Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年6月7日(日) 今年の沢始めは、山ガールたちと[比良]白滝谷で!

2015年06月08日 | 沢登りの記録
■メイン写真
白滝谷のハイライト、2段2条18m滝

■今回のコース
葛川坊村(駐車)→伊藤新道出合→牛コバ→最初の橋跡(入渓)→白石谷出合→
スベリ石の斜瀑→クルミ谷出合→白髭渕→白滝8m→ナメ3段12m→斜瀑15m→
小ゴルジュ→2段2条18m滝→夫婦滝→滝見不動明王祠→(登山道を下山)→葛川坊村
→守山みずほの湯


今年の沢登りは、かつて職場で一緒だった山ガールMさんと、東京で働くまーちゃんを
迎えて白滝谷へ。

上司の時はセクハラとか言われると困るので迂闊に言えなかったが、
Mさんはかなり可愛いルックスで、男性社員たちに人気があった。
まあそれは置いといて、Mr.Dashの直属の部下だった頃、いつも完璧に仕事を
こなしてくれて本当にありがたかった。

そんなMさんに、これまでのお礼と、ちょっとしたお祝いを兼ねての沢登り。
沢登りは初めてとのことなので、楽しく事故のないように過ごしてもらいたい。
よって、今日は普段の倍のサポートでの“お姫さま待遇”だ。
ともちゃんにしんがりを任せ、先導する。



まずは白滝谷に沿った登山道を利用し、以前、右岸から左岸に渡る橋があった地点で入渓。
大水で橋が流されたまま、今は一般登山者も渡渉しないといけない箇所である。

「ひゃー、冷たい!」
沢登り初体験の人は、たいてい、入渓一歩目でこう叫ぶ。



まずは目立った滝がない流れの中、歩くコツをつかむ。
Mさんは、富士山や屋久島などに登っている山ガール。足取りに不安はない。

以前、Mr.Dashが異動したあと、元職場から部内のレクリエーションで
ハイキングの引率を頼まれたことが2度あり、六甲の紅葉谷と、生駒山に行ったときに
彼女の健脚ぶりを見ているので安心だ。



シマシマ模様の岩が綺麗。



小滝をよじ登る。回数を重ねるにつれ上手くなっていく。



ナメ滝は、小さなスタンスを探して慎重に。



序盤戦の見せ場、スベリ岩と7m斜瀑が見えてきた。



7m斜瀑には突進せず、スベリ岩の狭いクラックをチムニーで登る。
ザックを背負ったままでは無理なので1つずつザイルで引き上げる、
なかなか面白いところだ。
まーちゃん、岩に挟まりつつ、懸命ににじり上がる。

全員、ザイル登攀してもらって、平らなスベリ岩で昼食タイム。
ヒル対策には、大きな岩の上にいるのがいい。
(実は下の登山道では、木の葉溜まりに数匹いた)
じっとしていると涼しくなる。熱いカフェオレがありがたい。



中盤戦のポイントは白滝。
白髭渕は、手前の小滝の下の釜なのか、白滝の大きな釜なのか、
いまだによく分からない。



白滝全容。
左の倒木のあたりを直登する人や、右から微妙なところを高巻きする人も
いるようだが、滝芯のすぐ左側を登るのが実は簡単で、映像的にも迫力がある。



深い滝壺をへつり、滝に近づく。
「えー、こんなトコ行けるんですか~?」「うん、おいでおいで。」

Mr.Dashが途中2か所のランニングビレイを取りながら登攀。
上部がちょっとヌメっていて慎重にならざるを得なかった。



Mさん、初の本格クライミング体験が、まさか「滝」になるとは!
「途中で何度も諦めようと思った!」と言いながらも、すんなり登って
きたところはさすが。



白滝のすぐ上のナメを過ぎると、流れが右にカーブして15m斜瀑が現れる。
迫力満点だが、ここは簡単に登れる。

小ゴルジュの左岸をへつると、後半戦のハイライト、2段2条18m滝が
眼前に立ちはだかる(メイン写真)。

「ふえー、こ、これ登れるんですか…」「高いけど、さっきの白滝より簡単やで」



中央の凸角を登るが、ここも少しヌメっていた。
Mさん、最後の力を振り絞ってこの滝に挑む。



まーちゃんはパワークライムで直登してきた。さすがだ。



達成感で盛り上がるMさんとまーちゃん。



ゴールは夫婦滝。
いろんな楽しいことや難所を乗り越えて、揺るぎない夫婦の滝に至る。
なんか、人生を暗示しているみたいやね、Mさん、まーちゃん。



最高の笑顔でポーズ。
おつかれさまでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2015年6月4日(木) [比良]白... | トップ | 2015年6月11日(木) [奈良]... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

沢登りの記録」カテゴリの最新記事