気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

東北三陸ツアー旅

2021-11-30 | 旅行記
今回はツーリングから少し外れ、新幹線やバスで巡る三陸ツアー旅。

某テレビで人気が出た場所や、東日本大震災で被害にあった場所などを巡り、美味しい食事と温泉、絶景など久しぶりに楽しんで来た。

先ずは東京駅より、新幹線はやぶさで盛岡を目指す。

久しぶりの列車の旅が嬉しい。

先ずは乾杯♪

ツーリングでは味わえない旅気分。

久しぶりの駅弁(コンビニ弁当だが)。

相方はちゃんとした駅弁。

朝は控え目に考えていたが、美味しく頂いたあとは、眠くなったので少し仮眠した。

約3時間で盛岡に到着

岩手県と言えば青森の手前。
思えば遠くまで来たもんだ。

ツアーバスに乗車し、盛岡駅から少し西に向かった先で、お昼でお店に立ち寄った。

初駒というお店

小さな麺類が3種類付いており、これがいわゆる盛岡3大麺なんだとか。

さっき食べたばかりで、また食事。。。

盛岡3大麺とは、左から[わんこそば]、[冷麺]、[じゃじゃ麺]のこと。

お蕎麦は普通に美味しく、冷麺はピリ辛の中太麺で意外と美味しく、じゃじゃ麺も美味しく頂いた。

お腹は更に満たされ、もう一杯だった。

遠くには雪を被った岩手山。

あとひと月もすれば、麓まで白くなるのかな。

バスは東北道を北上し、九戸のインターで高速を降り、次は久慈市の道の駅に向かった

ここで待ち受けていたのが、海女の格好をした案内人の方。↓

観光協会の方で[極限の海女]と書かれたハチマキを巻き、真面目な顔で案内して頂いた。

先ずは観光文化センターの中の巨大な山車。

毎年秋祭りで街中を引くらしいが、昨年も今年も中止となり、来年の開催を願っている。

物産館でミカンを買ったあと、極限のあまちゃんの案内で少し街中を歩き、久慈駅に到着

左のオレンジの建物が[三陸鉄道]の駅舎で、右の大きい方は[JR]の駅舎。↑

駅前ロータリーには、あまちゃんのロケ地となった駅前デパートがあった。

記念に1枚。

ココから三陸鉄道に乗り、少し移動する。

記念の乗車キップ。

あちらが三陸鉄道。

極限のあまちゃんと一緒に。

団体専用車のため、他に乗客はいない。

あまちゃんを描いたのれん。

車内では極限のあまちゃんによる解説付き。

三陸鉄道も地震や津波の被害にあったが、わずか5日後には運転を再開したらしい。

この辺りも被害にあったが、一部の松は残った。

しばらく進むと橋梁の上で停止。

極限のあまちゃんのチカラで列車を停めてもらい、津波の被害にあった場所などを説明された。

次は堀内という駅で3分間の停車。

駅名看板には袖ヶ浜とあるが、こちらはあまちゃんのテレビ用。

またココでも撮影会になっていた。

そろそろ出発時間なので再び乗車。

列車は久慈から6つ目の普代駅まで運行し、ココで下車。

ひと駅の区間が長いので、少しばかりだが三陸鉄道の旅が楽しめた。

再び、バスに乗車し16時半には田野畑のお宿に到着

1日中移動したので、まぁまぁオツカレ。

先ずは大浴場で湯ったり疲れを癒やす。

部屋に戻り、窓を開けると冷たい空気が流れ込み、風呂上がりには丁度イイ。

宿は海沿いのため、波の音が聞こえ、水面に映った月明かりがキレイだった。

18時になり、お待ちかねの夕食タイム。

ちょっとした御膳の中にあるものが目につく。

目玉のカニ

カニが食べたかったので、とても嬉しい。

舟盛りのお刺身も美味しかった。

初日はお疲れだったので、早目に就寝した。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして翌朝。。。

2日目は朝からアメ。

とても残念。

朝食はバイキング。

ちょっと取りすぎたかな。

朝食の後はすぐにチェックアウトし、バスに乗り込んだ。

2日目はココから近い北山崎でクルージングの予定だったが、波が高いため中止となり、北山崎の展望台に移動となった

北山崎は以前の東北ツーリングでも訪れた事はあるが、あの時はキリで真っ白だった。

バスを降り、北山崎の展望台に到着。

天気は良くないが、断崖絶壁が見えたのは良かった。

ココから、363段の階段を下ると第2展望台があるので行ってみる。

第2展望台に到着。

さっきと特に変わらないような。

下ったからには上りがある。

頑張って階段を上りきり、朝から汗をかいた。

普段なら寒いくらいの風が、今は心地イイ。

真っ赤な紅葉がキレイ。

再びバスに乗り込むと、次は日本3大鍾乳洞の龍泉洞へと向かった

入口には龍の像。

早速、龍泉洞へ入ってみる。

青々とした照明の中、奥まで続く長い通路を進む。

洞窟の平均気温は10℃程とヒンヤリ。

(外の方が気温は低かったが)

歩いてきた通路を振り向いたところ。

神秘的な世界。

こんなハートフルなものまである。

こちらは第一地底湖(水深35m)。

水の透明度が高いので、底の方まで見える。

こちらは第三地底湖(水深80m)。

こちらも更に底まで透き通って見えた。

階段を上がると途中に出口があったが、更に上へ進み、三原峠と呼ばれる場所に行ってみた。

三原峠は水面から高さ35mの位置。

三原峠から下を眺める。↓

さっき通った第二地底湖が下に見えた。

三原峠から一方通行の階段を降り、再びコースに戻ると、次は出口に進んだ。

ワインを寝かせている場所を通る。

イイなぁ。飲んでみたい。

特に見処はない洞窟を延々進むと。。。

手造り感のある、ランタンが沢山並んでいた。

中にはこんなのも。↓

怖いじゃないか。

ようやく出口へ。。。

外に出るとまだアメは続いていた。

バスに乗り込むと、次は浄土ヶ浜に向かった。

バスの中では、知識豊富で面白いバスガイドさんが色んな話しを聞かせてくれたが、移動が多いのもあり、何度もウトウトしていた。

12時には浄土ヶ浜に到着

こちらも以前の東北ツーリングで巡った場所。

初めて来た時は、9月の晴れた日で残暑厳しく汗だくだったが、2回目は曇り、3回目のこの日はアメとなった。

到着すると、先ずは浄土ヶ浜のレストハウスで昼食タイム。

郷土料理の瓶丼を頂く。

これが瓶丼。↓

牛乳瓶に似た容器の中に海鮮の具材が詰め込んであり、お箸でほじって丼の上に盛り付ける。

へぇ〜、面白い料理。(◔‿◔)

窓の外の浄土ヶ浜を眺め、美味しく頂いた。

食後は浜に出てみる。

こちらが浄土ヶ浜。

晴れていれば景観もまた違っただろうか。

看板の上に海鳥が乗っていた。

周りは海鳥だらけ。

しばらく浄土ヶ浜に居たあと、次は宮古市から陸前高田市へ向かった。

車窓から街中を眺めていると、津波の高さを示した看板がある。

湾から少し離れた場所では津波被害は低かったが、それでも1mはあり、自分がいたらどうだっただろうと想像すると、恐ろしかった。

バスはR45のバイパスを南下する。

以前のツーリングの際には、まだ途切れた箇所がいくつもあったが、今では繋がって便利になった。

15時には道の駅高田松原に到着

ココは奇跡の一本松がある場所。

今ではとても立派な道の駅となり、隣には津波伝承館まであった。

少し見学していたが、一本松も見ておきたいので、外に出る。

以前来た時と違い、かなり整備されていた。

献花台もあった。

遠くに一本松が見える。

堤防の上に登ると、また献花台があった。

堤防も立派になった。

堤防は津波を防ぐものではなく、避難する時間を稼ぐためと地域の人達は考えている。

堤防から振り返り、道の駅を見る。

この付近にはかつて住居などがあったが、今は住居は建てられない区域に指定され、運動公園など公共の施設しかない。

次は一本松へ行ってみる。

被害があった建物と一本松。

この建物はユースホステルだと初めて知った。
若かりし頃は全国のユースを利用したものだが、津波の際は休業中だったため、人的被害はなかったらしい。

こちらの一本松は生きているものだとずっと思っていたが、幹は芯管を入れ補強し、葉はファイバーで作られ、今では復興のモニュメントとして保存されている。

津波災害時の避難経路案内図。↓

とても大事。

最後に一本松とこの地に一礼し、バスに乗り込み陸前高田を後にした。

2日目の最後は気仙沼の港に移動。

赤い橋の先にある[浮見堂]と呼ばれる場所へ。

向こうに恵比寿さんがいらっしゃる。

こちらの恵比寿さんは、3代目らしく、左手に抱えるのはタイではなく、カツオとなっていた。

気仙沼ではカツオ漁が盛んなため、大漁を祈願しているそうだ。

あの四角いのが浮見堂。

時間はまだ16時半だったが、もう日も落ち、寒く雨も降っており、早く宿に行きたかった。

気仙沼を出発し、約45分ほど移動した後、ようやく南三陸のお宿に到着した。

ロビーが広く、何だかゴージャス。

5つ星ホテルだそうだ。

お部屋は落ち着いた感じ。

夕食まであまり時間がないので、サッと大浴場で湯船に浸かり、夕食会場へ。

先ずはカンパイ!

料理はこんな感じ。

アワビなどもあり、豪華なお食事。

こちらの食事も良かったが、印象的には、昨晩のカニが良かったかな。

食後は広い館内を散策し、21時には就寝した。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして最終日。。。

窓からの景色。

爽やかな海が広がる。

昨晩は雨だったので、景色はよく見ていなかったが、最終日は晴れてくれた。

海鳥がやけに騒がしかったので、茶菓子の饅頭をちぎってやったら、沢山集まって来た。

あ〜ぁ、待ってるし。。。

やらなくなったら、海鳥は何処かへ行ってしまい、6時半頃には日が上り始めた。

ココからじゃ朝日が見えない。

7時になり、朝食会場に行ってみると、眩く輝く朝日が見れた。

天気も良さそうで、気分も晴れやか。

とても広い朝食会場はバイキング。

また取りすぎてしまった。

朝から沢山食べたので、もう腹一杯。

それにしても、ココは景観がイイなぁ。

湾の向こうに津波で被災したビルが見える。

置いてあった双眼鏡で覗くと、ビルの高い位置に津波の高さを示したラインが見えた。

残してあるという事はメモリアルだろうか。

出発は9時30分なので、食後はゆっくり準備。

イイお宿だった。

宿を出発すると、先ずは近くにある[南三陸さんさん商店街]に向かった。

まだオープンしたばかりなのか、ガランとしている。

モアイとタコたち。

南三陸ではタコ漁が盛んらしい。

向こうに[モアイ像]があるので行ってみる。

このモアイ像は本場のイースター島より正式に贈られたとのこと。

目が描かれているのは珍しく、霊力が宿ると言われている。

向いてる方角はイースター島だろうか。。。

川を渡った向こうに[防災対策庁舎]があるので行ってみる。

あれが防災対策庁舎。

津波が押し寄せる中、最後まで避難を呼びかけた方々にご冥福をお祈りしたい。

この辺りは震災復興祈念公園となっていた。

階段を登った先には祈念碑が設置。

晴れて穏やかな景観だが、当時は変わり果てた景色だっただろう。

少し向こうには、さっき宿から見えた白い建物があった。

次はバイクで来れたら、ゆっくり見て回りたい。

(それにしても風が強かった)

次は少し内陸にある[登米市]へと向かった。

なぜか[教育資料館]を見学。

明治に造られた小学校を維持保存している。

昔の教室風景。

懐かしいというほど古い人間ではないが、何となく懐かしさは感じる。

それにしてもキレイに保存されていた。

外に出ると武家屋敷な小路があったので、少しばかり散策。

武家屋敷っぽい雰囲気。


敷地の中に入るとカフェなどもあった。

見て回ったあとは、とよま観光物産センターでアイスを購入。

可愛らしいネーミング。(◍•ᴗ•◍)

そしてラストは[松島]に移動。

ココで少しばかり自由散策。

五大堂を観て。。。

観光物産店付近でお昼とした。

朝は沢山食べたので、酒のつまみ程度の食事。

牛タンにイカゲソだが、美味しかったなぁ。

そして、最後は遊覧船で松島を観光。

見晴らしが良さそうな2階席。

遊覧船は以前のツーリングの際にも乗ったが、晴れた松島は初めてだった。

船内アナウンスで島々の説明を受ける。

外に出ると少し強い風が心地良かった。

遊覧観光を終えると、再びバスに乗車し、仙台駅へ。

帰りはこの新幹線で東京駅へと戻った。

三陸を巡るツアー旅。

あちこち巡って結構疲れたが、新幹線に乗れたし、地の美味しい料理を食べ、豪華な宿で温泉にも入れて、楽しい旅だった。

-Danke-


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