ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

麺や 庄の(東京都新宿区市谷田町)

2012年08月29日 21時00分17秒 | ラーメン
今日は仕事帰りに、これまであまり途中下車することのなかった所で新規開拓しようということで
市ヶ谷駅で途中下車し、名前だけは前からよ~く聞いていたけど食べたことはなかった
「麺や 庄の」に食べに行きました。

ウナギの寝床みたいな店構えで店内はカウンター席が奥まで一列になっています。
入り口の券売機でメニューを見ると通常のつけ麺と鮭つけ麺の2系統を基本に創作系もありますね。
とりあえず初めてだから基本メニューの味を確かめようということで特製つけ麺(980円)の
食券を購入し、店員さんに渡してから店内中央よりやや奥のカウンター席に座って待ちました。

出て来たのは豚骨魚介系のつけだれに穂先メンマとネギが入り、冷水で締めた太麺の上に
チャーシュー2種(炙り、低温調理)、刻み海苔、ネギ、味玉が乗り、白ゴマがかけられた一杯でした。

つけだれは動物系はさほど強くなくサラッとしており、やや節系の香りが立ちつつも
魚介系のインパクト頼みではなくバランス重視といったところでしょうか。
麺は自家製でそれ自体に独特の風味があり、噛むと一瞬柔らかいかと思わせておいて
はじき返すような弾力があり、つけだれの持ち上げも良好です。

チャーシューは炙りの方はカリッとした歯ごたえと肉のジューシーさが印象的で、
低温調理のレアチャーシューは薄味でしっとりした食感が良い感じです。
ただチャーシューを増量するだけでなく、2種の趣の違うものを合わせて出し、
一杯の中で変化をつけるというやり方は客の側から見たら嬉しい配慮です。
また、穂先メンマはつけだれの中でしっかり馴染んでいて味付けで変に主張し過ぎることもなく、
甘めに味付けされた味玉が箸休めといったところでしょうか。
刻み海苔がつけだれに負けてしまい、手間がかかってる割に
主張しないという残念な結果でしたが・・・。

全体的には既に目新しさはない豚骨魚介系のつけ麺ですが、流行の上っ面だけを
なぞった凡百の店とは違い、細部まで丁寧に作り込まれた一杯だと思いました。
ベースがこれなら変り種も大いに期待できます。
今度はもう1つの鮭つけ麺も食べてみなくてはなりません(笑)。
コメント
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