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ジェームス・カークランド対アレン・コンヤース(2007/11/30)

2007-12-01 14:16:11 | ボクシング
スーパーウェルター級10回戦

強打のスーパーウェルター級ホープ、23歳のジェームス・カークランド選手(James Kirkland)とアレン・コンヤース選手(Allen Conyers)との一戦は、カークランド選手がダウン応酬の激しい3分間を制しての初回TKO勝利で無敗のレコードを守っています。(体格比較)

ラウンドオブザイヤーの候補に間違いなく挙げられるであろうエキサイティングな初回の攻防でした。
サウスポースタイルからの荒々しい攻撃で売り出し中のカークランド選手。この日もスタートから飛ばします。左ストレートを振り抜いて激しく迫りコンヤース選手をロープに追い詰めます。一気に倒し切ろうとパンチをまとめますが、やや強引すぎたのでしょうか、コンヤース選手の良い右を貰いちょっとたじろぎます。
ここで慎重にならずにより強引に出たカークランド選手。コンヤース選手の右ストレートをまともに直撃され大きくよろめいたところにもう1発右を入れられキャリア初のダウンを喫します。
ダメージのあるノックダウンに見えましたが、カークランド選手の強気の姿勢は変わりませんでした。立ち上がると、変わらず強引でパワフルなアタックを敢行し、すぐに左ストレートで逆転のダウンを奪い返してみせました。
その後、カークランド選手の迫力満点のアタックをフラフラになりながらよく凌いでいたコンヤース選手でしたが、初回終了間際に左ストレートから右フックのコンビを決められ再びダウンを喫した場面でストップとなりました。

カークランド選手のイチかバチかのアタックは見ていて冷や冷やしましたが、やはりそのパワーは本物です。パンチだけでなく身体全体のパワーも感じました。
また、気の強さは相当なもの。
これが裏目に出るケースを容易に想像できるのですが(この日のダウンもそう)、その強気こそがカークランド選手の強さでもあるのでしょう。
小さくまとまる事無く伸びていって欲しい選手です。

カークランド選手は21勝(18KO)。コンヤース選手は11勝(9KO)3敗。



Kirkland, Angulo KO foes!

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