Mr.Dashのぶろぐ館

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2021年11月11日(木) [高島]百里ヶ岳へ、すばらしい錦秋を楽しむ!

2021年11月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
樹々の葉が散り、枝の間からの眺めが得られた百里ヶ岳山頂


■今回のコース
百里新道登山口→シチグレ峠→高島トレイル分岐→百里ヶ岳→高島トレイル分岐→
根来坂峠→(鯖街道)→焼尾地蔵→鯖街道入口→小入谷バス停→百里新道登山口


かつて四方百里が見渡せることから、その名がついたと言われる百里ヶ岳。
高島トレイルの西側にあたる、滋賀県と福井県の境に鎮座するピークだ。
周辺はブナやカエデの自然林が美しく、個人的にも好きな山だ。



百里新道の登山口をスタート。



登ってすぐ、いきなり最高の紅葉に迎えられる。
カエデの赤と、タカノツメの黄色、コシアブラの薄黄緑などがちょうど見ごろだった。



やわらかな青い空と、秋の陽光に映える紅葉に見とれながら。



タカノツメの黄色は目に鮮やか。



足元にはオオイワカガミの群落。雪国のイワカガミの葉はデカい!



尾根道を北へ、北へ。ひたすら登っていく。
やがてブナが現れる。枝に変なコブがたくさんついているのが多い。
それとは別に、ヤドリギが寄生しているブナも多いが、何か関係があるのだろうか。
ブナはほとんど落葉したあとだった。これは少し残念。



ブナの実を観察。



直径3cmくらいの実がそこらに落ちている。ちょっと集めて撮影。
オオウラジロノキの実だろうか。



根元に積雪の影響を受けたような樹もみられる。



シチグレ峠の少し手前からは、南東側の展望がすこぶるよく、琵琶湖、竹生島、伊吹山
などが遠望できる。その配置バランスには、なかなか感動する。



広場のようになっているシチグレ峠を過ぎ、ひと登りで高島トレイルの県境尾根に出る。
ここからは、高島トレイルを歩いて百里ヶ岳をめざす。



しばらく進むと、今度は日本海がちらっと見えた。反対側には琵琶湖も見える
お得な展望ポイントである(写真は琵琶湖側)。



最初で最後の、固定ロープがつけられた岩場。気をつけておれば、さほど難しくない。



成熟したブナの疎林の急斜面を登りきると、待望の百里ヶ岳山頂である。
一等三角点の山だ。



日本海が見える。敦賀半島、西方ヶ岳方面だろうか。



山頂で記念写真。じっとしていると風が冷たく感じる。



往路をしばらく戻り、百里新道の分岐を過ぎて、さらに高島トレイルを西へたどる。
小さなアップダウンをこなして、根来坂(ねごりざか)峠に着く。
ここは小浜と京都を結ぶ鯖街道が通っていた峠だ。何本かあった鯖街道のひとつ。
ここからは鯖街道を下る。



どんどん標高を下げていく。ふたたび美しい紅葉の中を歩く。



おにゅう峠を越えていく舗装林道に出合い、すぐに山道に戻る。
2度目に林道に出ると、焼尾地蔵がある。



このあとふたたび山道に戻り、そのまま沢に下りる。渡渉部分にはコンクリートの
ブロックが置かれていて渡りやすくなっていた。
ほどなく、のどかなのどかな小入谷の村だ。

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