一週間前の話になりますが、塾での面談がありました。
面談の日程を息子に言うと「行かへん!無駄や、どうせ言われる事は判ってる」
「えっ、中3生は全員よ。最後の面談だから、お父さんも一緒に行くし塾に行ってるからには面談は受けないといけないでしょ」
「どうせ偏差値も下がってたから志望校変えろって言われるんや」
「いや、それは無いと思うよ。学校に調査書、書いてもらってるし塾にも言ってるよ」
しぶしぶ、塾の面談に行きました。
本当は塾側は志望校を下げるように息子に言いたかったのですが息子の強い希望も有り変更はしませんでした。
塾の担当の先生と30分の予定が1時間にもなり息子の気持ちをしっかり聞いて下さいました。
塾「後、一か月切ったけど何か受験に向けて不安はない?」
「いや、別にありません」 (うそ~いっぱいあるでしょ!)
塾「そうか、後受験までどうしていったらいい?」
「う~ん、勉強時間足らんと思う」 (お~よく判ってるやん)
塾「じゃぁ、どうしたらいい?」
「う~ん」 考え混んでいます
塾「勉強時間足らんなぁ、平日何時間、休日何時間勉強したらいいと思う?」
「う~ん、塾の時間も入れていいですか?」
塾「いいよ」
「平日は3時間、休日は~」
塾「平日は最低3時間やな」
「はい、最低3時間、休日は朝9時までに起きて、ご飯食べて勉強して3時間で昼から休憩して4時間で夜は10時にお風呂に入るから後2時間して合計9時間」
塾「最低で平日3時間、休日は9時間勉強するんやな」
「はい、します」 (えっ~そんなできる?)
塾「ほんまに出来るか?無理やったら減らしていいで。悪いけどな今までの君見てて、きちんと出来た試しないよな。
言った事は実行しなあかん、言うだけでは意味ないで」
「はい、します。これでいいです。人に言われてするの嫌ですから」
塾「言われる前にしたらいいねん」 (ごもっとも)
こんな約束をして帰りました。
受験まで一か月を切り、今頃こんな話をするなんてと普通なら驚きですよね。
塾側も息子に対して、色々手を尽くして下さいましたがプレッシャーを与えると腹痛が起こり塾に来れなくなる。
プライドの高い息子をなんとか引き上げようと目標を立ててやってきましたが、そこまで到達できませんでした。
今、余計なプレッシャーを与えると受験日に影響しては元も子もありません。
塾に行かなくてはいけないのは十分判っていても腹痛は起こる、振替などしながら漸くここまで辿り着きました。
宿題をするだけで精一杯。勉強しなくてはいけないのは判っていても、それが出来ない自分がいる。
「普通に勉強してたらいいねん」それでは、この時期ダメだと最後の模試結果を受けようやく判ったようでした。
帰宅した日「勉強、明日からしよう
」
えっ、さっき自分で言ってこれなん、又口だけなん
2,3日は実行出来ずプレッシャーからか又腹痛で塾行けませんでした。
でも息子も十分判っているので何も言わず見守りに
土曜日から実行しました。「後何時間したら9時間や!お母さん後で単語覚えたん見てな」
嬉しかったですこんな事何年振りでしょう
やっと、やっとエンジン掛かりました
どうか、このペースで受験まで頑張って欲しい