Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

4月8日は、『(前半の)統一地方選挙』の投票日

2007-04-08 18:27:17 | 社会
今日4月8日は、前半の『統一地方選挙』の投票日ですね。

小生の住まいのある山口県でも、『県議会議員選挙』がありました。

小生も、競馬情報を入手するために、今朝、日刊スポーツ(関西以西版)をコンビニに出かけて調達するついでに、投票してきました

山口でも、選挙区が削減された関係で、かなり苦しい前・議員がいる模様で、昨日のギリギリまで、社宅近くに「選挙カー」がやってきていました。
(内心、「ご近所迷惑」も考えず、19時50分頃にスピーカー越しに「宜しく…」といわれても、ただの「騒音」に過ぎないと思うのですが…。)
まぁ、それでも当選したから、「お礼行脚」でもしていただきたいですね。
かなりこちらは「迷惑」を被りましたので…。


この度の『統一地方選挙』では、注目はもちろん、日本の首都である『東京都知事選挙』でしょうね。


『東京都知事選挙』では、前職の石原 慎太郎 氏,前・宮城県知事の浅野 史郎 氏,元・足立区長の吉田 万三 氏,建築家の黒川 紀章 氏の4名が抜けた存在で、その他にも、「まいどおなじみ」で発明家のドクター・中松 氏や、タレントの桜 金造 氏なども名乗りを挙げています。

しかし、投票日1週間前の1日に、日本テレビ系列の報道ワイド番組『真相報道 バンキシャ!』を視聴したところ、何やら「きな臭いもの」を感じてしまいました。


番組スクープに寄れば、石原候補も浅野候補も、政党からの支持や支援は「受けない」としながらも、どうもそうではなさそうなのです。


石原候補は、これまで「石原軍団」の全面バックアップの基に、2選を果たしていましたが、今回はそれをせず、「クリーン」な選挙戦を展開しているかと思いきや…なんと、小池 百合子 衆議院議員の支持集会会場に現れ、堂々と講演していました。
小池議員も来場の支持者を前に、「石原候補を応援する集会」と語っていたから驚きです

これ…明らかに、「自由民主党として支持しますよ」と、暗に表明しているようなものですよね…。
小池議員は、前・環境大臣ですから、少なからず自由民主党にとっても影響力のあるお方で…小池議員個人の「私見」とは、どう逆立ちしても考えにくいですし…。

一方、浅野候補も、民主党が、結局支持を断念したいきさつがあるにも拘らず、浅野候補の選挙運動には、なんと…私服でしたが、菅 直人 民主党代表代行の姿があるではないですか
これにも正直驚きました

こちらも、政党の「代表代行」という幹部のお出ましですから、「実は、民主党が支持してますよ」と、表明しているようなものですよね…。

なんだか、候補者の言っていることと、やっていること…矛盾が多すぎますね。
これ…語弊はありますが、「出来レース」ですよね…


選挙運動でどんな街頭演説をしても、「裏側」が見えてしまった今では、説得力が大幅に欠ける、単なる「パフォーマンス」にしか見えない気がしているのは、小生だけでしょうか?

とにかく、東京都民の皆さんが、どの候補に票を投じ、誰が「知事の椅子」を手にするのでしょうか?
注目の選挙ですから、投票率も気になります。
17時現在では、37%程度だそうですが、東京都の有権者の皆さんには、是非権利を行使して欲しいと願っています。

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現在、20時25分です。

東京都知事選挙は、19時30分現在、投票率は、44.90%と、前回同時刻よりも5.05%もアップしました。

現職の石原候補は前回出馬時より「アゲインスト」の風当りが強く、前・宮城県知事の浅野候補が対抗馬として出馬したことが、有権者の関心を呼んだのかもしれません

そして…たった今(20時32分)ですが、石原候補の当選確実が出ました。

出口調査でも、50%程度の支持率があり、無党派層の40%程の票を取りこんだことが、奏功したようですね。


石原候補は、これが「最後のご奉公」と、事ある毎に語っていましたが、「ご奉公」が都民に受け入れられるものであること…願っていますよ

「東京都から、政治を変える」…この2期で、本当に変わったのでしょうか?
ちょっと疑問符が付きますよね。
2期務めての成果の「説明」が「足りなかった」ことが「反省」らしいのですが、その「反省」に基づく2期務めての成果…都民に理解できるように、早速説明していただきたいと、小生は思います。

3期目で、本当に「政治を変える」事ができるでしょうか?…いや、変えてくださいね。注目していますので…。


何にも変わらない…じゃ、困りますからねっ


それにしても、政党の支持を受けないというクリーンな選挙戦だったはずが、先述した「裏側」が見えてしまい、事実上「与野党の激突」…語弊ある表現をすれば「出来レース」となってしまったわけですが、「与党」に凱歌が挙がったことになります。

浅野候補を「裏」では支持をした民主党は、浅野候補が敗れたことに対し、早速「国政には、影響しない」とのコメントを出しましたが、本音のところはどうなんでしょうか?
案外、ショックだったりするのかも…と、小生は見ています。

公認候補を擁立できなかったことまで含めて考えると、国政選挙(この夏にある、参議院選挙)で、小泉前首相在任時の選挙戦より「挽回」はするでしょうが、高らかに「勝利宣言」を出せるほどの勢いは、ないかもしれません。

民主党の鳩山幹事長は、「有権者は、“クリーンさ”よりも“逞しさ”を求めた結果」と敗因を分析していますが…私服で菅 代表代行が選挙運動に加担していて、それはちょっと違う気がしますけど…

それはともかく、民主党の小沢代表は、「選挙の戦い方上手」と評されています。
その手腕…試されますね。
Comments (4)
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