寒い。寒い。くしゅ。
筑波山から吹き降ろす風での体感温度は2度から3度。静岡~東京と住処を徐々に北上させてきた私だけれど、ここ茨城は私にとっての最北端。経験知外の寒さにひよっこの私の足指にはもう霜焼けができている。
そして今日、とうとう買ってしまったのだよ、手袋。
何故にそんなに厭そう&悔しそうに云うかというと、今まで兎に角この手袋というやつを毛嫌いしていたからだ。ロンググローブとかシルクの手袋などは私のフェティッシュ心をくすぐるアイテムではあるけれど、脆弱なシルクの手袋を身に着けてゆく場なんて思いつかないし、ロンググローブをするからには、半袖かノースリーブを着ていなければならない。いずれも防寒という庶民的な必要性に対処する必要のない暮らしの方々がご利用になる代物である。故に、寒くて困っている私がそれを身に付けるわけにはどうにもいかない。
さて、何ゆえ手袋が嫌いかといえば、理由は簡単。
ウール手袋= 持っている物の感触が判らない。持っているものを取り落としそうになって不安。毛玉が厭。
レザー手袋= フィットしないので動いてもぞもぞする。指輪をどうしていいか判らない。
帯に短しなんとやら、である。
フェティッシャーにとっては、手元と足元は外せないところである。今そこで頷いている貴方、そうでしょう?
靴はその縫製とフォルムのみならず、靴底のメンテと磨きの手入れが最重要。手元は短く切り揃えた爪に、傷やムラ、剥げが決してないように常に爪紅は丁寧に。そして指輪をし、時計をはめる。
これがフェティッシャーとしての私の習慣であった。
今年から、これに手袋が加わることになった。フェチアイテムとしては、ウールを選択する訳にはゆかない。あくまでもレザーである。きらきら光沢があるのは気恥ずかしく、スエードのしっとり加減と手首のふわふわ、そして若干長めのシックな丈とを良しとして購入を決心した。心が決まるまでおよそ30分ばかりあれこれと試着を繰り返しつつ右往左往して、まるで挙動不審だったことは反省しきりであるが、きっと眉間に皺を寄せて真剣に選んでいる姿には店員も声を掛けられまい。
世の中の人々は、重量感のある指輪をしているとき、手袋をどのようにするのだろうか。
私は、指輪を他所で外してしまうと失くしてしまいそうで怖くて、手を洗う折でも外せない。ましてや手袋をはめたり脱いだりするのは室内で落ち着いて椅子に座った状態などではなく、屋外で立ちっぱなしか歩きながらだ。そんな状態で指輪を外して、うっかり落として側溝になぞはまってしまったら泣くに泣けない。故に私は手袋をするときにも指輪をしたままになる。ならばいっそ指輪をしない、という解決法は存在しない。手袋を脱いだときに淋しくて心許ないからだ。
帰り道での手袋は、左手の人差し指と薬指が不自然な指輪の形をトレースしていた。
誰か、素敵な手元の彩り方を私に教えてはくれまいか。
この冬を越すために。
筑波山から吹き降ろす風での体感温度は2度から3度。静岡~東京と住処を徐々に北上させてきた私だけれど、ここ茨城は私にとっての最北端。経験知外の寒さにひよっこの私の足指にはもう霜焼けができている。
そして今日、とうとう買ってしまったのだよ、手袋。
何故にそんなに厭そう&悔しそうに云うかというと、今まで兎に角この手袋というやつを毛嫌いしていたからだ。ロンググローブとかシルクの手袋などは私のフェティッシュ心をくすぐるアイテムではあるけれど、脆弱なシルクの手袋を身に着けてゆく場なんて思いつかないし、ロンググローブをするからには、半袖かノースリーブを着ていなければならない。いずれも防寒という庶民的な必要性に対処する必要のない暮らしの方々がご利用になる代物である。故に、寒くて困っている私がそれを身に付けるわけにはどうにもいかない。
さて、何ゆえ手袋が嫌いかといえば、理由は簡単。
ウール手袋= 持っている物の感触が判らない。持っているものを取り落としそうになって不安。毛玉が厭。
レザー手袋= フィットしないので動いてもぞもぞする。指輪をどうしていいか判らない。
帯に短しなんとやら、である。
フェティッシャーにとっては、手元と足元は外せないところである。今そこで頷いている貴方、そうでしょう?
靴はその縫製とフォルムのみならず、靴底のメンテと磨きの手入れが最重要。手元は短く切り揃えた爪に、傷やムラ、剥げが決してないように常に爪紅は丁寧に。そして指輪をし、時計をはめる。
これがフェティッシャーとしての私の習慣であった。
今年から、これに手袋が加わることになった。フェチアイテムとしては、ウールを選択する訳にはゆかない。あくまでもレザーである。きらきら光沢があるのは気恥ずかしく、スエードのしっとり加減と手首のふわふわ、そして若干長めのシックな丈とを良しとして購入を決心した。心が決まるまでおよそ30分ばかりあれこれと試着を繰り返しつつ右往左往して、まるで挙動不審だったことは反省しきりであるが、きっと眉間に皺を寄せて真剣に選んでいる姿には店員も声を掛けられまい。
世の中の人々は、重量感のある指輪をしているとき、手袋をどのようにするのだろうか。
私は、指輪を他所で外してしまうと失くしてしまいそうで怖くて、手を洗う折でも外せない。ましてや手袋をはめたり脱いだりするのは室内で落ち着いて椅子に座った状態などではなく、屋外で立ちっぱなしか歩きながらだ。そんな状態で指輪を外して、うっかり落として側溝になぞはまってしまったら泣くに泣けない。故に私は手袋をするときにも指輪をしたままになる。ならばいっそ指輪をしない、という解決法は存在しない。手袋を脱いだときに淋しくて心許ないからだ。
帰り道での手袋は、左手の人差し指と薬指が不自然な指輪の形をトレースしていた。
誰か、素敵な手元の彩り方を私に教えてはくれまいか。
この冬を越すために。
ってことで、カシミアの手袋はどうでしょう?なんて言ってみる。ウールよりは薄手ですよ。
手袋といえば、愛用していたのは毛糸のミトン…でありました…笑。
そして、この写真のような高尚な手袋にはまだ手がつけられないのでございます。
さらに、もっと手がつけられないのが、あの毛皮かなんかでできている筒状の手袋…。あれです。おなかの位置あたりで手を入れられるやつです。でも、これ、ちょっとした憧れです。
…って、手の美しさは象徴できませんが。
実はわし、今年が「リング元年」なので、あんまり考えてませんでした。手洗う時は外すけどね。オトコの手袋は多少余裕があるから、リングしたままでも問題ないし。
手袋の上からリングはめるってのは?(笑)
カシミアねぇ。。とかく、「毛が編まれているもの」<「皮」
なんですよ。趣味趣向が(苦笑)
スエードにしたらね、伸縮性がいまひとつで、なんか微妙にユルい感じがして、気になってたまらない。
・・失敗したのかな・・?
>DROP さま
おひさでございます。
仰っているブツは一応判ります。正式名称なんでしょうね、アレw
昨日は、レザーのロンググローブにまたもクギヅケでした。焦らなくてもそうそう売れるものじゃないし、放ってきたけど。
脱ぎ着(?)が面倒かどうか、っていうのが今回の悩みどころ。
・・年は重ねても、身だしなみには悩み多き乙女、なのかなぁ?w
>わし さま
めりーくりすまーす。
寒いですか?って、無粋なこと(いじめともいう)は聞かないことにしましょう。
(※敢えて聞くことを拒否する姿勢もある種いじめに相当しうるが)
勿論考えましたよ、手袋の上から指輪。
だけどね、指輪がどれも細いうえに、それぞれの指サイズが1号ずつしか差がないから、使いまわせる代物は手元になかった・・。
リングって、値段と関係なく失くすと相当凹むから、気をつけてくださいね。特に酔っ払い時には。