばいんじゃない、って誰も思わなかったんだろうか?

2011-01-22 | TV, 映画, DVD
日本の二重被爆者を嘲笑=BBCテレビ、謝罪-英
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011012200085

昨日制作会社で謝罪しただけだったが、黙っていた。
王室までパパラッチする国だし、民度だろうとも思った。製作側も、見る側も。
二重被爆者を笑い者に…英BBCのお笑いクイズ番組(参考までに、詳細)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110121-OHT1T00296.htm

そして、今日BBC謝罪。

リハーサル無しというのはあり得ないし、
世論が言わなきゃそのままだったのだろう。
見識を疑うとか、良識という言葉を使うのも愚だ。

じつは
webの匿名性、言ったもん勝ち、無責任の反語として ※
旧メディア・テレビのいいところを考えはじめた矢先だったんだけどね。


蛇足:
長いタイトルなら、わしらのだって(・・)v
♪Chicago- Does Anybody Really Know What Time It Is? (1969)
いったい現実を把握している者はいるだろうか?
http://www.youtube.com/watch?v=bHZJCJerqhM

ついでの4か5
♪YouTube - Chicago 25 Or 6 To 4
http://www.youtube.com/watch?v=iUAYeN3Rp2E&feature=fvsr
洗練されたDavid Fosterアレンジ(Chicago 18)より、こっちの奔放さがいい。



SNSや、twitterが引き金のチュニジアの革命で反論する人もあるかもしれないが、(1/23)
楽観的にはなれない。
なりすましや、インチキ、犯罪をあげるまでもなく
言う側も、言わせない側も、(他のメディア以上に伝搬力が強く)もろ刃の剣度が高いから。
ログ、手直しばっかりだから、あんまりエラソに言えないけれど。


もうひとこと(1/27)
BBCはそういうつもりではなかったという意見もある。笑いの国民性の違いも感じる。
しかしながら問題は、放送する側がどんなつもりだったかでなく、受け手がどう思ったかだ。
100年前だったらそれも通ったかもしれないが、
ウェブがいきわたり、晒されたセリフに憤った遺族の抗議にまで、そんな理屈言えるものなのか?