※昨日食べた分
今回は鳥見からの帰りの乗り継ぎ経路で大きく寄り道せず、乗換駅で食べて帰ろうということで
大手町駅の丸ノ内線・半蔵門線改札を出てすぐの所にある「らぁ麺 貝と煮干し、時々濃厚」で
食べることにしました。飯時としては中途半端な時間なので店内は空席が目立ちます。
とりあえず店の前の券売機でPremium豚骨醤油らぁ麺(980円)と帆立炊き込みご飯(300円)を
チョイス。食券を店員さんに渡してカウンター席で待ちました。
出て来たのは豚骨醤油スープに中太麺が入り、チャーシュー、海苔、
ホウレンソウ、ナルトが乗った一杯と帆立の炊き込みご飯でした。
スープはかなり力強い味わいですが、その一方でしつこさはなく、上品でもあります。
麺はモチモチしていて食べ応えがあり、スープの持ち上げも良好です。
で、スープと麺を味わって気がついたのは、文字に起こせば諸々の要素が
横浜家系のそれに近いということ。これは“新訳”横浜家系とでも言えば良いのでしょうか。
チャーシューは薄味で低音調理特有のしっとりした食感なのですが、このスープに
合わせるといささか主張が強い感があります。海苔はパリッとしていて香りも十分。
ホウレンソウも彩り兼箸休めといったところでしょうか。
全体的には豚骨醤油を謳っているけど横浜家系を独自解釈で再構築した一杯だと思いました。
帆立炊き込みご飯は帆立がゴロゴロ入っているというよりは帆立の風味を凝縮したという印象でした。