日本のプロ野球が『裏金』問題で、ファン離れが加速しそうな最中、競馬界は、ファンを楽しませる企画を、22日の東京競馬場の最終レース後に、「第13レース」として催しました。
諸手を挙げて、「素晴しい」の一語に尽きます。
表題の『ジョッキーマスターズ』がそれで、『東京優駿』または『優駿牝馬』に優勝した経験のある、引退した騎手達が、優勝当時の勝負服を身にまとい、レースを行うというものです。
野球の『マスターズリーグ』に似た企画ですが、今回このレースに出場した元・騎手の皆さんの大多数は、調教師に転進された方ですから、現在でも、時には調教で跨っているはずですので、まだまだ「往年の力量」が十分に残っていると思われます。
実際、パドックを回る時、本馬場に入場する時、レース…どれをとっても、現役騎手と遜色ないプレーぶりでした。
「力量落ち」なんてとんでもない。
結果は、河内 洋 元・騎手(現・調教師)が、栄えある『第1回』のレースを制しました。(その出走表はこちら、レース結果などの記事はこちら、優勝した河内 洋 元・騎手のコメントなどはこちらです。)
また、本馬場入場時の「誘導馬」には、元・騎手でターフレポーターでもあるJRA女性騎手第1号となった細江 純子 氏,現役騎手の横山 典弘 騎手,後藤 浩輝 騎手の3人が騎乗して「誘導」を務め、実況は、様々な「名フレーズ」を残した、泣く子も黙る杉本 清 アナが務め、スターターは、柴田 政人 元・騎手(現・調教師)が務めるなど、ファンにとっては、「涙もの」のキャスティングです。(その様子(映像)はこちらからご覧下さい。)
『競馬』の世界は、遡れば、シンザンが昭和30年代の終わりに登場し、その約10年後にハイセイコーが登場し、またその約10年後にミスターシービー&シンボリルドルフが登場し、その約5年後に「芦毛伝説」の礎を築いたタマモクロス&オグリキャップが登場し、盛り上がりという意味では、ここで「最高潮」に達しました。
そのさらに約5年後に、ナリタブライアンが救世主となって現れましたが、景気の衰退と共に、競馬ファンも徐々に減っていきました。
そんな時に現れたのが…そうです。ディープインパクトです。
やっと、競馬場にファンを集められる馬が登場してくれました。
ですが、それに驕らず、JRAは、ファンを楽しませる企画をあたため続け、色々な「勝負手」を、これまで放ってきてはいたのです。
今日は、それが結実した例かもしれません。
今回の企画ほど、オールドファンも、ビギナーファンも楽しめるものはないのではないでしょうか。
これは、JRAがファンにとにかく楽しんでもらうために、ファンをまず第一に考えて知恵を振り絞った結果と、小生は見ています。
将棋で例えれば、見事な「好手」です
どんな企画であれ、それが「レース」であれば、危険を伴います。
ですが、そのリスクを十分踏まえた上でこの企画に賛同し、レースに騎乗した、元・騎手の皆さんには、心から「万歳」&「拍手」&ファンとして「感謝」ですね。
プロ野球も、選手を『裏金』で釣るのではなく、こんな、ファンが「あっ」と驚く…そして「涙もの」の改革を、是非行っていただきたい。
現に、JRAの人気は、徐々に回復基調にあります。
見習うべき点は、多々あるのではないでしょうか?
最後に、競馬に関することで…。
今度の日曜日は、小生が1年で一番「本気モード」で予想する、『天皇賞(春)』が京都競馬場で行われます。
先日、「このレースは『6頭』の勝負になる」と断言しました。
その6頭…現時点で、全て登録しています。
早速、小生推奨の『6頭』を、発表します。その馬達とは…
・アイポッパー
・デルタブルース
・トウショウナイト
・ネヴァブション
・マツリダゴッホ
・メイショウサムソン
です。
隠し球はトウカイトリックですが、『6頭』と断言した以上は、出走回避でもしない限り、この6頭で勝負に行きます。
中でも、「絶対に切らない」という馬が1頭います。
「絶対に切らない馬」と、小生のフォーカスは、今週の調教や、直前情報を踏まえて、土曜日の夜に発表します。
それまでは、じっくり印の順番をどうするか…長考します。
どうぞお楽しみに。
諸手を挙げて、「素晴しい」の一語に尽きます。
表題の『ジョッキーマスターズ』がそれで、『東京優駿』または『優駿牝馬』に優勝した経験のある、引退した騎手達が、優勝当時の勝負服を身にまとい、レースを行うというものです。
野球の『マスターズリーグ』に似た企画ですが、今回このレースに出場した元・騎手の皆さんの大多数は、調教師に転進された方ですから、現在でも、時には調教で跨っているはずですので、まだまだ「往年の力量」が十分に残っていると思われます。
実際、パドックを回る時、本馬場に入場する時、レース…どれをとっても、現役騎手と遜色ないプレーぶりでした。
「力量落ち」なんてとんでもない。
結果は、河内 洋 元・騎手(現・調教師)が、栄えある『第1回』のレースを制しました。(その出走表はこちら、レース結果などの記事はこちら、優勝した河内 洋 元・騎手のコメントなどはこちらです。)
また、本馬場入場時の「誘導馬」には、元・騎手でターフレポーターでもあるJRA女性騎手第1号となった細江 純子 氏,現役騎手の横山 典弘 騎手,後藤 浩輝 騎手の3人が騎乗して「誘導」を務め、実況は、様々な「名フレーズ」を残した、泣く子も黙る杉本 清 アナが務め、スターターは、柴田 政人 元・騎手(現・調教師)が務めるなど、ファンにとっては、「涙もの」のキャスティングです。(その様子(映像)はこちらからご覧下さい。)
『競馬』の世界は、遡れば、シンザンが昭和30年代の終わりに登場し、その約10年後にハイセイコーが登場し、またその約10年後にミスターシービー&シンボリルドルフが登場し、その約5年後に「芦毛伝説」の礎を築いたタマモクロス&オグリキャップが登場し、盛り上がりという意味では、ここで「最高潮」に達しました。
そのさらに約5年後に、ナリタブライアンが救世主となって現れましたが、景気の衰退と共に、競馬ファンも徐々に減っていきました。
そんな時に現れたのが…そうです。ディープインパクトです。
やっと、競馬場にファンを集められる馬が登場してくれました。
ですが、それに驕らず、JRAは、ファンを楽しませる企画をあたため続け、色々な「勝負手」を、これまで放ってきてはいたのです。
今日は、それが結実した例かもしれません。
今回の企画ほど、オールドファンも、ビギナーファンも楽しめるものはないのではないでしょうか。
これは、JRAがファンにとにかく楽しんでもらうために、ファンをまず第一に考えて知恵を振り絞った結果と、小生は見ています。
将棋で例えれば、見事な「好手」です
どんな企画であれ、それが「レース」であれば、危険を伴います。
ですが、そのリスクを十分踏まえた上でこの企画に賛同し、レースに騎乗した、元・騎手の皆さんには、心から「万歳」&「拍手」&ファンとして「感謝」ですね。
プロ野球も、選手を『裏金』で釣るのではなく、こんな、ファンが「あっ」と驚く…そして「涙もの」の改革を、是非行っていただきたい。
現に、JRAの人気は、徐々に回復基調にあります。
見習うべき点は、多々あるのではないでしょうか?
最後に、競馬に関することで…。
今度の日曜日は、小生が1年で一番「本気モード」で予想する、『天皇賞(春)』が京都競馬場で行われます。
先日、「このレースは『6頭』の勝負になる」と断言しました。
その6頭…現時点で、全て登録しています。
早速、小生推奨の『6頭』を、発表します。その馬達とは…
・アイポッパー
・デルタブルース
・トウショウナイト
・ネヴァブション
・マツリダゴッホ
・メイショウサムソン
です。
隠し球はトウカイトリックですが、『6頭』と断言した以上は、出走回避でもしない限り、この6頭で勝負に行きます。
中でも、「絶対に切らない」という馬が1頭います。
「絶対に切らない馬」と、小生のフォーカスは、今週の調教や、直前情報を踏まえて、土曜日の夜に発表します。
それまでは、じっくり印の順番をどうするか…長考します。
どうぞお楽しみに。