Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

人が『輝く』瞬間とは!?

2007-10-06 06:37:48 | 明川 哲也 さん
小生のブログの読者なら、もうすっかりおなじみとなった毎月1回の、好評(本当に)の、このシリーズ

そうです。明川 哲也 さんの登場です

4週間に一度、朝日新聞(住まいが山口なので、北九州版?)の生活面の『相談室』の回答者として登場されますが…もちろん今回もやります

4回前の『『ゆるゆる教』のすすめ』のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか

お任せ下さい
9月15日に登場なさった今回…全く期待を裏切っていませんね

今回も、説得力は相変わらず…な回答を、相談者にしています
ところが、今回はちょっとビックリの展開を迎えます。

では早速、惜しみなく紹介したいと思います


紹介するのは、兵庫県にお住まいの、49歳の女性の方の相談に対する回答です。

相談事は、介護の仕事をしている23歳の次女は、化粧気がなく、いつもジーンズ姿。「介護される人も、きれいなお姉さんの方が嬉しいのよ」と諭すのですが、休日は家でゴロゴロ。人生で一番輝いている年頃に、こんな生活で良いのかと心配。本人は「これでいいのよ」と気楽に言うが、弾けた思い出もなく、かわいそうで仕方がない…という内容。

小生もちょっと身に覚えのある話なので、ひょっとしたら両親に同じ様な心配をかけていたのかもしれないな…と思ったりします。
でも、いわゆる「プー太郎」で何も目的がなく怠惰に生活して、相談者の脛にかじりついたまま、鼈のように離れないわけではなさそうですし、介護のお仕事ですから、単にお休みの時は「お休み」をしていないと体力的に辛い…なんていうのが実態だったりするかもしれないですよね。

いずれにしても娘を気遣う親心からの相談ですが、明川さんは、以下のように、絶妙かつ、これまでにない展開の回答をしています

以下、記事を全文引用して紹介しましょう


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 最近めっきり酒から遠ざかってしまったボクは、目にするのも嫌だった甘いものを恋しく思うようになりました。
拒み続けてきたものへの態度を変えたのですから、おはぎを買う時などは、背徳の感さえあります。
酒場こそが社会だったのに、あんこをほお張るなんて。
これを反社会的と言わず何を言おうか。
どら焼きや大判焼きを手にしながら、こんな非行に走っていいものかと、ボクには大変な葛藤があるわけです。
 かように、人間の心とは推量しにくいものです。
休日のお嬢さんもごろごろしているように見えながら、ちくわひっくり返しの妙法(穴をゆっくりと広げて、ちくわをひっくり返す難しい技術)を考えているのかもしれません。
それがお嬢さんにとって弾けていることになるなら、いったい誰が非難できましょう。
 だいたい、23歳だから人生で一番輝いているはず、というのが世間的な幻想の定型化です。
人はみんな輝き方が違うし、熟していく年齢も違う。
ファーブルが昆虫記を書きだしたのは60歳近く。かつてのきんさんぎんさんなんて100歳で輝いたじゃないですか。
 娘を思う親心はわかりますが、かわいそうなのはお嬢さんではなく、世間一般の幻のイメージに縛られたあまり、お嬢さんの内面の充実が見えなくなっているお母さん、あなたの方かもしれません。

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なるほど…

これは納得ですね

どんな人間にも、可能性はありますよね。

また、生きているからこそ、「使命」があるといいます。

これは田坂 広志 氏のいくつかの著書でも語られていることです。
スピリチュアル・カウンセラーの江原 啓之 先生も同じことを多くの著書で語っておられます。

ですから、介護のお仕事をなさっているご令嬢様が「今は」輝くときではなく、仕事を一生懸命やること…いや、仕事を一生懸命やっている時が、実は「自分が輝いている瞬間」とお考えなのかもしれませんよね。

これ…本人の目に触れたら怒られそうですが、化粧気がないのは実は家内も一緒です。
それが本人の価値観だとしたら…ごり押しはできないですよね
「尊重するしかない」と表現しましょうか…そんな感じかもしれません。
ただ、ちょっと擁護しますが、背丈が小さいので、その分得をしていて、小生は出会った当初は、小生の方が「年上」と思っていました。実年齢より若く見えたんですね。
これも、家内の「武器」だったのかもしれないと、今にして思うのです。

むしろ、小生にはご令嬢様のようなお仕事について…とっても興味あります。
介護福祉士の資格…難しそうですし。
入浴介護などでは当然ながら汗だくになってしまうのでしょうから、逆に化粧をすると良くないのかも…とか、余計なことを思ったりします。
ちょっとスケベ根性を出すとすれば、逆に、ご令嬢様が化粧をなさったら、どれだけ綺麗なお方になるのか…お会いしてみたいくらいですね

小生の実妹も、結婚する前までの3年間は幼稚園の教諭をしていて、化粧をすることは殆どなかったと思います。
職業柄、それは逆に「ご法度」なのかもしれませんしね

その点も、ひょっとしたら明川さんもご存知で、相談者も、相談者のご令嬢様も傷つけないよう、お心遣いたっぷりに、相談者はもちろん、小生達読者までをも「諭す」回答をなさっている…

このシリーズを始めて、初めて相談者側を「強く」諭すような、これまでの明川さんにはなかった驚きの展開の回答内容ではありましたが、素晴らしいですよね

どこまで、その明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうか

このペースですと、次回の登場は10月13日か20日が有力…でしょうね

また来月末位に、読者の皆さんに紹介したいですし、小生自身も明川さんのご登場を心待ちにしています

この次も、またまた期待…寄せちゃいますよ。明川さん
Comments (3)
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