でこぼこ道を歩いて  (クッキーの日記 )

中1に五月雨登校から不登校へ
中2の2学期に復学、でこぼこ道を歩きながら大学生になりました

中2 9月 最悪の誕生日

2011-12-20 14:26:01 | 中2

継続登校3日目 もう休むの しかも今日は息子の14歳の誕生日

初めての家族対応でした。前日、前々日と先生方が付いていて下さいました。

 

間に休日があったから?なんで、なんで起きれないの 10分置きの声賭け、まったく駄目です。起きる気配がありません。

すぐさま水野先生に連絡します。電話をかけて頂くことになりました。

まだ寝ている息子の枕元に電話の子機を持って行くと先生と話をしています。母は離れて起きるのを待ちますが起きてきません。

 

結局、病気対応することになりました。休んだ事を考えさせる為に、次にプラスの欠席となるように対応します。母は、悲しい顔で

もちろん、メディアは控え、ゲームはさせません。誕生日ケーキも無しです。せっかく晴れてお祝いできると思っていたのになんでこけるの

 

お昼前、起きてきました。第一声『なんで○○は休んでるの?』 『お母さんは、何度も声かけしたわよ、でも起きなかった。先生と電話で話ししたよね。』

『起きてない』『ちゃんと返事したよ、今日は病気対応だからゲームは、しないでおとなしく寝ていてね。』

休んでしまった息子、バツ悪そうに自分の部屋へ

 

夕方、再度水野先生と訪問のS先生に来ていただき息子と話をして下さいました。

ここで、息子自ら5つの約束をします。

 ① 学校は休まない。

 ② 6時45分に起きます。

 ③ 7時25分に家を出ます。

 ④ 11時半に寝ます。

 ⑤ お風呂は毎日入ります。

今、息子が出来ていないことばかりです。本人もよく分かっているのです。

極論を言えば、学校を遅刻、欠席、早退なく登校できれば良いのです。

誕生日祝いとお小遣いは一ヵ月後、学校を休まず行けたらすることになりました。頑張れ息子君

 

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中2 9月 記念すべき復学

2011-12-18 11:06:35 | 復学支援

9月2日 2学期始業式 天気は、台風接近の為不安定。 

今日は、息子が宣言した復学日。朝起きれるのだろうか?一番の不安、母はソワソワ、ドキドキ

母は朝食の用意をするのみ、後は全て訪問の先生にお任せして、学校の門前まで一緒に登校して頂ける。

朝食なんてここ何ヶ月も食べていない、夜中にお菓子を食べているのでお腹は空かないらしい、これも不登校になってからの事。

 

目覚ましを掛け、声賭けは時間を知らせるのみ。「6時半よ。」「6時40分よ。」10分置きの声賭け。

朝は、特にイラつくので母は一切余計なことは言わない。余計な一言で行けなくなるらしい「お母さんのせいで行けなくなった。」と言われては身も蓋もない。

そういえば、五月雨登校の頃「お母さんがうるさく言うから、行けなくなったやんか!」と言われたことがある。責任転嫁であるが行けない事を誰かのせいにし、理由にするのである。

 

なんとすんなりと起きてきて朝食、完食。意識の違いでこんなにも変われるものか正直驚いた。

何時も眠そうにブスッとしている息子なのにサッサと用意し時間に家を先生と共にでる。

今にも雨が降りそうなので駅まで送ることに、天気であれば自転車で駅まで行くことになっていたのです。

これからは、駅迄は自転車で行く約束、の日は送ると決めていたのです。

約束していた友達は、寝坊したらしく現れず、でも息子は気にしていなかったようで先生方は距離を取って見守っておられたようです。

 

年頃の息子、そばに付いていると恥ずかしいのであろう、駅から学校まで歩くこと、早い、早い先生方も大変だったようです。

先生方は、息子が学校の門をくぐってからも近くにおられたようです。

 

自宅には、息子が無事に登校できた連絡が入りました。ホッと一安心

久しぶりの息子のいない空間、あいにくの雨で外の空気は吸いにいけませんでしたが嬉涙です。

晴天ならば窓を開け、不登校の空気を一掃したかったのですが残念です。

 

どれだけ、この日を待ち望んだことでしょう絶対忘れません、記念すべき復学日。

苦しかった今までのことが思い起こされましたが、二度と息子を不登校にさせないと誓った日でもあります。

 

 

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中2 8月 不登校中 ③登校宣言

2011-12-14 12:40:07 | 復学支援

息子は、『始業式から登校する。』と宣言しました。

 

復学日まで10日程しかありません。 準備が大慌てです。制服は、着れるだろうか?靴は履けるだろうか?体操服は大丈夫?

制服は大丈夫、早めにズボンの丈を出していたので間に合いました。なにしろ背丈はどんどん伸びていましたので

靴はワンサイズ大きい物も用意していましたが履きなれた靴が入ったので同じ靴で、体操服は大きめを買っていましたのでこちらもOKでした。

後は、学校訪問、家庭訪問、友達訪問です。学校に復学日を伝えて復学後のお願いに伺います。

 

長い間、学校に行っていないのですから息子も不安をたくさん抱えています。水野先生、訪問の先生、母と3人で担任の先生と学年主任にお願いにあがりました。

現在、ペアレンツキャンプで支援頂いていることや学校において一ヶ月間、宿題は出さないで下さい、授業中当てないで下さい、日直当番をさせないで下さい。とお願いしました。

又息子が始業式から復学することをクラスの皆に伝えていただかなくてはいけません。

 

担任の先生に家庭訪問をお願いするに当たり学校訪問の日しかありませんでした。急な話でしたが担任の先生は快く引き受けて下さいました。

学校訪問が終わりその足で担任の先生を自宅まで乗せて帰りました。(お忙しい中、なんと無謀な事をしたのかと )

 

久しぶりに息子に会い、髪も短く切った息子を見て(前に家庭訪問頂いた時は昨年の暮れに切ったきりのロン毛の状態、やっと切ったのでした。)

『前に会った時とぜんぜん違います。目つきが変りました。この前は何を聞いてもめんどくさそうに返事をしていましたから、良かったですね。』

なんと嬉しいお言葉  そうなのです、息子が「学校に行きます。」といった日から目つきがやさしくなりました。

 

友達訪問は、仲の良いメンバーと友達の家に泊まりに行くことになっていましたので代用することとなりました。

復学日、当日一緒に登校する友達とも駅で待ち合わせができました。

 

全て、短い日数の中無事に終わり後は、復学日を待つのみとなりました。

やっと、ここまできました。支援の先生方、学校の先生方、お友達ありがとうございます。

 

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中2 8月 不登校中 ②復学準備へ

2011-12-13 14:15:48 | 復学支援

『親が変われば子も変る』この言葉を信じて支援を受けました。

家庭のノートを付け1週間毎に添削頂き、週3回の電話カウンセリングを受け冷たい家庭にしていきます。

我が家は、普段から会話が多かったので母としてはすごく変ったと思っていましたが、支援の先生からすれば中段階のぬるま湯程度でもっと冷たくても良いと。

 

母は、目標が欲しいと思っていました。その気持ちを察しられたのか、まだ冷め切っていない中ダイレクトアプローチの日が8月22日と決まりました。

やったこれでさらに前を向ける、その日までにもっと家庭を冷ましておこう

水野先生と訪問の先生2名の計3名で来て頂くこととなりました。

 

しかし、息子は会って話しを聞いてくれるだろうか?今までも「市の訪問カウンセリングもいらない、話すことなんか無い。」と言っていた。

でも支援の先生方はプロ、色んなケースを対応してきているのだから大丈夫。信じてお任せすることが成功する事と。

もちろん色んなパターンを考えて下さっています。見も知らぬ人がいきなり来るわけですから、息子の拒否も考えられます。

息子には知らせませんので遊びに出ているかも、家にいて部屋に閉じこもってしまうかも、?などいろんなことが考えられます。

 

当日、心配はよそに拒否も無く素直に応じた息子でした。水野先生はどんな魔法を使われたのでしょうか

息子から『今まですいませんでした。きちんと学校に行きます。』正座して涙した息子に私たち夫婦も涙。

8月22日は家族にとって忘れられない日となりました。

 

 

 

 

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中2 8月 不登校中 ①夏休み

2011-12-13 10:46:52 | 中2 不登校

 夏休み中の為、息子は不登校であることを忘れたように元気です。

毎日、ご近所の友達と遊びます。必ず携帯とPSPとカードゲームをバッグ入れ出かけます。

友達は大抵2時頃誘いにきます。ちゃんと午前中に夏休みの宿題を済ませています。

 

息子は自分が学校に行っていないことは言っていません。「学校の話する時どうしてるの?」と聞いたことがあります。

学校の話をする時は、少しでも行っていた時のことを話「いい学校やで。」と。だったら何で行かないのと言いたい、でも行けない息子。

もちろん勉強の話はしません。友達は公立ですので自分の学校は校則が殆ど無いので自由やと。自由を完全にはき違えています。自己責任の重さをわかっていません。

 

学校の友達5人とプールに行くと言います。「え~、海パンなんか無いよ。買いに行かな」息子の学校は授業に水泳はありません。

海パン買いになど行きません。母に「何でもいいから買ってきて」です。もう親と買い物など行きません。息子の洋服や靴を買うのも母がだいたい見繕って買います。

靴やズボンは履いて欲しいのですが、なにしろ背ばかり伸び細~い息子いつも苦労して探します。

 

家でゴロゴロしているだけでも成長期は伸びるのです。只今172cm.51kg  なんと羨ましい母は

 

当日、8時前には起きました。いつも11時位にならないと起きないのですが勝手なものです。楽しい事がある時は起きるのです。

「海パン履くいていくねん。」母はきっとパンツを入れていくの忘れるだろうなぁと思いましたが、言いません。

 

帰宅後、焼きすぎて真っ赤です。元々色白なので少しは精悍さも出て逞しくみえるかな

やはり、パンツ忘れましたしかも定期まで忘れ無駄なお金を使う羽目に。今までの母でしたら出かける前に必ず言っていました。

持ち物はいちいち入っているかなどなど。

 

息子もうるさいと思いながら聞いていたのですが、ひとつ経験できました。自分で忘れたから母のせいには出来ません。自分の責任です。

干渉しないとはこういう事なのです。(ほんの小さな事例です) これからは、忘れないよね。

 

 

 

 

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