昨日から、『第65期 名人戦 第5局』が静岡県・河津町を舞台に行われました。
先ほど決着がつき、98手までで、後手番の森内名人が勝ち、これで対戦成績を3勝2敗と一歩抜け出したと同時に、『十八世名人』の永世称号獲得に王手をかけました。
戦型は、小生がごく稀に父と将棋を指すときに、必ずといって良いほど父が選ぶ「相掛かり」となりました。
詳しい棋譜は、まだ拝見していませんので、ネットからの記事でしか分からないのですが、その後、森内名人は中住居の囲いにしたそうですね。
そんなに多くは見られない囲いですので、どの様に指し回して、郷田九段を退けたか…明日、コンビニか会社の生協で毎日新聞をゲットして、しっかり勉強したいと思います。
今回も、小生なりに封じ手を予想してみましたが、▲4四歩で、第5局に続き、見事に当たりました。
まぁ…入門者で当たるのですから、アマ有段者の方々は、皆さん当てていらっしゃるのでしょうね、きっと。
この対局、第5局と同様に、郷田九段から先に仕掛けて、郷田九段の攻めが切れたところから森内名人の反撃が始まり、そのまま貫禄の「寄りきり」勝ちに至ったようです。
途中、森内名人の持ち駒が歩が五枚に対し、郷田九段が歩切れになった…という記事をネットで拝読しましたが、この時…「これは、森内名人が制するかな」と思いながら、今まで待っていました。
案の定、ネットでチェックしたら、見出しが『森内が十八世に王手』となっていたので、「やっぱりそうか…」と。
郷田九段も、「みっともない将棋で、申し訳ありません」と感想を漏らしています。切ないですね。
しかし、まだ雌雄が決したわけではありません。
確かに、これまでのタイトル戦の実績を考えると、森内名人の方が、その「空気」を良く知っているので、俄然有利になったとは思います。
ですが、ご尊父様の思いに報いるためにも、郷田九段には、次の第6局は後手番で窮地に追い込まれた感はありますが、是非勝利して、何とかフルセットにもつれ込んで欲しい気がします。
14日と15日に行われる第6局…注目したいです。
それと昨日は、小生が5月19日のエントリーでも紹介したように、そのお人柄の「大きさ」に魅せられた、遠山 雄亮 四段が決勝戦に勝ち進んだ、『第20期 竜王戦』の6級の優勝決定戦が行われましたね。
結果は、残念ながら、遠山四段が、同門の戸辺 誠 四段に破れ、悲願の本戦出場は叶いませんでした…。
小生も、精一杯応援しましたが…本当に残念です。
応援している方が「負ける」ことは、「応援団の理屈」の上では、応援が悪いからです…。
これは、5月15日のエントリーでも、お話しています。
とにかく、応援が悪かったのです…。
小生の力不足であり、無念です。
でも、これで終わったわけではありません。
遠山四段…これからも「スマイル0円」で精一杯応援しますので、タイトル戦の挑戦者に名乗りを挙げられるように、頑張ってください。
期待しています。
先ほど決着がつき、98手までで、後手番の森内名人が勝ち、これで対戦成績を3勝2敗と一歩抜け出したと同時に、『十八世名人』の永世称号獲得に王手をかけました。
戦型は、小生がごく稀に父と将棋を指すときに、必ずといって良いほど父が選ぶ「相掛かり」となりました。
詳しい棋譜は、まだ拝見していませんので、ネットからの記事でしか分からないのですが、その後、森内名人は中住居の囲いにしたそうですね。
そんなに多くは見られない囲いですので、どの様に指し回して、郷田九段を退けたか…明日、コンビニか会社の生協で毎日新聞をゲットして、しっかり勉強したいと思います。
今回も、小生なりに封じ手を予想してみましたが、▲4四歩で、第5局に続き、見事に当たりました。
まぁ…入門者で当たるのですから、アマ有段者の方々は、皆さん当てていらっしゃるのでしょうね、きっと。
この対局、第5局と同様に、郷田九段から先に仕掛けて、郷田九段の攻めが切れたところから森内名人の反撃が始まり、そのまま貫禄の「寄りきり」勝ちに至ったようです。
途中、森内名人の持ち駒が歩が五枚に対し、郷田九段が歩切れになった…という記事をネットで拝読しましたが、この時…「これは、森内名人が制するかな」と思いながら、今まで待っていました。
案の定、ネットでチェックしたら、見出しが『森内が十八世に王手』となっていたので、「やっぱりそうか…」と。
郷田九段も、「みっともない将棋で、申し訳ありません」と感想を漏らしています。切ないですね。
しかし、まだ雌雄が決したわけではありません。
確かに、これまでのタイトル戦の実績を考えると、森内名人の方が、その「空気」を良く知っているので、俄然有利になったとは思います。
ですが、ご尊父様の思いに報いるためにも、郷田九段には、次の第6局は後手番で窮地に追い込まれた感はありますが、是非勝利して、何とかフルセットにもつれ込んで欲しい気がします。
14日と15日に行われる第6局…注目したいです。
それと昨日は、小生が5月19日のエントリーでも紹介したように、そのお人柄の「大きさ」に魅せられた、遠山 雄亮 四段が決勝戦に勝ち進んだ、『第20期 竜王戦』の6級の優勝決定戦が行われましたね。
結果は、残念ながら、遠山四段が、同門の戸辺 誠 四段に破れ、悲願の本戦出場は叶いませんでした…。
小生も、精一杯応援しましたが…本当に残念です。
応援している方が「負ける」ことは、「応援団の理屈」の上では、応援が悪いからです…。
これは、5月15日のエントリーでも、お話しています。
とにかく、応援が悪かったのです…。
小生の力不足であり、無念です。
でも、これで終わったわけではありません。
遠山四段…これからも「スマイル0円」で精一杯応援しますので、タイトル戦の挑戦者に名乗りを挙げられるように、頑張ってください。
期待しています。
次回は、どんな戦形にあるか? 楽しみです。
では、お体を自愛してください。
(正)どんな戦形になるか?
ご迷惑かけて申し訳ありません。
かませ犬が十八世名人を名乗るなんて認めんぞ!!
郷田程度のへっぽこが挑戦してくるのだから、かませ犬風情でも勝てるのだろうなあ。
達人戦ぐらいしか勝てない(明らかに力の落ちた)十七世や、順位、竜王戦が勝てずに、二流棋戦ばかり勝っている本来十八世になるべき方が勝てないから、こういうことになるのですよ。
数年後に康光氏が十九世、あるいは丸山九段が二十世を名乗るかもしれません。自主的に返上してくれませんかねえ、森内さん。
将棋連盟にまたもや大スキャンダルが発覚でもして、名人戦が中止にならないでしょうかね。
と、七色仮面風に怒ってみました。
永世名人ですが、そもそも通算5期というのが、なんとも微妙というところでしょうか。谷川さんだって、名人位在位通算たったの5期ですよ。ギリギリの永世名人。しかも、これ以上は望めないであろうし。
大山、中原が偉大すぎたのでしょうか?タイトルというのは、守る人がいて、初めて重みがでるのですよね。竜王位も、もっと長期間保持する人が出てこないと、いくら将棋界最高のタイトルと言ったって、実感わきませんよね。大山十五世の頃は全く分かりませんが、中原十六世の時代も、挑戦者は結構バラエティに富んでいましたよね。米長さんの他にも、桐山、森、大内など。高橋九段の時は、1勝3敗まで追い込まれました。しかし、それらの挑戦をことごとく跳ね返したからこそ、名人は選ばれた人しか・・・、という信仰も生まれてきたと思うのです。
大体、ぼくは、森内さん以上に丸山さんが名人になった時の方が、気に入らなかった。いや、谷川さんが佐藤さんに取られえた時あたりから、2年ごとに名人が変わり、なんか流れがおかしくなってしまったのではないでしょうか?
ですから、もう、昔のイメージで永世名人を語れないですよね。本当だったら、羽生さんが、王座ではなく、名人を十五連覇しなくてはいけなかったのでしょうが。
振られ飛車さん、ここまで来たら、もう諦めましょう(笑)。って、まだわかりませんが。しかし、佐藤、丸山は今後ありえないでしょう。もし、もう一度、名人位の重みを取り戻せる可能性があるとするならば、それはあきら竜王が、再来年、森内名人に挑戦し、奪取し、10連覇位した時ではないでしょうか?ぼくの意見としては、こうなってしまった以上、羽生世代による名人位のたらい回しだけは避けてほしい。このまま、あきら竜王が登りつめるまで、森内さんに保持しておいてほしいと思っていますが、いかがですか?
まだ、諦めきれませんか?
丸山九段の(失礼ながら)永世名人はありえないでしょうが、昨今の順位戦の成績からすると、十九世が康光氏という可能性はありそうです。
そのあと、渡辺二冠、あるいは七冠となり、そして二十世襲名となるのかもしれません。
最も知名度の高い、そして七冠を制した棋士が永世名人になれないのかもしれないのはなんといってよいのやら。
同時期にすばらしい才能を持った棋士が三人出現し、切磋琢磨していったことが同世代タイトルたらいまわしとなってゆくのでしょうね。
もし、郷田九段が名人奪取した場合。正直、だから何なのと言えなくはない。お父上がらみのドラマ仕立てもできますが、あまりお亡くなりになられた方を出してほしくないですよね。そっとしておいて下さい。羽生世代という大きな塊でみると、棋史に残る出来事だと言えなくはないですが。
森内十八世、来年羽生十九世、これはかなり高い確率で起こり得ると思うのですが、こうなるとまるで永世名人の持ち逃げみたいな感じで、アンチ森内の方々は余計腹立たしいのではないでしょうか?
ですから、こうなってしまった以上は森内さんに何連覇かして頂いて、せめて通算タイトル数二桁には乗せて頂いて、次世代に譲り渡してほしいと・・・。
A級戦犯は、谷川先生だと思いますが、いかがでしょうか?関西の振られ飛車さん。ぼくは、ここ10年、名人戦はずっと谷川先生を応援してきましたよ。しかし、ことごとく・・・。昨年は、諦めていました。
ファンの戯言です。お許し下さい。
ところで、順位戦速報、なかなか更新されないのですが・・・。
●Logical Spaceさんへ。
そちらへお伺いしてコメントを残しましたが、このシリーズは戦型予想は極めて難しいですね。
この次は、何を持ってくるのやら…。
でも、入門者には格好の教材です。
分からない事が出てきましたら、質問させていただきますね(笑)。
●振られ飛車さん&ssayさんへ。
良いですね~こういうディベート。
小生のコメント欄では、これもウェルカムです(笑)。
競馬に例えれば、アドマイヤベガ&ナリタトップロード&テイエムオペラオーのような感じでしょうか?
『3強が三冠を分け合う…』
本来は、羽生三冠が、ディープインパクト如き、他を圧倒する強さを見せるべきでしょうけどね…。
でも、小生は、まだ羽生三冠のその「凄さ」みたいなもの…期待したい気持ちがありますね。
まだ今シリーズが決着したわけではありませんが、仮に森内名人が十八世を襲名したとすれば、来期挑戦者に名乗りを上げ、即座に奪して十九世もあるかな…なんて思ってみたりもします。
でも、何だか、森内名人が『十八世』で、羽生三冠が『十九世』は、違和感感じる気がするのは…小生だけですかね?。
ま、ひょっとしたらですよ、あきら竜王がB1も1期で通過して、2期後にいきなり挑戦者に名乗りを挙げて、そのまま5期連覇ってことも、ありえますよね。
これが一番格好つくドラマでしょうか?
ともかく、『名人位の品格』みたいなものがまた再び戻る「鍵」を握られているのは、あきら竜王のような気がしますね(笑)。
先ずは、熱いコメントをお寄せいただいた皆様に、お礼まで。
私は、羽生三冠、渡辺竜王、瀬川四段のファンです。
これは、私の個人的な心情です。
羽生三冠に永世名人の称号を取って欲しいと願っています。なので、今回の名人戦は、郷田九段に奪取して欲しいと思っています。
そして、2~3年の間に羽生三冠が挑戦して名人位を奪取して欲しいと思うのが心情です。
なので、今回は郷田九段を応援したいと思っています。後、2連勝して欲しいと思います。
あくまでも、私の個人的な心情ですので、誰に押し付けるつもりはありません。
複雑な心境です。管理人として…。
でも、やっぱり本音の部分は、先ほどお話したように、
『何だか、森内名人が『十八世』で、羽生三冠が『十九世』は、違和感感じる気がするのは…小生だけですかね?。』
の部分と…
『『名人位の品格』みたいなものがまた再び戻る「鍵」を握られているのは、あきら竜王のような気がしますね』
というところにあるのは確かです。
案外、郷田九段を応援される方もおられると思います。
含蓄あるシリーズですから、終盤に差し掛かるにつれ、色々な思いがファンの間でもうごめくのは、自然の流れかもしれませんね。
郷田新名人
「羽生十八世まで、名人位を預からせて頂きます。」
たった1期でも、名人というタイトルにこだわる私と、永世名人という称号を重視される方と。ファン心理というのは面白いものですね。
確かに歴史の流れとして、大山十五世→中原十六世→谷川十七世→羽生十八世→渡辺十九世、このほうがしっくりくる。
私は森内さん好きなので、あまり気にしませんでしたが(笑)。
その、渡辺将来永世名人ですが、初戦を落としそうです。