![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/76/d32dfbb3236122dedb192151c143f8b3.jpg)
■メイン写真
3段階にそびえる妙号岩「奥の壁」の上から石井ダムと神戸中心部を眺める
■今回のコース
鈴蘭台駅→君影団地ピカチュウ標識(登山口)→君影ロックガーデン→妙号岩→
石井ダム管理道路→菊水ルンゼ→菊水山→鈴蘭台駅
神戸市北区の鈴蘭台の南側に、魅力的な岩場がある。
今回、その3か所をザッと巡ってみた。眺めよし、スリル感よしの好ルートだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3b/91f6930cb12100cde4f88264d7da65d8.jpg)
まずは君影ロックガーデンをめざす。君影団地のピカチュウの標識が登山口だ。
イヤガ谷東尾根に呼ばれる尾根道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fc/a09b5d65080740f3a6b89738696eca8f.jpg)
ものの数分で、この標識の分岐を左へ(イヤガ谷東尾根は直進)入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/30/c560d7f3b90bd7fdc90f8f32edfc049c.jpg)
すぐに四等三角点(366.8m)がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7a/738c9ead28e08aea671b5f887bf4320e.jpg)
しばらく進んだところで三差路を左へ行くと、突然、前方が開け、大きな岩の上部に出る。
ここが君影ロックガーデンだ。菊水山と神戸の海が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a3/9329a76344abae47c341a29efff02fc3.jpg)
大きな一枚岩を少し下りてみて、振り仰ぐ。
播磨の高御位山の一枚岩を連想させる、立派な岩盤だ。
10時のおやつは、新開地駅で買った高級おにぎり。さすがに米の味が違い、美味かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/97/ce3c6658f7e26b81da37036a07fb98e9.jpg)
もとの三差路に戻って左へ。少し先でイヤガ谷東尾根のルートに合流する。
さらにしばらく進むと、この略図看板が立つ三差路がある。ここを左へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/b3/3625211d5bfd8a5a98c92d3995abf2d2.jpg)
小ピークをひとつ越えていくと、妙号岩の最奥部に出る。少しザレた、もろい岩場だ。
妙号岩は3段の岩壁で構成され、下から「前の壁」「中の壁」「奥の壁」と呼ばれ、
神戸のクライマーたちに親しまれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d7/4093d607d567a33c35653398cd1b3b0b.jpg)
石井ダムのダム湖を隔てた対面にそびえるのは菊水山だ。
正面に、このあと登る菊水ルンゼが見えている。見るからに楽しそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/55/33fd8c197a91775724f80ff394f18cb1.jpg)
妙号岩「奥の壁」の上部に移動。この岩を回り込むと、思った通り、
クライミングの終点があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/00/4b7d30c78a25fa99827a38736928483d.jpg)
この日は準クライミング装備とはいえ、登攀するつもりはない。
クライマーが下山路として使うルートを下る。
それでも芦屋の岩梯子を下るよりも少し難しいかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6e/61af108a359cb4b5c40f0e98f006657c.jpg)
「中の壁」の直下に出てきた。いい感じの岩場。でも、ちょっと待てよ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/53/92503e50aad504fe2a7f580ede4d6f87.jpg)
巨大なスズメバチの巣。ああよかった。ここを懸垂下降していたら
文字通り「ハチの巣」にされていたことだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/90/601821ef3ff387518fde59d735204d3e.jpg)
「前の壁」。妙号岩が注目される、最もシンボル的な岩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/53/8c34f37e28c7cfbc813bb763cc191651.jpg)
というのは、このたかさ55mの巨岩に、妙号「南無阿弥陀仏」の大きな文字が
刻まれているからだ。
兵庫登山会が立てた標識によると、約150年前、小部の極楽寺の和尚が旅人の
安全祈願のため、一辺1.3m角の文字を彫ったものだという。
この文字部分をホールドとスタンスとして登攀するクライマーもいるという。
その名も「罰当たりルート」。
現在は、さすがにたしなめるクライマーも多いというが、Mr.Dashは言われなくても
遠慮したくなる。熱心な仏教徒ではないが、それくらいの常識はある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a7/14485de4b077dc68a172e1382ab9542a.jpg)
石川ダム管理道路に下りてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e3/7d1de183eaeda61fb779ff0cba7091ae.jpg)
「午後の部」は、菊水ルンゼの登攀だ。橋のたもとからトラバース道に入る。
その途中で、さきほどの妙号が垣間見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/f9/3aca01f66b8816f9189546918889c60c.jpg)
最初の顕著な谷筋が菊水ルンゼである。
のっけから、なかばクライミングの登攀。これは愉快痛快。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b5/c747cf7da80902001fe387be40174f44.jpg)
中ほどで振り返れば、妙号岩の全容が見えた。
岩に慣れていたら。ザイルを出さずに容易に登れるが、落ちたらただではすまない
のは明白。初心者は行かないようにね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f8/bcd4f259a65b1bccbd5aaf72f0b9096b.jpg)
わずかに流れる水が切れる頃、踏み跡が左右に分かれる。
この日は、右にスズメバチが舞っていたので左へ逃げることにした。
最後はやや薮っぽい灌木帯を、腰をかがめるように登っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/67/f9091a587791e07b491730d9c375ee6e.jpg)
菊水山の山頂にポッと飛び出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/0b/2e00329b96bb29a0e46e3db71df02f6e.jpg)
菊水山の電波塔に設けられた展望台からは、須磨方面と明石海峡大橋が見える。
この日は、午後になって霞んできて視界はイマイチ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ae/f8a79adedf13a3ae57b02b8dee63ac95.jpg)
下山は鵯越方面でもよかったが、敢えて鈴蘭台に戻ることにした。
今は何も「展望」できなくなった展望台の脇を通る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/09/2a84e59945f70ee3e6eaeae79fba328c.jpg)
足下に、真ん中が赤いコウヤボウキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/47/44f80c97bec98c3c2dec2aff6cec5518.jpg)
「森の泉」の公園を抜けて行く。池に金魚が泳いでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/53eed43419b2d6daae235f217f468e92.jpg)
地元山の会の拠点でもあるあずま屋の左から、尾根道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/06/ae5bfc3bdce065297f7ee7eaf5b692d6.jpg)
最後は石段の道を下りる。
駅の手前にある中華料理屋で肉まんを買って、鈴蘭台駅のホームで小腹を満たした。
すっかり満足して電車に乗ると、思った通り睡魔がやってきた。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
3段階にそびえる妙号岩「奥の壁」の上から石井ダムと神戸中心部を眺める
■今回のコース
鈴蘭台駅→君影団地ピカチュウ標識(登山口)→君影ロックガーデン→妙号岩→
石井ダム管理道路→菊水ルンゼ→菊水山→鈴蘭台駅
神戸市北区の鈴蘭台の南側に、魅力的な岩場がある。
今回、その3か所をザッと巡ってみた。眺めよし、スリル感よしの好ルートだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3b/91f6930cb12100cde4f88264d7da65d8.jpg)
まずは君影ロックガーデンをめざす。君影団地のピカチュウの標識が登山口だ。
イヤガ谷東尾根に呼ばれる尾根道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fc/a09b5d65080740f3a6b89738696eca8f.jpg)
ものの数分で、この標識の分岐を左へ(イヤガ谷東尾根は直進)入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/30/c560d7f3b90bd7fdc90f8f32edfc049c.jpg)
すぐに四等三角点(366.8m)がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7a/738c9ead28e08aea671b5f887bf4320e.jpg)
しばらく進んだところで三差路を左へ行くと、突然、前方が開け、大きな岩の上部に出る。
ここが君影ロックガーデンだ。菊水山と神戸の海が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a3/9329a76344abae47c341a29efff02fc3.jpg)
大きな一枚岩を少し下りてみて、振り仰ぐ。
播磨の高御位山の一枚岩を連想させる、立派な岩盤だ。
10時のおやつは、新開地駅で買った高級おにぎり。さすがに米の味が違い、美味かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/97/ce3c6658f7e26b81da37036a07fb98e9.jpg)
もとの三差路に戻って左へ。少し先でイヤガ谷東尾根のルートに合流する。
さらにしばらく進むと、この略図看板が立つ三差路がある。ここを左へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/b3/3625211d5bfd8a5a98c92d3995abf2d2.jpg)
小ピークをひとつ越えていくと、妙号岩の最奥部に出る。少しザレた、もろい岩場だ。
妙号岩は3段の岩壁で構成され、下から「前の壁」「中の壁」「奥の壁」と呼ばれ、
神戸のクライマーたちに親しまれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/d7/4093d607d567a33c35653398cd1b3b0b.jpg)
石井ダムのダム湖を隔てた対面にそびえるのは菊水山だ。
正面に、このあと登る菊水ルンゼが見えている。見るからに楽しそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/55/33fd8c197a91775724f80ff394f18cb1.jpg)
妙号岩「奥の壁」の上部に移動。この岩を回り込むと、思った通り、
クライミングの終点があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/00/4b7d30c78a25fa99827a38736928483d.jpg)
この日は準クライミング装備とはいえ、登攀するつもりはない。
クライマーが下山路として使うルートを下る。
それでも芦屋の岩梯子を下るよりも少し難しいかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6e/61af108a359cb4b5c40f0e98f006657c.jpg)
「中の壁」の直下に出てきた。いい感じの岩場。でも、ちょっと待てよ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/53/92503e50aad504fe2a7f580ede4d6f87.jpg)
巨大なスズメバチの巣。ああよかった。ここを懸垂下降していたら
文字通り「ハチの巣」にされていたことだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/90/601821ef3ff387518fde59d735204d3e.jpg)
「前の壁」。妙号岩が注目される、最もシンボル的な岩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/53/8c34f37e28c7cfbc813bb763cc191651.jpg)
というのは、このたかさ55mの巨岩に、妙号「南無阿弥陀仏」の大きな文字が
刻まれているからだ。
兵庫登山会が立てた標識によると、約150年前、小部の極楽寺の和尚が旅人の
安全祈願のため、一辺1.3m角の文字を彫ったものだという。
この文字部分をホールドとスタンスとして登攀するクライマーもいるという。
その名も「罰当たりルート」。
現在は、さすがにたしなめるクライマーも多いというが、Mr.Dashは言われなくても
遠慮したくなる。熱心な仏教徒ではないが、それくらいの常識はある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a7/14485de4b077dc68a172e1382ab9542a.jpg)
石川ダム管理道路に下りてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e3/7d1de183eaeda61fb779ff0cba7091ae.jpg)
「午後の部」は、菊水ルンゼの登攀だ。橋のたもとからトラバース道に入る。
その途中で、さきほどの妙号が垣間見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/f9/3aca01f66b8816f9189546918889c60c.jpg)
最初の顕著な谷筋が菊水ルンゼである。
のっけから、なかばクライミングの登攀。これは愉快痛快。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b5/c747cf7da80902001fe387be40174f44.jpg)
中ほどで振り返れば、妙号岩の全容が見えた。
岩に慣れていたら。ザイルを出さずに容易に登れるが、落ちたらただではすまない
のは明白。初心者は行かないようにね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f8/bcd4f259a65b1bccbd5aaf72f0b9096b.jpg)
わずかに流れる水が切れる頃、踏み跡が左右に分かれる。
この日は、右にスズメバチが舞っていたので左へ逃げることにした。
最後はやや薮っぽい灌木帯を、腰をかがめるように登っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/67/f9091a587791e07b491730d9c375ee6e.jpg)
菊水山の山頂にポッと飛び出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/0b/2e00329b96bb29a0e46e3db71df02f6e.jpg)
菊水山の電波塔に設けられた展望台からは、須磨方面と明石海峡大橋が見える。
この日は、午後になって霞んできて視界はイマイチ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ae/f8a79adedf13a3ae57b02b8dee63ac95.jpg)
下山は鵯越方面でもよかったが、敢えて鈴蘭台に戻ることにした。
今は何も「展望」できなくなった展望台の脇を通る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/09/2a84e59945f70ee3e6eaeae79fba328c.jpg)
足下に、真ん中が赤いコウヤボウキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/47/44f80c97bec98c3c2dec2aff6cec5518.jpg)
「森の泉」の公園を抜けて行く。池に金魚が泳いでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/be/53eed43419b2d6daae235f217f468e92.jpg)
地元山の会の拠点でもあるあずま屋の左から、尾根道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/06/ae5bfc3bdce065297f7ee7eaf5b692d6.jpg)
最後は石段の道を下りる。
駅の手前にある中華料理屋で肉まんを買って、鈴蘭台駅のホームで小腹を満たした。
すっかり満足して電車に乗ると、思った通り睡魔がやってきた。
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