でこぼこ道を歩いて  (クッキーの日記 )

中1に五月雨登校から不登校へ
中2の2学期に復学、でこぼこ道を歩きながら大学生になりました

支援開始から一年経ちました

2012-06-15 09:20:03 | 中3

早いものでペアレンツキャンプに支援をお願いしてから一年経ちました。

大変な一年でした。泣いたり、怒ったり、喜んだり、悔しかったりとたくさんの想いをしました。

 

支援をお願いしていなければ、待つことを選んだ場合、我が家の息子は動けないままで自分で考えることを止め何事も「めんどくさい」の心が支配してしまい

楽な方へ、楽な方へと流れて学校の文字は息子の中から消えてしまっていたのではないでしょうか

不登校にどっぷり浸かってしまい親の言葉など右~左へと抜けて、どうすればいいのか判らなくなってどん底でした。

 

ネット検索で不登校を克服中の方のアドバイスを頼りにペアレンツキャンプにたどり着きました。

ここで、やっと親が変わらなければ子は変われないのだ確信し支援を決めました。

もう、手遅れや」と言っていた息子でしたが、水野先生、ドンキー先生、ルル先生に助けて頂き、ここまでこれました。

感謝の言葉をいくつ言っても足りません

 

支援を開始してから毎日に会話ノートを付け一週間単位で送りチェク頂き返却。

返却されたノートは真っ赤になっていました。

私自信、気づいていなかった嫌味な言い方を指摘されて「えっ」って。

今まで普通に会話していたつもりだったのですから、実際に書くことで改めて判りました。

「これはダメだわ。」こんな言い方されて誰が素直に聞くものかと思いました。

 

おかげさまで今は真っ赤なチェクや×印もほとんど無くなりました。

赤印が全て無くなるようにPCMしっかり頭に入れなくてはいけませんね。

息子もだいぶ変わり家庭も元のように明るさを取り戻しました。

これからは、いろんなケースに対応していけるように家庭力も、もっと付けていかなくてはいけません。

登校が安定してくると親もいろいろと望みが大きくなってきますが欲してはいけません。

初心に戻り「普通に毎日登校出来るようになればいい」そう思っていた気持ちを忘れずに前に進んでいきます。

まだまだ問題はありますが、息子の中学卒業までに支援卒業目指して頑張ります

 

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スポーツ大会

2012-06-14 09:48:51 | 中3

今日は、とっても良いお天気

まさにスポーツ日和。暑~くなりそうです

明日から本格的な梅雨空のようで良い日に巡り会えましたね。

 

息子、今日はスポーツ大会です。(陸上競技の種目によるもの)

運動会なるものが無いので代わりのようなものです。

入学以来の初参加になります。

 

1年生の時はお天気が悪く今にも降りそうな空でしたね。

参加するつもりで待ち合わせする友も居ず不安を抱えながら知らない電車に乗っていきました。

でも、電車の中に先生が数名乗っていらして中止を知り、電車を降り学校での授業へと変更になりました。

延期になり欠席、五月雨登校が始まりだした頃でした。

2年生は、不登校にどっぷり浸かっていた頃です

 

今年は元気に早めに起き、友達と待ち合わせして行きました。

大きな水筒にジュース、キンキンに凍ったお茶のペットボトルを持って。

「3段跳びに出るねん、でも踏み切って砂場までとどかへん

「えっ、それってどうやって測定するんやろね?」

「さぁ~、みんなもそうやったで

本人もルール判っていないようです。私も判りません

何故、3段跳びなのか?

早く終われそうな競技で楽だからそうです。

オタクの息子が出来そうな種目(陸上競技している方にとっては失礼な言い方でスイマセン

後は終了までは好きにしていいという事は、お遊びなのです。

でも参加することに意義があります。息子にとっては、ひとつの経験が増えるわけです。

 

今朝、着替える時はまだ寝ぼけていたのか半そで開襟シャツにネクタイして降りてきました。

思わず笑ってしまい息子は「えっ。」 気づいたようでネクタイ外しながら苦笑い

自転車の前かごに鞄を突っ込みパンパン、水筒も、、、無理でしたね。

水筒を肩に掛けて「変なことない?」 (一応、人目気にするんだ。)

 「大丈夫、普通よ。」

 「いってきます。」

 「いってらっしゃい

今日も元気に登校しました。

毎日スムーズに問題なく登校しています。

ここまで来れたことを皆様に感謝致します。

 

 

 

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中間テストの結果は?

2012-06-08 20:01:17 | 中3

昨日、中間テストの結果が返却されてきました。

テスト中息子の嬉しい言葉が聞けていました。

「今日、化学できたで、80点ぐらい取れてると思うわ。英、数はアカンと思うけど他はだいたい50点ぐらい取れてると思う。

 もしかしたら、ワンランク上がれるかも?」 

「そうやな、成績表返ってくるの愉しみやね。」

「うん、はよ返ってこ~へんかな。」

 

テスト中にこんな明るい会話何年ぶり、息子の気持ちは上昇志向。

でも、母はそんなに甘くはないと思いつつも、もしかしたらワンランク上がれる

そんな風に思えるのも数日前に担任の先生(2年と同じなのです)から

「だいぶ、変わってきましたね。漢文の小テストなども良い点取るようになってきましたよ。今度の中間テストでワンランク上がれるかもしれませんね。」

なんと嬉しいお言葉、やっと息子の頑張りを少しは認めてもらえたのだと、どれ程嬉しかったことでしょう

 

帰宅してすぐに「ハイ。」と言って成績表を出しました。

とっても頑張っていたのが結果から判ります。

でも息子は嬉しそうではありません。

ランクを見ると上がってはいませんでした。ランクUPには後3学内偏差値足りませんでした。

宿題や提出物が出せていなくて実際の点から減点20点までされます。

少ない点数からさらに減点、厳し~い まぁ、出していない息子が悪いのですから文句は言えません。

「きちんと提出物出してたら加点でマイナスと違うからランクUPできてたんと違うかな?もったいないなぁ~」

息子は無言のままでした。

 

化学は81点、加点が2点有り。理科合計(生物、物理、化学)3教科で100点と見なしてなんと90点学年で上位3人なんて,凄い

好きな教科は前向きにできるのです。

問題は数Ⅰと英語 基礎を今やり直しているのですが、高校過程にすでに入っているので難しすぎるのでしょうね。

何事も基礎、基本が大事とやっと判ってきたのではないでしょうか。

息子の口癖のように出る言葉は直ぐに「簡単。」 もう言えなくなりましたね。

 

今回の結果は自分でも不本意だったのでしょうね。

母や訪問の先生から言われたことが少しでも理解して、期末テスト頑張ってくれたらいいなぁと思います。

出来た所をいっぱい褒めましたが訪問の先生も丁度いらして恥ずかしいのか喜ぶ顔が見れず残念

自己肯定感又も上げれませんでした。

せっかくのチャンス逃したのか判りません。

 

でも、明日塾の模試を始めて受けるのですがゲーム終了後「模試明日なん、今から英単語覚えてくるわ

自分でも英語はと判っているので学校のテストとレベルは違う、へたな点は取りたくない気持ちがそうさせたようです。

少しは打たれ強くなってきたのでしょうか?それともプライド?

外部受験にむけて意欲はあるように感じました。

自己肯定感を上げるためにも普段から家族で褒めてあげる、訪問の先生にも助けてもらいながら受験に向け乗り切っていきたいです

 

 

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新体力テストの結果

2012-06-07 12:02:10 | 中3

新体力テスト個人判定評なるものが、机の上にポンと置かれ、「どれどれ」

へぇ~、ありゃ~、ひど~ こんなに落ちてるのか

小学生の時はまぁ人並みよりちょい上ぐらいだったのに

 

中学になりクラブは文化部、運動するのメンドクサイになってしまいオタクへの道まっしぐらという感じでしょうか

身長171cm、体重55kg BMI指数18.8というスリムな身体 うらやまし~い

母も学生の頃は息子のように食べても食べても太らない成長期がありましたね。

 

1年生と比べるといろんな事を発見 2年生のこの頃は不登校どっぷり浸かってて受けてません。

体力プロフィールなるものは、まぁ全てにおいて全国、学校平均より劣っています。当然ですね。

注目は、メンタルプロフィール こんな物も出るのですね。

意欲、粘り強さ、協調性、自信、気持ちのコントロール、集中力が六角形のグラフで表されています。

 

一年の時は学年平均よりどれも優れていました。

粘り強さと自信が、ほぼ学年平均並み後は外周の六角形になっていました。

実施日が5月1日、まだ何も起こらず不登校になるなんて夢にも思っていなかった頃

いろんな事に意欲を燃やしていた時です。友達と楽しく登校していた時

 

現在、三年生。不登校から脱出し復学9ヵ月

実施日は4月なので復学7ヵ月の時ですね。

六角形のグラフがほぼ長方形になっています。

学年平均のライン以下が自信、粘り強さ、意欲の3点。

意欲に関しては超低いとても気になります。

自信のなさ、自己肯定感の低さが全てを物語っているような

 

不登校にしてしまった我が家。

少しづつでも自信を取り戻してくれたらと思うのです。

 

学校は文に全て重きを置いています。

そんな中テスト結果が息子の自信を取り戻すものなのか

今日、明日にも成績表を貰って帰るでしょう。

 

3年になり今のところ欠席、遅刻なし。補習もサボらず受けています。

普段の会話からも授業中は寝なくなったようです。

やっと学校に行くことが当たり前のようになってきました。

息子なりに頑張っていましたので成績UPは少し望めそうです。

たとえ思うようなものではなくても褒めてあげたいと思います。

自己肯定感上げていくって難しいですね。

 

 

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お小遣い

2012-06-02 09:26:44 | 中3

皆さんのお宅では、お小遣いってどんな風に決められているのでしょうか?

我が家は、月2000円。 中3で私学なのにこれだけ少な~いって思われる方もおられるでしょうね。

私は月3000円ぐらいでもいいかなぁ~なんて考えていますが、息子からの強い要求はないので現状維持です。

 

お小遣いというものを決めてあげるようになったのは復学してからです。

それまで小学生の時は、お金を使わない息子でしたので必要ありませんでした。

たまに友達と駄菓子屋に行くと言えば200円もあれば十分です。

お友達も200円なので駄菓子屋に行くときは「200円頂戴。」とお決まりでした。

ゲームやソフトは誕生日、クリスマス、お年玉を貰った時と決めて買っていました。

 

中学になり、お小遣い代わりで定期に3000円入れていました。

バスに乗ることもあり、学校へは現金をあまり持って行かないようにしていました。

親の管理も甘く毎月3000円使っていたように思います。実質それ以上?

帰りお腹が空けば、のどが渇けば、お菓子が欲しければレジで定期を「ピッ」とすれば買えるのですから便利なものです。

 

不登校になってからお金の使い方が荒くなりました。

今まで、規制されていた反動もあるのでしょうか。

ゲームソフトを次から次へと買い、お年玉を使い果たして無くなればソフトを売り、また違うものを買うこんなことの繰り返しでした。

復学してから、月2000円のお小遣いを決め、学校休んだら無しとしました。

ですので、お小遣い無しの月が何度もあります。

たまに友達と遊びに行くときは、最小限のお金しかあげません。たとえば映画ならお昼代とあわせて1500円。

中3生になってからは毎月お小遣いを渡しています。つまり欠席なし、嬉し~い

月2000円でやり繰りは大変だと思いますが息子の場合我慢することがあまりなかった。

けっこう小さいときから祖父母から、両親からと欲しい物は手に入れていた環境です。

 

今、息子はお金の管理を訓練しています。

1度、皆と遊べないのは可哀想とつい、仏心を出してしまい私からお小遣いの前借を提案しまったことがありました。

これには、水野先生からも注意を受けてしまいました。

「将来、お金が無くて消費者金融に借りるようになったらどうするのですか?」と、そこまで考えてなかった私。

確かにお金は汗水垂らして得るもの、蛇口を捻れば出るものではないです。

そうですよね、息子はお金のありがたさなんてまだ判ってないでしょうから、今実体験して判っていくのですよね。

親が口うるさく言うよりも体験して、自分で使える範囲内で頭を使って実践していかなくてはね。

 

つい、先日息子から「テスト最終日に帰りカラオケ行くから1000円頂戴。」

            「えっ、お金ないの?G.Wにおばあちゃんに5000円もらったよね。」

            「とにかく、1000円でいいから頂戴。」

            「ダメ、自分のお金で行って。無いならあきらめなさい、それに明日は塾あるでしょ!」 忘れていたようでした。

            「え~あかん、だったら前借。」出た~以前私が提案したので言うのではと予想はしていました。

            「前借ばっかりしてたら、お小遣いの意味が無い。自分でやり繰りしなさい。」

            「あかん、前借~、」  

            「だめ、カラオケ行くのあきらめなさい、みんなが盛り上がってる時にひとり抜けられへんでしょ。」

            「友達に借りてお小遣いもらった返す。」

            「友達とお金の貸し借りはトラブルの元やから辞めて欲しいな。」

            「しかたないやろ!!アカン、あほ、だぼ、絶対いくからな」  死ねとまでは言いませんでしたね。

とにかく、これ以上言い合いしても仕方ないので私はお風呂へ。こういう時は離れなくてはいけません。

 

翌朝、心配しながら起こしました。もしかしてこれが原因で休むのでは

「7時よ!」「うるさいねん!!」 こんな会話でいつも通りに起きさっさと支度していつもの時間に行きました。ひとまずホッと。

テストは3時間なので11時半頃に終わります、もしカラオケだけ行ったのなら塾には間に合う時間に帰れるのですが?

PM5時、帰ってきました。

「カラオケ行ったの?」

「うん、ワンコイン、フリードリンク付きやった。」 お昼代として500円渡していました。

きっとお昼は食べていないのかも?それとも友達に少しずつ貰ったかも?

ハラハラした1日でしたが、自分の範囲内でやりくりしたようです。

我慢するって大変ですが学べたようです。 

学校へ行くことでいろいろな体験をして成長していくのですね。

これも大事な自立への第一歩です。

 

 

 

 

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