感染症・リウマチ内科のメモ

静岡県浜松市の総合病院内科勤務医ブログ

グラム陽性菌感染症への抗菌薬:VCM、LAZ、DAPなど

2012-09-12 | 感染症
当院もMRSAに対する抗菌薬として、VCM、TEIC、LZDにDAPが加わったため、それぞれの適正使用や注意点などを整理し直そうと考えている。この文献から、VCM、LZD、DAPについて要約した。 重篤例ではVCMのトラフ測定は初日に行うのですね。最近の透析フィルターの進歩で昔ながらの投与法は見直す必要がありそう。 LZDの血小板減少はもっと多い印象。 VCMとDAPはアミノグリコシドと相乗効果が . . . 本文を読む