ライト級8回戦
こちらも先週末の試合。
WBCスーパーフェザー級1位で無敗のメキシカン、ウルバノ・アンティヨン選手(Urbano Antillon)がコロンビア人のホセ・レオナルド・クルス選手(Jose Leonardo Cruz)に6回終了TKO勝ちしています。
25歳で無敗の世界1位、アンティヨン選手にとっては少々苦しい内容の試合でした。アゴをしっかり引きガードを固めながらパワフルな攻撃で迫るアンティヨン選手。上下へ打ち分ける1発1発にしっかりと力を込めて放つパンチの威力、前進する力はなかなか見事ではありましたが、上体の動きに乏しくクルス選手が動きながら返すシャープなパンチを結構貰う展開。
黒人らしいしなやかで伸びのあるクルス選手の攻撃がアンティヨン選手のガードの脇や間を抜く形で再三クリーンヒットし、2回にはクルス選手の右ストレートをカウンターで貰ったアンティヨン選手がダウンを喫する場面も。
ただ、良いパンチを貰ってもお構い無しにプレスを仕掛けるアンティヨン選手の圧力が次第にクルス選手を圧倒。徐々にクルス選手に弱気な姿勢も見えはじめ展開が一方的になりかけていた6回終了時に左目の腫れによるストップでした。
ディフェンス面での不安を見せたアンティヨン選手でしたが、その攻撃力は確かなもののようです。
アンティヨン選手は23勝(16KO)。クルス選手は12勝(8KO)3敗2分。
Rubio, Antillon triumph!
Rubio, Antillon Win By TKO On Telefutura
Rubio, Antillon victorious!
ウルバノ・アンティヨン対ボビー・パッキャオ(2008/03/13)
ウルバノ・アンティヨン対アドリアン・バルデス(2007/12/21)
こちらも先週末の試合。
WBCスーパーフェザー級1位で無敗のメキシカン、ウルバノ・アンティヨン選手(Urbano Antillon)がコロンビア人のホセ・レオナルド・クルス選手(Jose Leonardo Cruz)に6回終了TKO勝ちしています。
25歳で無敗の世界1位、アンティヨン選手にとっては少々苦しい内容の試合でした。アゴをしっかり引きガードを固めながらパワフルな攻撃で迫るアンティヨン選手。上下へ打ち分ける1発1発にしっかりと力を込めて放つパンチの威力、前進する力はなかなか見事ではありましたが、上体の動きに乏しくクルス選手が動きながら返すシャープなパンチを結構貰う展開。
黒人らしいしなやかで伸びのあるクルス選手の攻撃がアンティヨン選手のガードの脇や間を抜く形で再三クリーンヒットし、2回にはクルス選手の右ストレートをカウンターで貰ったアンティヨン選手がダウンを喫する場面も。
ただ、良いパンチを貰ってもお構い無しにプレスを仕掛けるアンティヨン選手の圧力が次第にクルス選手を圧倒。徐々にクルス選手に弱気な姿勢も見えはじめ展開が一方的になりかけていた6回終了時に左目の腫れによるストップでした。
ディフェンス面での不安を見せたアンティヨン選手でしたが、その攻撃力は確かなもののようです。
アンティヨン選手は23勝(16KO)。クルス選手は12勝(8KO)3敗2分。
Rubio, Antillon triumph!
Rubio, Antillon Win By TKO On Telefutura
Rubio, Antillon victorious!
ウルバノ・アンティヨン対ボビー・パッキャオ(2008/03/13)
ウルバノ・アンティヨン対アドリアン・バルデス(2007/12/21)
この選手は脅威ですね。以前からアルファロより、小堀より、ずっと完成度上位ではないかと怯えていました。スター性は感じないけど。小堀かバレロかそのへんに確実に絡んできそうな実力者ですね。いい感じにまとまっていてこれといった悪い点がみつかりません。
アンティヨン
私もかなり強いと思っていたのですが、この試合ではその印象がちょっと揺らいでしまいました。
2回のダウンシーンはカウンターを綺麗に決められてのもので、今後世界を舞台に戦っていく際に不安が感じられました。
というか、相手のクルス選手が予想外に良い選手でした。
カバエロ
やたらとイライラした様子を見せていたこの日の試合を見て、この精神面での未熟さみたいなものが命取りになるかも・・チラっと感じました。
攻略を考えると、やはり中に入ってカバエロ選手のラフさに負けない攻撃を続けるしかないんじゃないでしょうか。パワーで勝る攻撃でもいいし、より乱暴な攻撃でもいいので接近戦で上回らないとダメでしょうね。（ラシエルバ選手の戦いがかなり有効でしたし）
ただ打たれても全然効かないし、パンチを殺す上手さもあるんですよねぇ。厄介な選手です。
ヌゴージョ
この選手はアマチュアでの超豊富なキャリアと実績があるはずなんですが、どうもそんな感じに見えず工夫が足りないというか下手じゃないんだけど上手くない選手てな印象です。
パンチも決定力がありそうで無く、世界には届きそうで届かない今の微妙なポジションが続きそうな感じがしています。
ウィラポン
私は限界と見ました。
長谷川選手にストップされた試合の時もそれは感じていて、連勝を続けていたというニュースを聞いても、やる気の無い相手との試合を勝ち続けているだけだろう、と勝手に思っていました。
連勝中の試合を1試合も見ていないのでわからない部分も多いのですが、この日の鈍りきった動きを見て、やっぱりそうだったんだろうなぁと感じた次第です。
もう39歳ですからねぇ。深刻なダメージを負う前に引退して欲しいです。
なるほどですね。
カバジェロは巧くはなからひょっとしたら勝ち逃げできるかもしれませんね。イライラさせまくって一発ドカンとかましてやりたいです。
ウィラポンはもう過去の経験で試合をこなしてるだけで若くエネルギッシュなボクサーには対処できなさそうですね。スピードもパワーも勘も全て鈍ってきているようです。ボクシングの鏡のような選手でした。