リッチなカレーの店 アサノ（東京都町田市原町田）

いくら回転が悪いからって１時間待つことになるとは思いませんでした（苦笑）。
頼んだのはカツカレー（１４００円）大盛り（＋１００円）の辛口。
“普通でも結構辛いよ”と言われましたが、ネット情報で大した事ないのはリサーチ済み。
“「蒙古タンメン中本」では「北極」を食べてるから大丈夫”と返答して待ちました。
そして、待ち時間の長い理由が分かりました。ただでさえカウンター７席だけなのに、
カツカレーのカツを注文を受けてから１枚１枚仕込んでから揚げている様子。
更にルーもメニューによってベースを元にアレンジを加えてました。納得です。

スープ状のさらっとしたカレールーに野菜が少々入っていて、ルー自体に粘度を求める人には
向かないかも・・・。インド風とも欧風とも違う、オリジナルな味わいです。
辛さもルリにはちょうど良い具合でした。ただ、あまり辛くすると味のバランスがとりにくそうです。
カツは神奈川県内のブランド豚を使っていて、肉質、揚げ具合とも申し分ないのですが、
、面積半分、厚さ２倍にしてくれた方が食感的にもっと良くなった気がします。
ただ、キャベツが盛り付けられてる意味がいまいちよく分かりませんでした。
そして、別皿で出て来た漬物も・・・。

ちなみに、もっと分からないのは入り口のすぐ外で行列の整理をしていたお爺さん。
今にも倒れそうな危ない手つきと足取りで、しかもあまり機能していなかったのですが（笑）、
店内で聞いたら先代、つまり創業者だそうで、厨房に立っていたのは息子夫婦なようです。
御年８７歳の先代が創り上げ、息子が受け継いだ味はコストパフォーマンスも含めて
賛否両論ありますが、好みに合う合わないは別にして味わって損はないと思いました。