鶴岡市・酒田市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
買取りの情報はこちら→当店ホームページ上部ヘッダーメニューの売りたいから、買取のアドバイスをクリックしてください。
ゴジラを映画館で見ようと思ったのですが、忙しい中、行けると思った日の前日に終わりました。パーフェクトデイズとデューン後編、青春ジャック2、ほかげを映画館で見る予定ですが、忙しいので無理かな。次回レビューできるでしょうか?
怪物
大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した、、、というアラスジです。
本当はモンスターと思っていた者がモンスターではなく、モンスターでないと思ってた者がモンスターで、、、というオチのサスペンスタッチの映画の様に見ていましたが、それほど単純では無いヒューマンドラマ。どうしても子供のイジメを扱った作品は苦手なんで、凄く良い映画ではありますが、私には重かったです。多くの賞受けた脚本が注目されていますが、独特の雰囲気が漂う映像、特に森の表現は凄かったなぁ。ちなみに、モンスターはヤツらだよね。
658km、陽子の旅
就職氷河期世代である42歳の独身女性・陽子は、人生を諦めてフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。そんなある日、かつて夢への挑戦を反対され20年以上疎遠になっていた父の訃報を受けた彼女は、従兄の茂やその家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうことに。しかし、茂の家族は途中のサービスエリアで子どもが起こしたトラブルに気を取られ、陽子を置き去りにして行ってしまう。所持金もなくヒッチハイクで故郷を目指すことにした陽子は、道中で出会ったさまざまな人たちとの交流によって心を癒されていく、、というアラスジです。
いわゆるロードムービーですが、それほど楽しいロードムービーではありません。むしろ暗くて、重いお話です。とにかくコミュ障の鬱屈した主人公を、菊地凛子さんが好演しています。ボソボソと声を張れない役柄は、逆に難しいのでは無いでしょうか?北関東から青森までの間の紆余曲折で、自らの過去と向き合う事で、人として成長もし、心も開けていく様子を描いていますが、とにかく切ない。ラストシーン、実家にたどり着いた陽子の表情は、決して安堵の表情では無かった。
ダーティーハリー
サンフランシスコ。ビルの屋上のプールで泳いでいた女性が射殺される事件が発生。「さそり」と名乗る犯人から市当局に、10万ドル払わなければ、殺人を続けるとの脅迫状が届く。市警察の刑事ハリー・キャラハンが捜査に当たるが…というアラスジです。
1972年公開のあの人気シリーズ映画です。今や監督としてビッグネームのクリントイーストウッドの代表作です。もちろん、大昔に見たことがありますが、WOWWOWでやっていたのを、本当に久し振りに見ました。もっとダーティーなイメージがあったのですが、やはり時代なのかな?サイコパスな犯人も、今や普通ですが、それもこの映画がはしりだったかもしれません。幼い子供が人質にとられているのに、マグナムをぶっ放すのは、今はNGです。そういう部分を考察するのも楽しいです。痛快なアクション映画です。ちなみにテレビ版の吹き替えは、山田康雄さんが声優で、どうしてもルパン三世のイメージが強すぎで、ハードボイルドな役には合わないと思いました。+0.5
肉弾(1968)
昭和20年夏、魚雷にくくりつけられたドラム缶の中にうずくまりながら太平洋をあてどなく漂流する、21歳の無名の一兵士<あいつ>がいた。広島に原爆が落とされ、ソ連も参戦して、既に日本の敗北が決定的になる中、人間以下の家畜同然の日々を送っていた落第幹部候補生の彼は、特攻隊員に突如指名され、一足飛びに神へと昇進。一日限りの外出を許された<あいつ>は女郎屋へと出向き、そこで出会った少女と運命の恋に落ちる。
1968年公開、凄い昔のモノクロ映画です。私も知らない映画でしたが、この度WOWWOWでやっていたのを見てみました。タッチとしてはコミカルですが、内容は実に文学的です。途中からシュールな展開になります。砂浜~海のドラム缶は結構な尺でのシュールなシーンです。何これ?ATGっぽいなぁと思ったところ、ATG作品でした。こんなに大昔からATGがあったとは驚きです。しかも作風が80年代のあんな感じ。主演の寺田農さんはじめ、55年前の大谷直子、田中邦衛、笠智衆、春川ますみ等の姿が生き生きとしていました。名バイプレイヤーの寺田農さんのご冥福をお祈り申し上げます+0.5
肉弾は寺田農さんが亡くなる直前に拝見しましたので、訃報には驚きました。今回は重い映画が多かったのですが、その中であえてダーティーハリーを選びましたが、こういう軽快な映画も良いですよね。それも70年代の作品には迷いを感じません。まさに娯楽映画です。
↓この記事が良かった時はクリックしてください。