ジェームス・カークランド対モハメド・サイード(2007/09/01)

スーパーウェルター級10回戦

強打の新鋭、ジェームス・カークランド選手(James Kirkland)がモハメド・サイード選手(Mohammad Said)に2回KO勝ちしています。

荒々しい攻撃が売りのカークランド選手の強打が炸裂したノックアウト劇でした。
初回開始から積極的な攻撃を見せるカークランド選手。サウスポースタイルからのワンツー、左フックと出すパンチすべてが当たる立ち上がりで試合開始から15秒後には最初のダウンを奪っていました。
すぐに2度目のダウンを追加し、攻めまくるカークランド選手の攻撃は迫力満点でした。捨て身になったサイード選手の右を危ないタイミングで貰ってちょっとヒヤリとさせる場面もありましたがカークランド選手の勢いが最後まで圧倒していた試合でした。
2回終盤に左右左のコンビネーションを綺麗に決めてフィニッシュしています。

荒々しい攻撃の影に隙も見せがちなカークランド選手ですが、この勢いで突き進んでいってもらいたいものです。

カークランド選手は20勝(17KO)。サイード選手は22勝(14KO)6敗1分。


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