また来たぞ、月曜日

日付けが変わる前に眠ったお陰か、
今朝は寝覚めが軽かった。
冷え込みを感じながら目覚めたのは、
起床時間の約一時間前。

テレビをつけて、エアコンタイマーをセットして
二度寝に入った。
夢現感に浮かんでいるうちに何か変化があったのだろう。
目覚まし時計がなった時には、
起きなきゃならない気持ちに引き摺られるように身は縮こまり、
軽い緊張感が不安感を呼んでいた。

朝の時間はやはりどんどん過ぎて行き、
押し流されるように家を出た。
隣家から湯気が機関車のように力強く吐き出されていた。
小さな白い息が、みんな駅へと吸い込まれて行った。