な~んにもない

もう、わけわからんわ。

語らざれば、憂いなきに似たり

2023-04-27 08:05:35 | 日記
大きな川が流れる土手に腰を下ろす

草をむしって風向きを確認してみたりした後、薄い月浮かぶ空を見上げる

呼吸の仕方を思い出すための様な深呼吸をしている



目の前の景色の一つ一つに名前すらなかった太古

自然なんてものはなく、すべては混然一体という意味で一つであった。

数奇な生き物が自分勝手な空間を作るようになってから、手つかずの空間に名前を付けただけ



自由だとか、優しさだとか、バランスだとか

人間の知恵の色が付けられなかった時代

世界は奔放そのものであって、傍観者はいなかった



この星から奪うだけ奪い取った物で豊かさを享受し

この星から与えられた物への尊厳は、消費と生産と言う爆音にかき消されている。

この欲望が、既に月へ着陸しているって聞いた。



それでもこの星は何も語らない。

いや、人間に聞こえない周波数で語られているのに、気付けないだけなのか。

だとしたら生き物であることを忘れて、返すのを惜しむ人が増えるのも頷けるのだが。



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バランス崩して転んじゃった

2023-04-24 19:36:14 | 日記
今年に入って初めて少し大きく体調を崩した。

夕暮れ頃に扁桃腺の晴れと、眠っていた腰痛が起き始め出したのを感じていた。

それが、食事の時には飲み込む時にはっきりと違和感があり、腰痛も久しぶりと顔を出した。



春の陽射しにばかり気が向いていて、強い風による冷え込みを軽く見ていた。

熱燗であたたまり気分は良かったが、翌朝には天井を見ながら反省会が始まっていた。

仕事での大きな山場を傷を負いながらでもなんとか一つ越えて、次の山場まで間があると感じ始めていて気が抜けていたのかと。




違和感に苛まれながら、夢と現を彷徨っていた意識がはっきりとしたのは8時過ぎだった。

家人たちに掛ける気苦労を考えると、独り田舎のタイミングで良かったと感じていた。

友人に声を掛けようかとも考えたけれど、ゴールデンウィークでもいいかと考え直していて良かったとも思った。




上手くいかない事ばかりが続くけれど、その度に明日が沈んで見えたり、少し楽になって明るく見えたりする。

つまらないと感じる感覚はどうしようもないけれど、いいも悪いも、見方という働きによるただの色付けなのかもしれない。

日に一度は無意識という大きな闇に沈んでいく意識と言う小舟は、やがて・・・まだ浮上する。

我こそは!とでかい顔をしているけど、どこか噓臭いとこが憎めない。
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私と言う雑味

2023-04-22 13:15:15 | 日記
自治会の総会日を間違えていた。

区長さんと出合い、来週だと知った。

公民館へと向かっていた身を墓跡地に変更した。



森の中のこの空間にある重みはなんだろう。

5年前まで墓石が並べられていた上空だけポカンと空が見える。

便宜上の墓地にはない空気感は、情報として発信できない物の一つだろう。



幼少期には、まだ土葬が行われていた場所も草が少ない。

ここには、血を分けていただいた方々が眠っている。

その想いのせいかもしれない。



が、私自身の証明は、もう既にシステムに尋ねなければならなくなっている。

賢さから生まれたバカさ加減にあちこちで慣らされて行く。

キョロキョロしながら、このまま赤道や子午線の様に、
無いんだけれど或る存在になって行くんだろうか。



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本当か借り物か嘘か

2023-04-18 08:21:04 | 日記
都会でもツツジが盛りを迎えている。

カレンダーを見ると四月中旬

田舎じゃ蛙が鳴きだしている。



「今年は何かと早いね」

「異常気象?温暖化のせい?」

「また、異常なほど景気も良くなってもらいたいね」




本当の時を刻んでいるのは何なのだろう。

頭の中が更新しない情報でこびり付いている

肉体の変化に脳みそが付いていけない



霞み晴れの春空

一陣の風に撫でられる快感

そこに黄砂の憂いはない
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息継ぎ

2023-04-06 08:34:55 | 日記
サラサラと宙を流れている。

路上で渦巻き踊っている。

樹々に別れを告げて、流れに任せて思い思いの姿に。



一次産業は地下を流れ

二次産業は地を這って

三次産業ばかりが花盛り



行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらずと言う。

私に流れている宗教観・倫理観・死生観も流れ、舞い、とある姿となっている。

変わらないなんて思っているのは、頭ごなしにコントロールしたがる脳の癖。



芝桜やツツジの季節が近い。

ウグイスやホトトギスも、もっと上手に鳴くようになっていく。

都会の片隅で頭を抱えてひとしきり地を睨んだなら、上を向いてまた歩くだけ。
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