NPO法人 大雪山自然学校

所在地:〒071-1404 北海道上川郡東川町西4号北46番地 TEL/FAX:0166-82-6500

ボーダレスな社会づくり

2009-08-18 17:55:36 | 大雪山国立公園:旭岳・天人峡情報
【日付】2009/8/18
【場所】大雪山国立公園・旭岳・姿見園地
【天気】曇り 気温12℃ 


みなさんこんにちわ。
ここ最近の旭岳はめっきり「秋」の風が吹いている今日この頃です。
空気が澄んでくる秋、夕日もきれいに見えます。



園地内を歩いていると時々肌寒いです。
太陽がでていると温かいですが、曇、雨の天候時には羽織るものがあると
便利ですよ。

ここ最近きれいに咲いているリンドウですが、このように綺麗な青紫色を
しているのが通常ですが、なんと!!園地内にこんなリンドウもありますよ。








なんだか、とてもりりしく感じるのは私だけでしょうか。
白って色はなんか純白、清楚なイメージがあるのでとても輝いてみえてきますよね。ぜひ探してみてくださいね。

さて、監視員の仕事も春から始まりすでに秋を迎えようとしていますが
先日、同僚がガイドの仕事で園地内をまわっているのに遭遇したので少し
後をつけました。

お花、地形、旭岳の歴史などかなり興味深く話を聞いていましたがその中
でもひとつ印象にのこっていることが。
園地内には昔、硫黄を採取し、下へと降ろすために使われていた道があり、
今でも植生が他の部分にくらべて全然再生されていないところがあります。
人が入りこわれた自然がもとに戻るのには人ひとりの人生かかってももどっていないことが感じれます。
そんな、話しからこの園地内にはロープがはられていますが、はっきりいってじゃまですよね。わたしもそう思います。ですが、もしロープがなかったとしてこの園地内に訪れた人たち、みんなが植生をこわさずにちゃんと歩けるのか??

私たちの仕事はいずれそんな旭岳園地内にできるように日々国立公園のマナーを知らない人に
伝えているんですねと実感した日でした。

さー、あしたもいい天気のなか仕事ができますように

(わかまつうこ)