Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

第56期王将戦第6局など

2007-03-07 23:55:09 | 将棋
昨日から始まった『第56期王将戦第6局』…勝敗が決しましたね

この第6局も第1局同様、千日手が成立(第1局が確か70手までで、今回の第6局が100手まで)し、指し直しに…。

小生、将棋ファンになってから日が浅いので、第1局にも驚いたのですが、シリーズで2度千日手が成立というのも、分からないのですが、珍しいのでしょうか?
(小生のブログをご覧頂いている将棋ファンの読者の方で、ご存知の方がおられましたら、ご教示いただけましたら、大変嬉しく思います。)

そして、先後入れ替えての指し直し局は…105手までで、先手の佐藤棋聖が勝ち、これでこのシリーズは昨年同様フルセットに
しかも、雌雄を決するその舞台は、昨年同様、新潟県佐渡市の「ホテル大佐渡」…。

昨年は、佐藤棋聖が3連敗の後、小生の住まい近くの周防大島町での第4局から3連勝し急追も、力尽きて奪取なりませんでしたが、今回はどうなるのでしょうか?

佐藤棋聖が4度目のタイトル奪取に挑み、悲願なるのか、それとも羽生王将の分厚い壁に、またしても阻まれるのか…注目の最終第7局(19日~20日)が非常ぉ~に楽しみです


将棋関連の他の情報を。


小生の自宅でも購読している、朝日新聞社主催の『第25回朝日オープン将棋選手権』も、今日、挑戦者決定戦が行われ、134手までで阿久津主税五段が勝ち、羽生朝日オープン選手権者への挑戦が決まりました。

段位は五段ですが、実力はもうそれ以上と言っても過言でない阿久津五段。
最近、阿部八段との対局の棋譜が掲載されていましたが、阿部八段の「もうすっぱり寄せてくれ!」の言い分通りに寄せきったのも見事でした。
次の渡辺竜王に勝った深浦八段との対局の棋譜も後日掲載されるはずなので、ゆっくり並べてみたいと思っています。

とにかく、羽生選手権者に対しどう挑むか、注目ですね


そして、5日に中国・青島で指された『第33期女流名人戦第3局』は、170手までで、挑戦者の中井女流六段が勝ち、矢内女流名人がカド番に追い込まれました…

ですが、矢内女流名人…先月22日の里見女流初段との対局で、大勢のマスコミが注目の中で見事に勝ちきった経験が、ここで活きるのではないかと思っています。
このシリーズも、このまま終焉ってことは考えにくい気がするので、注目したいと思っています

この週末には、1勝1敗で迎える『第32期棋王戦第3局』もありますし、将棋界から目が離せません。


3月は年度末ということもあり、小生の業務も仕上げの時期で多忙なことは確かなのですが、週末は、将棋のタイトル戦もあり、シリーズ化している応援団関連の記事も起こす構想もあるので、何とか休日は休日として楽しめるように、明日からの2日間を精一杯頑張りたいと思っています

5日は体調不良で、読者の皆様にはご心配と、ご迷惑をおかけしました
おかげをもちまして、気持ちに「ハリ」みたいなものが戻り、業務は業務で集中できていますし、今、こうして記事を起こすのも、楽しんでいます
16日にある業務進捗報告&学術論文紹介の準備も順調で、後者はもう80%程度読破しました
明日以降も、パワー復活のDanchoに、ご期待下さい

では、読者の皆様、明日も元気に頑張りましょう

そのためには、睡眠もしっかりと…というわけで、おやすみなさい

Comments (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日はこれでお休み | TOP | 久しぶりの『現代国語の授業』 »
最新の画像もっと見る

5 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
シリーズでの千日手 (Logical Space)
2007-03-08 08:11:12
ここ10年のタイトル戦の棋譜があるので、調べてみました。10年以内では、1度だけあります。

第15期竜王戦
保持者:羽生竜王
挑戦者:阿部八段
第1局で2回、千日手が発生しました。
なので、第1局は3番指しました。

過去で有名なのは、第40期名人戦10番勝負です。
保持者:中原名人
挑戦者:加藤十段
第1局が持将棋
第6局、第8局が千日手でした。

でも、過去にはあることはありますが、シリーズで2回の千日手は少し珍しいと思います。
返信する
Unknown (ssay)
2007-03-08 23:53:24
Danchoさん、今晩は。
将棋をエントリーして頂き、うれしく思います。竜王ブログでは、そんなに長くコメントできないので、ちょくちょく寄らせて頂こうと思います。
佐藤棋聖の将棋の魅力って、近年特に顕著ですが、その積極果敢な踏み込みにあると思います。今回も△7六桂が敗着と感想戦でありましたが、その手を敗着に至らしめたのが、▲7六銀△同金▲7四桂という踏み込みにあったわけです。一瞬、銀桂交換の駒損ですが、▲7四桂以下の攻めがより厳しいとみたわけです。ツボにはまった時の、佐藤棋聖の破壊力というのは、今年度は棋界一だと言っていいと思います。しかし、空振りしたときの反動も大きいわけで、そのあたりは、第2局、第3局に表れています。野球に例えると、巨人にFA移籍した小笠原と言えるのかな?風貌は大分違いますが。
問題は、第7局ですよね。昨年は、出だし3連敗からのフルセットでしたので、もっと盛り上がったのですが(竜王ブログでも、私を含め、一部盛り上がりました)、ここ一番での羽生さんの勝負強さは、嫌と言うほど見せ付けられて来ましたから。個人的には、佐藤棋聖を応援したいです。
>Logicalさん、定石でなく定跡でしたね。全く気が付かなかった程、今の私は、羽生の頭脳(定跡書)を読んでいません。羽生の法則とかも読みたいのですけどね。原田の詰将棋も解かねば!(笑)
返信する
コメントありがとうございます。 (Dancho)
2007-03-09 00:36:59
●Logical Spaceさんへ。

早速調査&ご教示頂き、深謝です。

やはり、レアケースなんですね。
そんな時に、歴史の後見人みたいな感じになれ、ちょっと嬉しく思っちゃいました。

ですが、次は泣いても笑っても決着がつく真剣勝負。
じっくりと行方を見守りたいと思っています。

今週末は、確か棋王戦がありますね。
棋譜はサイトに行けば拝見できるけど、解説なしだと思われますので、質問事項を探しながら、そちらにお伺いします。

その時は、よろしくお願いします。


●ssayさんへ

佐藤棋聖は先月11日に間近でお姿を拝見し、そのオーラみたいなものに痺れました。
確かに差し手に工夫が随所に見られ、成立すればその破壊力たるや、慶應義塾が所有するチャンスパターンメドレーで例えるなら、突撃のテーマ~コールケイオー~ダッシュケイオウのそれですね。

最終局でも積極果敢にそのチャレンジ精神が発揮されるか、勝負の行方と共に、見守りたいと思っています。

将棋に関しては、拙いながらも結果や感想をお伝えすべく、エントリーはしていこうと考えています。
棋力向上には、ssayさん、道場認定有段者のLogical Spaceさん、振られ飛車さんといったベテランファンの方々にコメントいただきながら勉強を積む事が手っ取り早いと思っておりますので…。
(そして、こうしたベテランファンの方々と情報交換できるご縁を大切にしたいと考えていますので。)

これからも、遠慮なく寄っていただき、コメントを頂戴できればと思っております。

どうぞ宜しくお願いします。


先ずはコメントを頂いたお二方に、お礼まで。
返信する
最新の定跡の本について (Logical Space)
2007-03-09 07:10:53
羽生頭脳(10冊)は、私はすべて読みましたが、すでに過去の定跡です。
初歩的な定跡を知りたいならば、良い本だと思います。

最新の定跡の本は、次の2つです。
・最前線物語2 深浦康市
・最新戦法必勝ガイド 村山慈明
本としては、最新の定跡書です。

羽生の法則は、駒の手筋の本です。
以前、駒の手筋を勉強したので、買っていません。
本屋でパラパラ見た程度です。
返信する
Re:最新の定跡の本について (Dancho)
2007-03-09 22:04:58
Logical Spaceさん、こんばんは。

ご紹介頂いた本…小生は入門者ですので、参考書として探して読んでみたいと思います。

ありがとうございました!
返信する

Recent Entries | 将棋