認知症

テレビで認知症の報道番組をやっていました。子供達と一緒に見ていたのですが、２人の子供は口々に『あんな風にならないでね』と言いました。

もちろんなりたくは無いし、迷惑をかけたり、嫌われたりする位なら死んだほうがましだと思います。認知症になってしまってからは、自らの命を絶つ事すら出来ませんが、、、やはり子供にそんな事を言われると寂しくなります。

これは１人で見たのですが、深夜の報道番組で若年アルツハイマーの方を数週にわたって取り上げていました。この方は東大を出て、超１流企業の研究室で働く、いわゆるエリートマンです。その方が５０代でアルツハイマーにかかり、今は進行を遅らせる努力をするのみで、治す事はもちろん進行を止める事も出来ないそうです。

別の番組で見たのですが、脳ドックで早期発見できれば、治癒できる事もあるそうですが、手遅れである場合が多いのが現実だそうです。

以前、会社の役員の方が参加するセミナーで、介護関係の社長様がこんな感じの手紙を読んでくれました。ある方が子供達に宛てたものでした。

あなた達が産まれた時には、可愛くて可愛くて。産まれ立ての赤ちゃんは、当然に尿や便の処理はできません。それでも親である私達は、臭いとも汚いとも思わず、むしろ喜びを感じながら、、、、しかし逆の立場になると、汚いとか臭いとか言われます。私達があなた達の面倒をみた様に、これから死に行く私達の面倒もみて下さい。

こんな感じの内容でした。『なるほど』Ｇｉｖｅ＆Ｔａｋｅと言ってしまうとドライですが、考えようです。親になって子供を育てる様になれば、この手紙の意味もわかるはず。

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